ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いており、終わりが 今だに見えません。
ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ
避難しています。日米と欧州各国で、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの経済制裁を
行なっており、ロシア経済に様々な影響が出ているようで、制裁の効果は大きいようです。
ロシアを非難しウクライナを支援する声は、スポーツの世界でも同じでゴルフ界も同様です。
<マーティン・スランバーズ氏(R&A 最高責任者)が発表>
欧州ゴルフの総本山である「R&A(ロイヤル & エンシェント GC オブ セント
アンドリュース)」では、既に3月初め、声明を発表。 “ロシアとベラルーシから
のゴルファーを「全英オープン」や「全英女子オープン」、「全英アマチュア」といった
R&A主催のすべての競技から排除する” と ・・・ IOC(国際オリンピック委員会)と
IGF(インターナショナル・ゴルフ・フェデレーション)も、R&Aに従うようです。
でも振り返って見れば、ゴルフの世界ではロシアとベラルーシの選手って、あまり
聞いたことはありませんよネ、実際 現状では居ません。今後もし、両国の選手から
エントリーがあった場合は、「どんな事情でいかなる場合も拒絶する」といいます。
そしてR&Aは、国際的なランキングやハンディキャップのシステムなども全て見直し、
もしロシアとベラルーシ選手が含まれていたら排除することも決めたようで厳しいです。
個人的に思いますが、選手に罪は無いので可哀そうな気もしますよねぇ~
両国には 余りプロゴルファーは居ないはずですネ。旧ソ連の統治下では「ゴルフは敵国の
スポーツ」と見なされ、禁止されていたそうですから。でもウクライナでは、31年前の
1991年にウクライナが独立してからは、ゴルフをする人たち少しずつ現れ、国内にも
ゴルフ場が創設されていったようです。六年後の1997年には、ウクライナ・ゴルフ連盟
(UGF)が創設され、今では五つほどのゴルフ場があるようです。 ウクライナの
ゴルフの歴史は20年そこそこで、しかも富裕層のスポーツでしょうから当然ですネ。
いずれ、R&AはUGFに対し、“全力でサポートしていきたい” という姿勢のようです。
いつになったらウクライナの青空の下でプレーできるようになるのか、祈るばかりです。
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