タイでゴルフ友達になりましょ。

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勝つべくして勝った稲森佑貴プロ 24歳!

2018年10月15日 | 日本のゴルフツアー あれこれ
 
 稲森佑貴プロが、日本で一番強いゴルファーを決める「日本オープン」で初優勝です!

3打差から出た最終日、一時は1打差まで詰め寄られましたが、一度も首位を明け渡す
こともなく、また一度もフェアウェイを外すこともなく、危なげなく逃げ切りました。

 
 <石川遼プロの影響を受け高校2年生時にプロテスト合格>

表情も服装も地味な選手ですが、日本一曲げない男が、日本一の舞台で輝きましたネ。
優勝インタビューで、曲げない方法を尋ねられると「曲げないように打つことです」という
答えには、笑っちゃいました。ご尤も。私もそのように打っているんですけどねぇ~(苦笑)。

舞台は横浜カントリークラブ(7,257ヤード・パー71)でした。そう、横浜CCはタイのキアタニ
カントリークラブと合弁会社のK&Y GOLF社を設立。Kはキアタニ、Yは横浜の頭文字です。コースの
経営は横浜CCが一任されるようですが、タイに新ハイクラスコースが生まれようとしています。

 
 <以前のキアタニカントリークラブ>

気になる新コースの名称は、もう決まっているのかな。まったく違う名前になるよう。現在、全面
改造し新たなコース造りの最中で、開場は来年5月と聞いていますが、どのくらい進んだのかな?

昨年9月に一時帰国した折、以前タイのバンプラゴルフも横浜CCに経営を一任されていた際、
勤務していた鴻巣さんと魚谷さんに、今回開催された「日本オープン」の西コースを案内して
もらったことがあります。時間が合えば観戦に行くつもりでしたが、出来ませんでした。

日本で60年という歴史ある横浜CCですが「日本オープン」開催にあたり、14年から2年間
かけて西コースを設計家のビル・クーアと米国ツアー19勝(うちマスターズ2勝)など活躍

 
 <横浜カントリークラブ西口コース>

したヘン・クレンショーのコンビで大改修したと聞いています。全てにおいて難易度が高く
なっており、狙ったところにボールを止められることが、優勝の絶対条件と言われていました。

しかしその通りに … 今大会での初優勝は09年大会の小田龍一プロ以来で8人目の稲森佑貴プロ。
3年連続でフェアウェイキープ率1位を保っており、16年には同部門で歴代1位の71.66%を
記録し “日本一曲がらない男” と言われています。同大会最終日もフェアウェイを捉え続け、

 
 <身長 169センチ、体重 68キロの体形はアマも参考になるね>

なんと100%のキープ率ですって。ましてや優勝争いしている最中ですヨ。プロも驚く記録です。
4日間を通しても86.67%で全体1位をマークし、持ち前の安定感で優勝を呼び寄せたんですネ。

その原点はコーチである父親の兼隆さん(67)にあるよう。鹿児島にある実家の練習場で、6歳から
ゴルフを始め、ゲーム感覚でヤード表示にボールを当ててショットの正確性を磨いたんだそうです。

 
 <17歳でプロ初出場の時は、お父さんがキャディを務めた>

力が入る前からフォロースルーまで必ず同じタイミングで、小学4年から毎日400球を打ち込み、
機械のように体へ覚えさせたそうです。これが曲がらないスイングを体にしみこませたんでしょう。

今まで優勝していなかったのが不思議ですネ。こうして男子も女子のように若い選手が出てこない
といけません。でも今季は18試合が終了し、稲森プロを含めてタイのタンヤコン・クロンパ選手を
入れて20代選手が8勝しています。優勝者が戦う年末の「JTカップ」が楽しみです。  



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