中国政府は海外団体旅行の規制を2月8日からとしていましたが、6日より一部を
解禁したんですネ。 早速6日、タイ国にも三年ぶりに中国人団体が到着しています。
新型コロナウイルスの感染が最初に拡大した三年前の2020年1月以来となります。
スワンナプーム国際空港などへ、6日だけで中国本土から13の航空便で中国人団体客が到着。
各空港や観光局の職員らが、最初のグループを大歓迎しました。待ちに待ったお客様です。
中国人が最も海外旅行したい国といえば、タイ国と日本が双璧で、一番に上げられています。
<空港でユタサック総裁(観光庁)自らが歓迎しました>
でも中国政府は全ての国への団体旅行を渡航許可したわけでは無く、タイ国初め 東南アジアを
中心にアラブ首長国連邦・エジプト・ロシア・スイス・ハンガリー・ニュージーランドなど
合わせて20カ国だけです。英米・日本・韓国・インドなどは 対象外になっています。日本へ
行きたい人も まずはタイ国へ訪れて行くのでしょう。タイ国にとって幸先良い日でした。
1月1日から2月2日までの一カ月間で、訪タイした中国人観光客は99,429人だそうです。
今年の中国からタイ国への到着便は、およそ37,000便となると言われています。 すると、
今月から相当増えるでしょうから、今年は中国人観光客数だけで500万人に到達するかも。
ちなみに ビフォーコロナの2019年の中国人観光客は年間1,100万人。500万人は無理かな。
個人的に中国人観光客を歓迎している訳ではありませんが、観光立国のタイが まずは観光
収入で経済が活性化してほしい一心です、一刻も速く多くの外国人に来てほしく思います。
中国人はマナーが悪く態度が横柄で、我儘な要望が多いといった批判の声も よく聞きますが、
彼らの来タイを心待ちにしていた観光業界の人たちも多いんです。苦しい日々が三年続きました。
でも団体旅行客が増えると空港でも観光地でも混雑して嫌ですものネ。特に空港は尚更です。
タイの主要空港を管理・運営するタイ空港公社(AOT = Airports of Thailand)では、専用
アプリの「SAWASDEE by AOT」を開発して、主な空港の混雑情報を提供し始めました。
各空港の出入国審査場、保安検査場(セキュリティチェック)、航空会社のチェックイン
カウンターにおける列の人数と、おおよその待ち時間がリアルタイムで把握できます。
到着時は入国審査場を、出発時は各航空会社のチェックインカウンター、保安検査場
(国際線、国際線ファストトラック、国内線)、出国審査場(通常レーン、ファスト
トラック = 検疫手続)等々です。これは重宝されるでしょうネ。空いている審査場を
確認したり、搭乗手続きにかかる時間を予測したりといった使い方ができますからネ。
現時点ではスワンナプーム・ドンムアン・プーケット空港ですが、日本語にも一部
対応していますが、まだ完全では無いようです。 アプリ「SAWASDEE by AOT」の
ダウンロードは、右記のどちらかで可能です。 App Store / Google Play
早速ダウンロードして試してみました。待ち時間情報のページがどこにあるか探すのは結構大変で、PREMIUM SERVICEというバナーを左にずらすと現れるQUEUE TIMEというバナーをタップしなければなりませんでした。メニュー画面のアイコン群に入れてくれると、もっと分かりやすくなるのですが。。。参考情報まで。
引き続きよろしくお願いします。