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日タイ間の受刑者移送条約が批准?

2009年02月10日 | タイの番外編
これは朗報と言っていいでしょう。いや意見の分かれるところかも知れません。

今回、タイのアピシット首相の訪日で麻生首相との会談により懸念となっていた「日タイ間の受刑者移送
条約」について実質的合意に達し、批准されると両国で服役中の受刑者が、其々の国の刑務所で刑期を
務めることになると言うのです。日本に帰れないと思っていたであろう受刑者にとっては嬉しい報告です!

タイ内の外国人受刑者数は2006年時点で約12,500人おり、麻薬犯が半分の6,048人を占めていますが、
国籍別では殆どがミャンマー人の5,913人、日本人は28人との事です。逆に日本で服役中のタイ人受刑者
は法務省調べでは78人いるとのことですが、タイに帰国して自国の刑務所で出所を待つことになります。

本人の希望を聞くそうですが、現在バンクワン終身刑務所(ノンタブリ市)にいる長期囚人8人を含む18人の
日本人受刑者も日本に移送され、日本国内の刑務所で残りの刑期を過ごすことが出来そうです。
この人達の中には、今も無罪を訴えている人も居ると聞きますから尚のこと感慨無量な面持ちでしょう。
外務省は現在行われている通常国会に批准を提案し、早ければ年内帰国が可能のようです。

バンコクで発行されている人気フリーペーパー「ダコDACO」に{南獄手記}と題して“麻薬に手を出すと
どうなるかを身をもって語り” 同編集部と一緒になって、タイに出入るする日本人に麻薬の使用や売買に
注意を呼び掛けている竹澤恒夫氏という人も30年の禁固刑を言い渡されている服役者の一人です。

竹澤氏自身持病もあり、生きて日本へ帰れないと思われていたようですので、どんなに嬉しいことでしょう。
決して罪は消えませんが、家族や友人の面会者が来ない、支持者の差入れも期待できない異国の地での
刑務所暮らしは、さぞ辛いことであるでしょう。現在 終身刑に服している日本人は3人いるようですが、
指折り数えて出所する夢が実現する訳ですからネ・・・ 

日本人服役者の殆どが麻薬関係だそうですヨ。自分が使用しなくともタイの法律では、麻薬を所持している
だけで禁固刑を言い渡されることも多く、これは外国人・未成年者も対象となりますので、空港で見知らぬ
人に渡される荷物は当然のこと、知人から預かった荷物でも十分な注意が必要です。

現在、タイ人の服役中の麻薬犯は、なんと6.4万人にも上っていると聞きます。現実にパンクワン刑務所で
投獄生活を送っている日本人3名も麻薬所持でタイ警察に逮捕され終身禁固刑になったのでょう。
今回の「日タイ間の受刑者移送条約」の批准によって、改めて罪の重大さを認識しなければいけませんネ。




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