つい先日、知人のタイ人C君と都内某所で食事を共にしました、会うのは半年ぶりです。
普通 タイ人が日本で日本人に逢う際、タイ独特のワイ(合掌)をしながらの挨拶を余りしません。
が、彼はシッカリと私に丁寧なワイをしながら “サワディークラップ” と挨拶してました。(嬉)
ワイは、ただ 手を合わせればいい、と云うものではありません。ワイの手の形は蓮の花のつぼみを
イメージしていますので、手と手は完全に密着せず 中央をふんわりと少し膨らませるのがコツです。
蓮をイメージするなんて、いかにも敬虔な仏教国・タイらしい合掌の挨拶ですよネ・・・
< タイ航空のHPから >
両手が、ス~っと胸の前に吸い込まれるように合わさり、肘も自然と脇腹に密着して 特に女性が、
膝をくっつけて姿勢を少し低くするワイの作法は、ホント 感じ良く品もあって美しいですよねぇ~
好感が持ててとても素敵です、ワタシも大好きです。
このタイの合掌の仕方については、家庭でも学校でもシッカリ時間を掛けて教育するようで、ただ挨拶にも
歳の上下で違いがあったり、下の者からする、お願いしする者が先にする・・・ 等々 色々あるようです。
挨拶・感謝・祈念によっても違うと聞いたことがあります、そう云えば 相手の身分や階級によって手の
高さや背を屈めたり、跪いたりしています。国王に対してなんかは、跪いて左膝の上で拝礼しています。
また 僧侶や仏陀の仏像には頭を床につけて合掌をしています、僧侶は合掌されても しませんしネ。
合掌は、相手を敬愛する仏教的見地から来ているようですが、仕方・種類など詳細は分かりません、
どなたか詳しい方がいらしたらご教示下さいませ。
日本だって、お辞儀の挨拶にも色々ありますモンね、
処で、来日したオバマ大統領が天皇・皇后両陛下と面会した際の 「お辞儀」 の仕方が、米国で物議を
醸し出していましたネ、大統領が握手をしながら頭を深く下げた姿に 「謝罪外交のようだ」 と非難の声が
上がっていました・・・ いかにもアメリカらしいですよネ。
< 読売のHPから >
対照的に、敗戦国となった後マッカーサー司令官が昭和天皇と初めて撮った写真が思い出されます、
ゆったりと腰に手を当てノーネクタイのマッカーサーとモーニング姿で直立不動の昭和天皇の記念写真は、
日本の国民に 改めて敗戦を実感させるもので、日本中の人々に衝撃を与えた、と聞き及んでいます。
< 歴史館のHPから >
オバマ大統領の挨拶について、日本人や日本通の外国人からは、「前もって日本のお辞儀の習慣・
仕方を勉強し 深々と頭を下げての拝謁は、両陛下に対し敬意を示している」 と高く評価されています。
本当は、お辞儀だけをするつもりだったのが、陛下が握手を求めて来たもんですから、お辞儀と握手が
一緒になり背も高いんで、ちょっと変な形になったんでしょう、でもオバナ大統領の人柄を感じますよネ。
英語でお辞儀を表す動詞 「bow」 には、屈服すると云う意味があるそうですから、まったく その国の
言葉・風習・文化を知らないで真似事だけでは、とんでもない誤解を生じさせます。
< タイ航空のHPから >
タイの合掌ワイも、よく学習してからやらないとネ・・・
とんでも無いことになりかねませんヨ。
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失礼の以前の問題としてご自分が恥ずかしい格好であることを忘れないでほしいですね。
しかもワイシャツが下着って、英国の昔の事でしょ。
そんなのを後生大事に守る必要はないと思ってます。
40代の私は辛うじて知識としてそれくらいを知っている程度だから、
若い人なんか知らないだろうし、気にする必要もないと思う。
私だってワイシャツは下着とか洋服は日本の正装でネクタイをしないと失礼だ
なんて教育は受けてきていない。
国歌や国旗と同様、曖昧な扱いだった。
ネクタイなんて無用の長物、無くなればいい・・・と言うか、
未来 数十年後には無くなっているだろう・・・歴史の教科書に出てくるくらい?! (^^)
昭和40年代初めぐらいまで英国の風潮が残っていましたが、それ以降米国IBファッションから近年は米国棄民文化の蔓延で、街中が薄汚れていると感じました。
基本的なことを知らずに、奇を衒った改革や改善には
無理があり観ていてとても疲れます。
ネクタイは剣の象徴と伺ったことがあります。ビジネスの社会は真剣勝負、ネクタイをきちっと締めこなす方には
清清しさを感じます。
タイの挨拶の仕方で伺いました。
蓮の花のつぼみを連想して、手を合わせます。
有り難う御座いました。
感 謝
これからも宜しくお願いします。