タイでゴルフ友達になりましょ。

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麻薬所持は、タイだって重罪です!

2009年11月08日 | タイの番外編
 また アジアに住む日本人として、厭なニュースが流れました。

 先月末に、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、30歳代の日本人女性が覚せい剤約4.7キロを
同国に持ち込もうとして、薬物所持容疑で税関当局に拘束されました。その女性は一人でアラブ首長国
連邦のドバイからクアラルンプールに入りましたが、覚せい剤は女の荷物から見つかったようです。

 末端価格は日本円の約3,200万円相当にのぼるとの事。協力者がいるのでは、と取り調べ中です。
まったく もう 30歳代の女性がバカなことをしたモンです。タイもそうですが、マレー・シンガポールでは
薬物犯罪に対する刑が非常に重く、こんな額を持ち込めば 外国人だって判決は死刑でしょう。

 彼女は、ここ半年間で数回、マレーシアに出入国した記録が残っており、今回もクアラルンプールの入国
審査を簡単に通れると判断したのでしょうが、10月29日から11月1日は 「マレーシア税関の特別検査
期間」 だったらしいですネ…  こういう場合に “不運だった” なんて言葉を使ってはいけませんが・・・

「たまたま所持していた」 なんてモンでは無く、三つのスーツケースのうちの1個、ないし2個の底の
部分に覚せい剤が隠せるよう改造し、4.7Kgもの覚せい剤を入れていたそうで、完全に計画的です。
係官がスーツケース3個は一人旅にしては多すぎると判断して、開被検査したところ、ケースの底に
あった覚せい剤が見つかったとの事です。

 マレーシアも、特に麻薬事犯に対する刑事罰が厳しいことで知られ、麻薬犯罪には容赦しません! 
ADカードにも記載されているんですヨ・・・ ごく微量であっても麻薬所持の現行犯は、最高刑が死刑
(大麻=200g以上、ヘロインや覚せい剤など=15g以上)と!  今回のような密売目的所持は
死刑(絞首刑)以外に法定刑がないでしょう。  今更 後悔しても、遅いんですが・・・

運び屋の間でもマレーシア経由の輸送は、余程のことがない限り回避するのが常識らしいですからネ、
そこまでリスクを犯して、彼女がマレーシア経由での輸送を選択したのは、裏に男か、大きな犯罪組織が
見え隠れしますよネ。これまでマレーシアで日本人が運び屋容疑で逮捕されたのは初めてだそうです。

 このまま死刑が確定、執行されれば、1957年(52年前)のマレーシア独立以来、初めて日本人が現地で
死刑執行を受けることになります。  まだ若いのにホント 馬鹿なことをしたモンです!

 これも、日本の麻薬関連の刑罰の甘さが、日本人が係わる大きな要因でしょうネ、彼女も死刑なんて
考えてもいないでしょう。今 日本で騒がしている芸能人の求刑と比較しても、雲泥の差がありますモンね。
これでは後を絶ちませんし、そりぁ~ 外国人組織が日本へやって来ますヨ。
 それでは、タイやアジアの国々は どうなんでしょう? 

 長くなりますので明日に続きます。 


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1 コメント

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真実は? (タカ)
2009-11-08 08:53:17
万が一、彼女の裏にいる男が手引きをしていて、荷物が何かも判らず運んでいたとしたら、何故Malaysiaだったかも理解出来そうです。
恋は盲目と云いますから、彼女は彼の仕事を懸命に手伝っていたのかも。
だとしたら死刑は可哀相ではあります。男は捕まらないでしょうから。

もし承知で運んでいたら、死刑は仕方ないですし、今後の日本人の入国審査は世界中で変化があるかもしれませんね。
私も海外はあちこち行きますが、日本人のパスポートは信頼が高いと何時も感じています。せっかく先人の皆さんが築いた信頼ですが、壊れるのは一瞬ですね。残念です。
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