アジアンツアーの第二戦「ロイヤルズカップ 」が、タイ国にて昨日からスタートしています。
会場は、バンコク都から北西に約180kmのところにあり、車で二時間半ほどの距離に位置する
グランプリゴルフクラブ(カンチャナブリー県)です。2013年にオープンしたコースですネ。
タイ国において、二連戦の初戦となる新規大会は当初、20年3月に開催される予定でしたが、
新型コロナウイルスの感染拡大のため延期され、二年越しでの開催となりました。
<グランプリゴルフクラブ>
昨日、タイ国の新規感染者数は2万3,557人と、増え続けている中での開催ですし、
入国規定の条件が緩和される前ですので、海外から来れる選手も少ないんでしょう。
156人の出場者の内、約半数が地元タイ選手勢の参戦です。言うまでもありませんが、日本
ツアーで6勝、シニアツアーでも元賞金王のプラヤド・マークセン選手、日本ツアーでも
1勝し、アジアンツアーの元賞金王であるジャズ・ジェーンワタナノンド選手らも出場です。
日本勢は、いずれも三週間前に行なわれたアジア初戦「サウジインターナショナル」に続き、
二戦連続の出場となる木下稜介・久常涼・関藤直熙プロ、前週の欧州ツアーで6位に入った
川村昌弘プロ、アジアンツアーを主戦場とする水野眞惟智プロがエントリーしています。
「サウジインターナショナル」で8位タイに入った木下稜介プロ、好調を保ち、アジアン
ツアーでも顔馴染みで、旅人ゴルファーの異名が高い川村昌弘プロらに期待がかかります。
<川村昌弘プロ>
その他 際立つ選手は、昨年日本ツアーで2勝を挙げたスコット・ビンセント選手
(アフリカ南部ジンバブエ共和国)、日本ツアー1勝のスンス・ハン選手(韓国系米国籍)、
アジアンツアー10勝の実力者スコット・ヘンド選手(オーストラリア)といった日本
ツアーでも実績のあるメンバーが顔を揃えています。日タイの選手で誰が活躍するかな?
松山・石川プロと同世代の1991年生まれの木下稜介プロは、昨季、国内男子ツアーで2勝を
挙げ、賞金ランキングは3位に入りました。が、「全英オープン」(59位タイ)など二試合に
初めて世界のトップ選手が集まるツアーに出場して、レベルの違いを肌で感じたといいます。
将来は「世界最高峰の米国男子ツアー参戦」や「マスターズ出場」を目標に掲げているだけに
海外ツアーの経験が不可欠と痛感し、今季は、“積極的に海外に挑戦する” と公言しています。
アジアンツアーにも世界の実力者が参戦しますので、アジアにも目を向けてほしいですよネ。
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