16日が最終日であった国内で行なわれた男女ツアーとも、20歳の若者の躍動が、多くの
ゴルフファンをワクワク ドキドキさせましたネ。とてもエキサイティングなプレーでした。
男子では久常涼プロです。「ZOZOチャンピオンシップ」にて、連覇を狙った松山英樹プロは
通算3アンダーの40位タイと、残念ながら優勝争いには加わることが出来ませんでした。が、
思いもよらず16人の出場選手の中で、松山プロに代わって、久常涼プロが踏ん張りました。
彼はスポンサー推薦6人のうちの一人でしたが、プロ転向したばかりの中島啓太プロ(22)と
共に通算9アンダーの12位タイでフィニッシュしました。残念だったのは通算10アンダーで
迎えた18番でした。ここを最低 パーで乗り越えればトップテンに入ることができましたが、
3メートルの上りのラインをカップに蹴られてボギーとしてしまい、12位タイとなりました。
この一打は大きかったですネ。トップテンに入ると翌週の出場権が与えられ、更にポイントを
加算できるチャンスでした。ポイントを積み重ねれば、シード権の対象となるフェデックス
ポイントを稼ぐことが出来、来季の出場権を得る土台を作れるかも知れませんでした。
しかし、多くの世界のトッププレイヤーがひしめいた中で、中島啓太プロのように海外経験の
ない久常涼プロのプレーぶりは落ち着いていて、貫禄さえ見え隠れしていました。昨年の10月
4日の当ブログで 熱い期待をかけて、彼のことに触れましたが、大きく成長していましたねぇ~
そのブログは ⇒ https://blog.goo.ne.jp/nagaichi_1950/e/627d282f05b5ea5d6f2c30a3b9245b43
そして、もう一人は岩井ツインズの姉の岩井明愛プロです。「富士通レディース」の最終日、
5打差5位から出た彼女は、ボギーなしの65と猛チャージを見せ、古江彩佳プロと並んで
プレーオフを待機していました。が、古江プロのバーディで初優勝には届きませんでした。
10番で首位に並び、15番パー4で第2打を80センチにつけて単独首位に立つ場面もあった
だけに残念でしたねぇ~ 既に2勝を挙げている妹の千怜プロに続き 勝って、史上初の
双子優勝には至らず。 悔しかったでしょうが、2位は自己最高位で自信になったでしょう。
千怜プロは二週連続優勝した後、予選落ちが続きましたが、明愛プロは予選落ち無しで
踏ん張っていました。 来季の出場権が決まるポイント制のメルセデスランキングも
前週の53位から42位に上昇し、来季のシード権獲得(同50位以内)も見えてきました。
岩井明愛プロが出場できる試合は残り4試合。 この調子で次は 是非 勝ってほしいですねぇ~
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