ジャズ・ジェーンワタナノンド選手が なぜマークセン選手ら タイの選手ではなく、日本の
石川遼プロに憧れを持ったのか、誰でも意外に思うでしょう ・・・ 昨日からの続きです。
“ジャズ” と登録していますが、それははニックネームで、本名はアティウィット・
ジェーンワタナノンド 23歳。石川遼プロに憧れを持ったのは、15歳で「マンシング
<優勝した15歳の時の石川遼プロ>
ウェア オープンKSBカップ」を制して一躍 時の人となったことと、自分がプロ宣言して
プロに転向した年齢と同じだったからでしょう。自分もそうなりたいとダブらせました。
当時 それほどタイでも大きな話題となったのかな。それから ずぅ~っと、遼プロを目標としてきました。
その遼プロは「SMBC シンガポールオープン」では、一時上位争いに加わりましたが、最終日にスコアを
崩し47位タイに終わっています。いつか遼プロと日本の決勝ラウンドで一緒に戦うことが夢のようです。
そして もう一つの大きな夢、20年の東京オリンピックへの出場も すぐ そばにやって来ています。
ゴルフ競技の定員は、男女ともに 各国60人までと決まっていますが、出場資格を得るには、
<ジャズ選手も狙っています>
ランキングの順位により、国別の枠で選出されます。世界ランキングで15位までに入っている
選手ならば、一カ国4名の出場が可能ですが、16位以下の選手ならば一カ国2名までとなります。
16年のリオ五輪では、キラデク・アフィバーンラト(5位)、トンチャイ・ジェイディ選手(15位)が
出場、日本は池田勇太(21位)、片山晋呉プロ(54位)で、日本勢は振るいませんでしたネ。
東京五輪は、20年6月末くらいの時点で、世界ランキングを基に決定されるので、戦いの勝負は
あと約1年半です。 すでに争いは始まっているんですネ。ジャズ選手の昨年末の世界ランクでは
111位で、キラデク・アフィバーンラト選手38位に次いで、タイの男子選手では2番手でした。
<リオ五輪ではキラデク、トンチャイ選手が出場>
ですが、今回の優勝で74位と、ランクを上げています。3番手のプーム・サクサンシン選手が138位
ですから大きく水をあけました。ちなみに日本選手は松山英樹33位、小平智50位の二人が先頭に
立っています。 まだわかりませんけどねぇ~ 日タイのどの選手になるのか、今から気になります。
ジャズ選手が昨年、アジアンツアーで2勝して台頭してきた要因は、ピート・コーウェン氏から
パットの手ほどきをお願いしてからと聞きます。コーウェン氏と言えば、欧州ツアーではコーチの
<松山プロも教えを乞うようです>
第一人者で、松山英樹プロらにもアドバイスするほどのレッスンプロだそうですヨ。 確かに
「SMBC シンガポールオープン」でパッティングが良くなければ18アンダーなんて出せませんよネ。
その「SMBCシンガポールオープン」は7月の「全英オープン」の予選会も兼ねており、上位
4名に出場権が付与されることになっています。ジャズ選手も大舞台の経験を積んでいけます。
<昨年は4位で出場、今年は優勝して出場です>
今季と来季のジャズ・ジェーンワタナノンド選手、とても楽しみですが、
日本選手にとっては、新たな強敵が、また一人現れました!
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