最近やたら禁酒を推奨するCMを頻繁に目にすると思いきや・・・ そうか今日は万仏節か(マーカブチャー)
万仏節とはお釈迦さまの弟子が、約束もせず1,250人が前もってインドのウェールワン寺院に集まり
お釈迦さまから入道儀式(髪の毛を剃るなど)を受け、最も高い悟りの境地に達したことを祝う日です。
勿論 今日は小乗仏教に従うタイを含めた近隣諸国は休日となりますが、その年の陰歴3月の満月の日を
万仏節としている為、毎年日にちが異なります。今年は2月9日になる訳ですネ。でもタイって、祭日が
陰歴の仏教絡みが多く、その為毎年休日が変わるのは私らにはどうも馴染めません。また この時期に
なると冒頭のコメントのようにやたら禁酒を推奨するコマーシャルが多く流れます。
このように仏教絡み・選挙・王族関係・・・等々で、年に何度か禁酒を促されますが、当初は違和感を持って
いましたが、最近はワタクシにとっても「良い休肝日」になるもんで、従っちゃってます。(笑)この習慣って、
良いかも。正に “郷に入れば郷に従え” です。 この国の文化ですからネ。批判をしても始まりません。
処で、さすが仏教国タイでも最近は若者の仏教・寺院離れが激しいようです。昨年から始まっている
深刻な不況で失業者も増えつつある昨今、「苦しい時の何とかで」寺院に行ってお願いやらをする機会が
増えているようです。よく街ゆく若者も含めてタイの人を観察していると、どこの小さな神棚を見ては手を
合わせるくらい、仏様に何を祈るやらお願いをしている姿を見かけますが、現況 尚のこと神頼みです。
タイ人が寺院へ行く日は、基本的に自分の誕生日と年に三回ある仏教の祝日(万仏節―陰歴3月、仏誕節
陰暦6月、三宝節―陰暦8月、それぞの満月の日)が多くなるんですが、今は少なくなっているようですヨ。
バンコク在住の約500人を対象に実施したある調査結果では、「寺院に行く回数」で「月に一回」と回答した
人は43%、「気が向いた時」が30%、「3か月に一回」が11%、「6か月に一回」が9%、「年に一回」が
7.1%と言う内容だったそうです。「月に一回」行く人が半分も居ない、由々しき問題と宗教関係者は嘆いて
おられます・・・ でも日本では宗教深くなるご年輩者でも「月に一回」行かないでしょう。
タイは半数近くの人が月一回寺院に行く、って凄い数字だと思いますがネ。これが仏教国たる由縁です。
タイの憲法では信仰の自由を規定していますが、タイ国民のほとんどが仏教徒で(約94.2%)、信心深く、
仏教は国教なのでは、との感さえします。タイ全国の仏教寺院数は約3万3千強あり、僧侶は約25万人いる
と聞き及びます。因みに日本の寺の数は約7万6千あり、お坊さんは約7万3千人いるそうですが、日本の
場合は葬式宗教と呼ばれるくらいビジネス絡みですからネ・・・ 何とも比較ができません。
不景気だ、不況だ、失業だと・・・起きている社会現象が意外とタイの若者の寺院離れや宗教離れに
一躍買うかも知れませんヨ。今日はどこの寺院でも、また 僧侶たちもお忙しいことでしょう。

「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです

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万仏節とはお釈迦さまの弟子が、約束もせず1,250人が前もってインドのウェールワン寺院に集まり
お釈迦さまから入道儀式(髪の毛を剃るなど)を受け、最も高い悟りの境地に達したことを祝う日です。
勿論 今日は小乗仏教に従うタイを含めた近隣諸国は休日となりますが、その年の陰歴3月の満月の日を
万仏節としている為、毎年日にちが異なります。今年は2月9日になる訳ですネ。でもタイって、祭日が
陰歴の仏教絡みが多く、その為毎年休日が変わるのは私らにはどうも馴染めません。また この時期に
なると冒頭のコメントのようにやたら禁酒を推奨するコマーシャルが多く流れます。
このように仏教絡み・選挙・王族関係・・・等々で、年に何度か禁酒を促されますが、当初は違和感を持って
いましたが、最近はワタクシにとっても「良い休肝日」になるもんで、従っちゃってます。(笑)この習慣って、
良いかも。正に “郷に入れば郷に従え” です。 この国の文化ですからネ。批判をしても始まりません。
処で、さすが仏教国タイでも最近は若者の仏教・寺院離れが激しいようです。昨年から始まっている
深刻な不況で失業者も増えつつある昨今、「苦しい時の何とかで」寺院に行ってお願いやらをする機会が
増えているようです。よく街ゆく若者も含めてタイの人を観察していると、どこの小さな神棚を見ては手を
合わせるくらい、仏様に何を祈るやらお願いをしている姿を見かけますが、現況 尚のこと神頼みです。
タイ人が寺院へ行く日は、基本的に自分の誕生日と年に三回ある仏教の祝日(万仏節―陰歴3月、仏誕節
陰暦6月、三宝節―陰暦8月、それぞの満月の日)が多くなるんですが、今は少なくなっているようですヨ。
バンコク在住の約500人を対象に実施したある調査結果では、「寺院に行く回数」で「月に一回」と回答した
人は43%、「気が向いた時」が30%、「3か月に一回」が11%、「6か月に一回」が9%、「年に一回」が
7.1%と言う内容だったそうです。「月に一回」行く人が半分も居ない、由々しき問題と宗教関係者は嘆いて
おられます・・・ でも日本では宗教深くなるご年輩者でも「月に一回」行かないでしょう。
タイは半数近くの人が月一回寺院に行く、って凄い数字だと思いますがネ。これが仏教国たる由縁です。
タイの憲法では信仰の自由を規定していますが、タイ国民のほとんどが仏教徒で(約94.2%)、信心深く、
仏教は国教なのでは、との感さえします。タイ全国の仏教寺院数は約3万3千強あり、僧侶は約25万人いる
と聞き及びます。因みに日本の寺の数は約7万6千あり、お坊さんは約7万3千人いるそうですが、日本の
場合は葬式宗教と呼ばれるくらいビジネス絡みですからネ・・・ 何とも比較ができません。
不景気だ、不況だ、失業だと・・・起きている社会現象が意外とタイの若者の寺院離れや宗教離れに
一躍買うかも知れませんヨ。今日はどこの寺院でも、また 僧侶たちもお忙しいことでしょう。


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