いやぁ~ 残念! シムことナタクリッタ選手、首位から出た最終日は「71」と伸びず、
米国ツアー 初出場での初優勝は叶いませんでしたねぇ~ 1打差の2位に終わりました。
アタヤ・ティティクル選手は「68」で廻り、通算20アンダーの3位に甘んじました。
<それでも二人は よくやりました、アタヤ選手が励ましているみたい>
優勝を横取りした? のは、首位と6打差の4位から出たリリア・ヴ 選手(25歳 米国)でした。
5連続を含む8バーディ、ノーボギーの「64」をマークして通算22アンダーとし、大逆転で
ツアー初優勝を飾りました。21年に下部のエプソンツアーで3勝を挙げて賞金ランク
1位となり、レギュラーツアーに昇格を果たし、昨年の賞金ランクは30位の選手です。
<初優勝のリリア・ヴ 選手>
三日目3位で終わり、最終日のラウンドは二人の20歳とプレーしたセリーヌ・ブティエ選手は、
「70」で17アンダーの4位で終了しました。ブティエ選手は、フランス生まれですが、両親が
タイ人ということで、最終組の誰が勝利しても、タイ国では大きな話題になったんですがねぇ~
それにしても、重ね重ねナタクリッタ選手は残念でしたネ。昨年10月だったかな? アマ
チュアとして最後に出場した「アジア女子アマ」では2位に入り、翌月の11月にプロに
転向して以来、ずぅ~っと、好調を保ち続けていただけに、本人も相当 悔しいでしょう。
振り返って見ると、12月の米国ツアーの予選会は28位に入り、今季のタイLPGAの試合では
2戦2勝していました。そして、この「ホンダ LPGA タイランド2023」の予選会でも勝ち、
絶好調な勢いそのままに、タイ人の大歓声を受けながら初優勝に邁進していましたからネ。
ここまで来るまでも大変なことなんですが、大きなチャンス到来となると、しかも大試合では
経験不足からか? 最後の詰めで実力を発揮できなくなるのかも知れません。 今大会では、
67-65-64と60台で廻っていましたが、最終日は「71」でした。12月に挑戦した米国ツアーの
予選会でも、最終日に多くの試合に出場できる見込みの20位以内につけていましたが、最終
18番で痛恨のトリプルボギーを叩き、最終的には28位でした。 ちょっと考え過ぎかなぁ~
28位で出場権を獲得しましたが 全試合とはいかず、出場枠が増える3月末からの米国での試合も
ウェイティングでのエントリーとなっています。でも 年内には1勝はできるでしょうけどねぇ~
今大会の「ホンダLPGA」の2位で157,780米ドル(約2,146万円 = 約552万バーツ)を
ゲットしましたが、予選会で勝っての出場のため、スポンサー招待枠となり、CMEグローブ
ランキングへのカウントはされないようですので、早く米国で1勝することを見守りましょう。
恵まれた体力、素晴らしいスウィング・・・文句のつけようがなく、男子ツアーでもやっていけそうなレベルです。
他の選手と使用クラブが3つくらい違うので、他の選手が可哀想に見える程です。
タイには、アリヤ・ジュタヌガンという最高の選手がいましたが、シム選手は、既にアリヤを超えていると言っても過言ではないでしょう。
アリヤ選手は「剛」のスウィングですが、シム選手は「剛と柔」の両方を兼ね備えています。
末恐ろしいというのはシム選手のためにあるような言葉です。
まだ20歳ですから・・・今後、世界ランキングトップに立つ日も近いでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=O72fsWZI6ps
ホント、大変な選手が出て来ましたねぇ~
しばらくは、タイ国でアタヤ・シム時代が続くでしょう。
ここに、米国ツアーにおいて、誰か日本選手も加わって欲しいところです。