米国から帰国後の自主隔離期間中にゴルフ場でプレーし、複数で飲食していたという
石川遼プロの違反について、男子ツアーを管轄する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は
昨日、『一カ月(11月15日~12月15日)の出場停止処分にする』と発表しました。
処分決定と副会長と理事職の辞任届を受理した JGTO青木功会長のコメント内容です。
“今後 このような事態を招くことが無いよう、再発防止策として、全ツアーメンバーに対し、
コンプライアンス遵守の徹底と社会的責任の重要性を改めて認識させ、プロゴルファーとして、
さらなる自覚と責任を持った行動、言動をするよう指導して参る所存です。“ ・・・
石川遼プロもJGTOを通じ、“この度、私の行動によりまして、このような事態を招いたことを
反省し、JGTO副会長 及び 理事を辞任いたします。また、今回の処分を真摯に受け入れ、今後
このようなことが無いように努める所存です。そして、こんな自分でも応援してくださる方が
いる限り、最後まで諦めずにゴルフを頑張りたいと思います” とコメントを発表しています。
JGTOの青木功会長と幹部、そして石川遼プロが公の場に出ての謝罪はありませんでした。
発表は「三井住友VISA太平洋マスターズ」が終了した昨日であり、今週18日から始まる
「ダンロップフェニックス」前の日々であり、大きな大会が続き JGTOにとって、とても
大事な時期です。その雰囲気を潰すことを避けたいんでしょうが、まずい対処でしょうネ。
しかも JGTOは、“米国からコーチらと共に帰国後は、そのゴルフ場がバブル状態にあると
思い込んだことは『理解できなくはない』 ”と、正当性を認めるような事を言っています。
<ここは出て来て謝罪すべきでしょうね>
しかし、“重い社会的責任を負うJGTOの副会長、メンバーとして軽率であることは
否めない” と処分理由を説明しています。これでは厚労省は益々 激怒するでしょうネ。
他のプロスポーツ組織では、国のルールに抵触したとして、プロ野球のNPBではロッテの清田
育宏選手は契約解除になっています。日本相撲協会では錦島親方(元大関朝潮)や時津風親方
(元前頭時津海)は退職することになり、大関朝乃山は一年間の出場停止処分ですからねぇ~
石川遼プロについての処分と JGTOの対応について「甘い」という声があるのは当然でしょう。
今日にでも、石川遼プロと JGTO青木会長の会見があるかも ・・・ お二人は、2018年の
片山晋呉プロの不祥事で行なった謝罪記者会見を思い出して欲しいです。明日に続きます。
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