先週、15歳37日のTK君(ラチャノン・チャンタナヌワット君)が、優勝した
「トラストゴルフ アジアン ミックスカップ」に続く第二戦、「トラストゴルフ
アジアン ミックス ステーブルフォード チャレンジ」が、前週と同じパタヤにある
サイアムCC ウォーターサイド コースで行なわれています。(4月13日~4月16日)
通常のトーナメントはストロークプレーであり、トータルのストローク数をカウント
しますが、第二戦は、ポイント積み上げの「ステーブルフォード方式」で行なわれます。
ステーブルフォード方式とは、各ホールのスコアをポイントに換算し、獲得したポイントの
多いチーム、ペアを勝者とするスタイルですネ。ポイントは、アルバトロス 8ポイント、
イーグル 5ポイント、バーディ 2ポイント、パー 0ポイント、そしてボギー ー1ポイント、
ダブルボギー以上 ー3ポイントと、スコアによって異なるポイントを積み上げて競います。
従来のストロークプレーでは、最少スコアを得ることが目標であるのに対し、ステーブル
フォードは、最高ポイントを得ることが目標になります。なんでも、このスコア方法は、
英国のフランク・バーニー・ゴートン・ステーブルフォード博士(1870年~1959年)により
発案されたので、「ステーブルフォード方式」と名付けられた、と聞いています。
<アマチュア大会では よく利用されるよう>
1ホールや2ホールだけで極端に悪いスコアが出ると、ゴルファーはそのラウンドを放棄して
しまうことを 抑止するために編み出された方式だそうです。その気持ち よく分かります(苦笑)。
また、ステーブルフォードでは、ポイントを獲得できる見込みが、無くなったらカップインまで
プレーする必要はなく、途中でボールを拾い上げて、次のホールに進むことができます。
よって、プレーのペースを速めることができる、という利点があると言われています。
さて、第二戦も出場者と賞金総額は ほぼ同じですが、前週 優勝したアマチュアのTK君も
推薦で出場します。日本から唯一 出場し72位で終わった川村昌弘プロは出場していません。
<欧州女子ツアーのスポンサーに>
トラストゴルフは、昨年から欧州女子ツアーのスポンサーになっており、今年からアジアン
ツアーのタイトルスポンサーに名乗り出て、今後も「トラストゴルフ アジアンミックス
シリーズ」の名称で欧州女子と混合で展開するとしています。アジアに また一つ 強力な
味方が付きました。アジアンツアーというよりタイ国のゴルフ界に力強いかもしれませんヨ。
トラストゴルフは、タイに拠点を置くテクノロジー企業でもあります。次回に報告します。
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