女子ゴルフツアーは日米とも、残り試合が1、2試合となり、いよいよ大詰めを迎えて
来ましたネ。 シード権を争う選手たちにとっては、今週の試合が正念場となります。
米国では、先週の「ペリカン女子選手権」の終了時点で、『CMEグローブ ポイントレース』の
上位60人前後のみしか出場できない「CMEグループ ツアー選手権」のみ1試合となりました。
<昨日からスタートしており、どうなるか?>
日本勢からは、畑岡奈紗(9位)、古江彩佳(15位)、笹生優花(26位)、渋野日向子プロの
4人が出場しています。タイ人勢は6人ですが、今年はアリヤ・ジュタヌガーン選手(61位)ら
ギリギリの出場です。アタヤ・ティティクル(2位)、モリヤ・ジュタヌガーン(54位)、
パジャリー・アナナルカーン(55位)、パティ・タバタナキット(56位)、ポーナノン・
パットラム(63位)、そして、アリヤ・ジュタヌガーン選手の6名です。
<アタヤ選手を先頭にタイ人勢は6名出場>
昨年の「ANAインスピレーション」でメジャー大会を制し新人賞に輝いたパティ選手やアリヤ
選手の今季は、なかなか上位争いに入れず苦戦し、アタヤ選手一人が目立っていましたネ。
最終戦の「CMEグループ ツアー選手権」は、賞金総額は700万ドル(約9億8,300万円)で、
優勝賞金は200万ドル(約2億8,000万円)です。優勝したプレーヤーが、『レース トゥ ザ
CMEグローブ チャンピオン』、つまり年間女王の称号を得ることになります。
今季の米国LPGAも日本と同じように、若手の台頭やニューヒロインの出現により、勢力図も
変わりつつあり、11人の初優勝者が生まれ、これは1995年に続く最多記録だそうですヨ。
「CMEグループ ツアー選手権」では、日タイ10人の中からか一人でも二人でも、優勝争いに
加わってほしいですネ。 なおシード獲得は80位までなので、10人は来季も出場は安泰です。
日本は今日からスタートした「大王製紙エリエールレディス」と、来週の最終戦「JLPGAツアー
チャンピオンシップリコーカップ」の残り2試合。最終戦は、今季優勝者とポイントランクの
上位者に限られた選手しか出場できません。シート権を狙う選手には、今週が正念場です。
<メルセデス ランキング1位は山下美夢有プロに決定している>
昨季は賞金ランキングとメルセデス ランキング(MR)の50位以内にシード権が付与され
ましたが、今年からはMRに一本化されます。50位より圏外にいる実力者や優勝経験者の
河本結(52位)、安田祐香(54位)、有村智恵(56位)、葭葉ルミ(58位)、酒井 美紀(61位)らが、
最後の試合にかけて逆転劇を狙っています。50位以内の選手は緊張したプレーになりますねぇ~
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