日米女子ツアー共催試合となった「TOTOジャパンクラシック」は、1打差の単独2位から出た
ジェンマ・ドライバーグ選手(29歳 スコットランド)が「65」を記録し、通算20アンダーで
米国ツアー初優勝を飾って終了しました。 ジェンマ選手が今までベストテンに入ったのは
三回だけとは意外でした。あの落ち着き払ったプレーは、そのようには見えませんでしたねぇ~
<ジェンマ・ドライバーグ選手が初優勝>
日米ツアー(43人・35人)で合計78選手が出場しましたが、トップ5タイに入った7人の内、
米国勢からジェンマ選手の他にはリン・グラント選手(23歳 スウェーデン)の3位だけでした。
日本選手の地の利が活きたのか? 日本全体のレベルが上がっているのか? どちらでしょう?
米国ツアーを戦場としている日本選手では、古江彩佳プロが12アンダー 5位タイと
踏ん張りましたが、畑岡奈紗プロ(6アンダー 28位タイ)、笹生優花プロ(1アンダー
51位タイ)、渋野日向子プロ(1オーバー 64位タイ)と振るいませんでしたネ。
<渋野プロも力を発揮できず>
タイ人勢(7人)での最高位は、来日時に世界ランク1位になった19歳のアッタヤ選手と
パジャレー・アナナルカルン選手(23歳 米国1勝)の通算10アンダーで10位タイでした。
アッタヤ・ティティクル選手は、世界ランク1位になったことで、優勝に絡まなくとも
テレビ放映では、たびたび紹介されていました。日本のゴルフファンにも少しは知られた
でしょう。 世界ランキング1位として、何とかベストテンに入り、面目躍如でした。
<アッタヤ・ティティクル選手>
そして、もう一人残念だったのが、昨日 触れたタイ国の飛ばし屋・シムことナタクリッタ・
ボンタベーラプ選手(20)です。パタヤで行なわれていた「アジアパシフィック女子アマ
チュアゴルフ選手権」で三日目にトップに躍り出ましたが、台湾のティンスアン選手に
2打差で逆転されてしまい2位に終わりました。昨年も2位でしたので、リベンジできず
<ナタクリッタ選手>
悔しかったでしょう。プロゴルファーに転向することを決めており、今月には米国ツアーの
予選会の二次ステージが待っています。アマとして最終の美を飾りたかったでしょうネ。
日本勢では「日本ジュニア」覇者の荒木優奈さん(日章学園高校二年生)が、最終日に
「69」をマークして日本勢最上位となるトータル7アンダー・3位タイに入りました。
ディフェンディングチャンピオンの橋本美月さんは、9位タイで終わりました。
<各国代表として中央に並んで、身長が同じの馬場咲希さんとナタクリッタ選手>
全米女子アマチャンピオンとなった馬場咲希さん(代々木高校二年生)は最終日「66」で廻り、
25位タイから6位タイに順位を上げました。彼女もチャンピオンとして面目躍如でしたネ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます