ツアートップのドライバー平均飛距離321.70ヤードを武器に、ルーキーの今季はすでに2勝を
マークしている河本力プロ。そして「飛んで曲がらない大型選手の出現」と言われ アマ時代に
プロの世界で2勝している蝉川泰果プロなど、飛距離のある若い選手が注目されています。
蝉川プロは「日本オープン」でドライビングディスタンスは309.125ヤードで2位、フェア
ウェイキープ率は73.214%で4位と、文字通り飛んで曲がらないドライバーで優勝しています。
<河本力プロ>
二人を評して「ジャンボ尾崎と青木功の到来か?」なんて言うゴルフファンもいます(苦笑)。
はやり、プロの世界は特に 飛距離のある選手は魅力も醍醐味も増し、見ごたえがあります。
近年の男子ツアーにも若く力強い選手が出て来て、実際に観に行きたくなる昨今ですよネ。
飛距離と言えば 6・7日も触れました。「アジアパシフィック女子アマ選手権」では2位に
終わり、優勝は出来ませんでしたが、飛ぶことでも有名で「全米女子アマ」を制した馬場
咲希さんも驚いたタイ国のナタクリッタ・ボンタベーラプ選手(20)も、注目されています。
<ナタクリッタ選手の大会などへの英字登録名は Natthakritta Vongtaveelapです>
一般的にもタイ人の名前は皆 長く、ニックネームで呼ばれますが、彼女は300ヤードの
飛距離を持って『SIM 300(シム)』と付けられており、ここでもシムと呼びますネ。
タイ女子の飛ばし屋・シム選手と予選で同組になった馬場咲希さんが、ドライバーで30~50
ヤード置いて行かれたといいますからネ。女子プロでも当たって300ヤード飛んだという事は、
よく聞きますが、シム選手は普通に300ヤードぐらい飛ぶ異次元の飛ばし屋だと聞きます。
同選手権の15番ホールではこんなことが有ったとメディアが報じていました。354ヤードの
パー4で、シム選手は珍しくドライバーを右に押し出してしまったそうです。右サイドは広く
OBの心配はなかったのですが、シム選手のボールが見当たらないと探していました。すると
どうやらカート道で跳ねたらしく、ボールはグリーンの60ヤード奥まで転がっていたそうです。
<とてもアマチュアとは思えないシム選手>
カート道という高速道路を利用したとは言え、パー4をティーショットでグリーンを遥かに
オーバーする400ヤード超えのショットは、男子ツアーでも中々見られるものではない、と。
米国女子ツアーの飛ばし屋をも席巻すると思われるポテンシャルを秘めている選手の出現ですヨ。
河本力・蝉川泰果プロ同様、タイ国でも大変な選手が出て来ました。 明日に続きます。
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