いやぁ~ 驚きました。最終日、20歳のシム選手とアタヤ選手がトップと2位に並ぶとは!
タイ側から観ていると、これこそ マンガストーリーですよねぇ~ さすがに 普段 ゴルフ
ニュースなど流さないタイ文字新聞も含め、大きく取り上げておりメディアも大騒ぎです。
2002年11月8日生まれのナタクリッタ選手が、単独首位から出て1イーグル、6バーディと、
彼女のベスト スコア「64」を叩き出し、通算20アンダーで首位を守りました。 しかし、
<シムことナタクリッタ選手(右)とプレーするアタヤ選手>
2002年2月20日生まれで誕生日を迎えたばかりで、世界ランク4位のアタヤ選手も
9バーディ、1ボギーの「64」を叩き出し、15位から一気に2位に浮上しました。
ナタクリッタ選手が、ツアー初優勝に王手をかければ、幼少時代から競ってきた、という
アタヤ選手が待ったをかけようとしています。「二人は親友」なってメディアは言いますが、
<幼少時代から戦っていたようです>
大変な20歳同士のぶつかり合いとなり、その差は4打差です。 でも首位と5打差で
3位の、今日 一緒にラウンドするセリーヌ・ブティエ選手(29歳 仏国)も控えています。
仏国生まれですが、ブティエ選手も両親をタイ人に持つ選手でタイ人三人とのプレーです。
<米国ツアーで1勝しているセリーヌ・ブティエ選手>
近年、日本の20歳前後の女子プロも素晴らしい活躍を国内外で見せてくれていますが、
タイ人勢も負けてはいませんねぇ~ いくら地元の利を活かしているは言え、この大会には
世界ランク10位のうち9人が出場しているトーナメントですからネ。日本国内のツアーとは
レベルが違います。 二人のうち、どちらが優勝できなくとも、世界にタイ国のゴルフと
タイ人女子の成長と力強さを知らしめています。タイのゴルフ関係者も大喜びでしょう。
処で 初日トップに立ったブンチャント選手は「74」を叩いてしまい、8アンダーの27位
タイに後退。ファトラム選手は「70」で廻り、11アンダーで11位タイをキープしています。
日本勢の最上位は、8位から出て2バーディ、1ボギーの「71」で10アンダーとした15位の
笹生優花プロでした。 上位が8・9アンダーで廻るバーディ合戦を展開していますから
1アンダーあたりでは順位をドーンと下げてしまいます。昨日は、ようやく渋野日向子プロが、
調子を上げて「66」で廻り、50位から20位に浮上しています。畑岡奈紗プロとアマチュアの
馬場咲希さんも通算9アンダーで並んで20位。 馬場さんは今日、渋野・笹生プロとプレーです。
さて 優勝は三人のタイ人系が奪うのか、6打差4位につけているスウェーデン勢が巻き
返すのか、世界ランキング 1位のリディア・コー選手(ニュージーランド)と同2位の
ネリー・コルダ選手(米国)も13アンダーの7位におり、不気味な存在です。さぁ~ どなるか!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます