「三井住友VISA太平洋マスターズ」は、首位から出た谷原秀人プロ(42)が4バーディ、
4ボギーの70で回り、通算6アンダーで逃げ切りました。確か、2016年11月の「平和PGM
選手権」以来、五年ぶりのツアー優勝で、通算15勝目を挙げました。
軽度のぎっくり腰で、痛み止めを服用しながらのプレーだったようですヨ。2打差の首位から
出た最終日、2打目を池に入れた14番でボギーを叩いて、勢いのある同じ広島県出身で東北
福祉大の後輩、金谷拓実プロ(23)に並ばれた時は 腰痛もあり、どうかな? と思いましたけど。
2017年から欧州ツアーに参戦していましたが、一昨年はシード権を手放していただけに
嬉しい優勝でしょう。2010年前後頃かな、谷原プロも平塚哲二プロ・久保谷健一プロらと、
日本のシーズンオフには、よくタイのゴルフ合宿に来ていました。合宿しながら、現地での
日本人が開催する企業のゴルフコンペに、何人かのプロと共に、ゲストで参加していました。
<タイ合宿で左から谷原・平塚・久保谷プロ>
当時は30歳前後で すでに8勝くらいしていたのかな、笑顔を絶やさず丁寧な接し方が、
タイの日本人ゴルフファンにも人気がありました。ナイスガイ、好青年の印象でしたネ。
今は自ら「おじさん」と言っていますが、昨日は とても親近感を持って応援していました。
もう一人応援していたのが、19歳の久常涼プロです。三日目まで毎日69で廻り、優勝争いも
していましたが最終日、首位を走っていた谷原プロがスコアを落としたことで再びチャンスが
回ってきました。300ヤードの15番で、完璧なショットでワンオンに成功です。 イーグルを
獲ったら首位に並ぶ というところで、2パットのバーディでした。逃したワンストロークを
取り返そうと、16番はリスク覚悟で果敢に攻めましたがボギー。この2ホールが残念でした!
<久常涼プロ>
でも通算3アンダーの4位はレギュラーツアーでは、自己ベストフィニッシュで終わる
ことができました。 それでも彼は、“悔しい、悔しい” と連発していたようです。
先月4日の当ブログでも触れたけど、下部 AbemaTV ツアーでの賞金王(三勝 約1,092万円)の
資格で来季のレギュラーツアーのシードは確定しています。ですが、この4位タイで約589万円を
加算され、賞金ランキングは56位になり、ここまで合計わずか10試合のレギュラー出場で、
一気にシード入りのレベルに ・・・(下部での賞金1,000万円は以上獲得は初めてだそう)
今季の目標は、優勝者と賞金ランク上位者(20位まで)だけが出られる最終戦「日本シリーズ
JTカップ出場」だそうです。あと二試合あるので頑張ってほしいですネ。今季、QTランキング
1,212位からスタートした久常涼プロの厳しい挑戦は続きます。応援したいですネ。
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