日本からタイへ進出している企業が約4,000社以上もあり、個人事業や準備を 進めている会社を
含むと、7,000社になるといいますから、日系企業で 存在しない業種を 探すのが大変なくらいです。
ですので、どんな業種が進出してきても驚きませんが、“クリーニング店の喜久屋” が
進出して、そのサービスが 今までのタイにないモノとなって、タイの人達を 驚かせそうです。

タイにはクリーニング店が、全国で5,000店舗以上あると言われていますが、タイのクリーニング店は、
規模が大きいものは余りなく、ほとんどが個人経営です。 日本では預かった衣類にタグを 取り付け
伝票を 作成するといった流れが当たり前ですが、タイの店は自己流でマニュアルなど一切ありません。
「5枚預けたら4枚しか戻ってこなかった」 なんてことも ・・・ 私も何度か経験済みです (苦笑)。
また 家庭用の洗濯機で洗い 家庭用のアイロンで、シワを 伸ばす程度の物がほとんどでしょう。
しかも、クリーニングの料金は、「重さ」 で決まるというシステムが多いですから、ワイシャツでも
ティーシャツ・下着でも、値段と関係するのは 「重さ」 なんですネ。

そんな所へ、タイで8店舗を 展開していたクリーニング店 「白屋」 の事業を 引き継ぎ、現地法人化
したのが喜久屋さん。 店名も 現在は、喜久屋に統一され、今後も店舗拡大を 鋭意 進行中です。
そして、日本とは全く違うクリーニング事情の中、日本流の丁寧で細かい作業や接客で、拡大する
富裕層や中間層の需要を 取り込み、ニューリッチ層を 狙うと言います。 これは面白そうですよネ。
今やタイへの進出企業は、ハードの勝負だけでなく、ソフトや新サービスの時代となりました!

「お客様には笑顔で挨拶を 」 と、タイ人の店舗スタッフに日本式の接客サービスを 行なっていますが、
ここは 「微笑みの国・タイ」。 教育さえ浸透すれば、日本式接客サービスも、さまになるでしょう (笑)。
ここ10年で、個人所得が倍近くになるなど、経済成長著しいタイです。 経済成長が進み、
豊かになると、おしゃれ を 初め “綺麗” という言葉に拘るようになりますよネ。

そう、クリーニングの利用も富裕層から中間層に広がりつつあり、比較的 高額な欧米日のブランド
衣料のスーツやジャケットなど、タイも 購入後のクリーニングや修繕の需要が高まりつつ時代です。
確かに 海外旅行やおしゃれを 楽しむため、コートなどまでの衣料を 持つ人が増えていますよねぇ~
では、喜久屋は どんな日本式のクリーニング サービスを 行なうんでしょう。
長くなりますので、明日に続きます ・・・


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます