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ついに バンコクの風物詩の一つが消えるって?

2014年10月30日 | タイの名所、名物、料理
  
 新政権が 社会改革の一環として、ビーチリゾートの海岸から屋台、露店を 撤去したのに続き、
バンコクでも屋台規制に乗り出していました。 そして ついにシーロム通りでも、来月1日より
正式に、昼間のシーロム通りにある屋台営業を 禁止すると、バンコク都が発表しています。

 

禁止されるのはシーロム通りのサラデーン交差点 (ルンピニ公園前) からナラーロム交差点 (BTS
チョンノンシー駅近く) までの区間で、午前5 時から午後7 時までは、屋台の営業が禁止となります。 
夜の営業は、午後7 時から午前2 時まではOKとのことです。 

 屋台は、毎日 市民から観光客まで多くの人が利用する、特にシーロムはバンコクの風物詩です。

このシーロム通りには、海産物料理から衣料品まで約900の屋台があるそうですが、昼間は バンコク
市内でも有数のオフィス街です。 ここで昼食を 摂ってた人達は、不便になるでしょうねぇ~ 
でも、確かにあの辺の歩道を 歩くのには、屋台や露店が邪魔で歩きにくい場所ではありましたネ。

 

 今回の規制について、政府は シーロム通りの屋台が歩行者や車の通行を 妨げているからとし、
セントラルワールド近くの屋台も、警察と協力し、歩道上で営業する屋台を 強制撤去しています。

しかし、ビーチリゾートのホアヒン、プーケットなどで、観光客に高額な料金を 請求する
悪徳屋台の閉め出しを 行なっていますので、本当の狙いは 違うところにもあるようです。 

とは言いながら、屋台や路上販売を するタイ人たちにとっては死活問題ですよネ。 独立心旺盛な人や
若い人が小さな資本で始められる屋台は、大きな意味を 持っています。 セブンイレブンなどのCP
グループを 率いるタニン会長など、経済界を リードする人は、屋台から財を 成した人が多いんです。

 
<タニン会長も…>

 移転を 余儀なくされる、その屋台で生計を 立てている経営者からは、反対や不満の声が続出です。

* 夜はいいが、昼はダメという理屈は理解できない。
* 交通の妨げになるならば、出店できるスペースを 確保できる道路を 整備すればいい。
* 歩行者に迷惑を かけないよう努力してきた。 
* 悪いのはルールを 守らない一部の新参者だ。 
* 役所が用意した移転先は、人も少なく、我々に墓場へ行けというのか。

 

と怒りを あらわにしています。 新たな場所を 準備されても、売上が立つかどうかの保証もなく、
店主にとっては、まさに地獄へ行けと言われているようだと、これには市民も同情的ですねぇ~

 しかし 真の狙いは、屋台出店に絡む場所代の徴収といった利権構造へメスを 入れることに ・・・
通常 屋台営業は禁止されており、出店者らは、毎月500バーツの罰金を 役所に払っているとか。

 

出店場所は早い者勝ちが普通ですが、それを 斡旋するグループがおり、一部の屋台では月7千から
8千バーツで貸しているといいます。 この規制強化で、場所を 奪われる屋台には同情しますが、
この無法地帯を 規制するのも理解できますよネ。 なかなか 難しい問題です。  




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
変貌してますね (タカ)
2014-10-30 11:11:57
屋台が消えるとは大変貌ですね。
どんどんと水を清める作戦が実行されているのでしょう。

確かに不潔で邪魔ではありますが、
旅行者としてはなんとも寂しい事です。
次は何が起きるのでしょうか?
返信する
タカさんへ (nagaichi)
2014-11-01 15:02:12
バンコク市内も、あと5年後では 見ちがえる風景となりますね。
特にプロンポン駅周辺は、どんな街並みになるか、非常に楽しみです!
返信する

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