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マレーシアで邦人がデング熱の感染で亡くなった、って!

2017年01月26日 | タイの海外安全情報
 
 ここのところ、タイの乾季らしい気候になっている感じですネ。 昼間は30度を越えますが、
どんよりした空になって、風が吹くと涼しく感じ、夜が更けたり 朝方は27度前後になっています。

そう、だからこそ気をつけたいのが蚊ですネ。 蚊は暑く感じたり寒く感じる気候でも
現れませんが、タイの今の乾季の時期に、多く発生する、出てくると言われています。 

 

先週の19日、お隣のマレーシアでデング熱に感染した日本人が死亡する事例が発生したことを受け、
在タイ日本国大使館はじめ、アジア・大洋州地域の日本大使館から 「デング熱が流行している」
として、「感染が疑われる場合は早期に医療機関で診療を受けるよう」 注意喚起が流れました。

昨年7月21日にも、新潟県においてフィリピンから帰国した女性がデング出血熱を発症し、
死亡する事例も発生して、半年しか経っていませんので、外務省も敏感になりますよネ。

デング熱は、マレーシアやフィリピンに限らず、アジア・大洋州地域をはじめ世界中の熱帯・亜熱帯地域で
広く発生が見られます。 勿論、タイもそうですが 台湾、香港、ハワイ・豪州の一部なども含まれます。

 

タイの保健省によりますと、2016年にタイ国内で報告があったデング熱、重症型のデング
出血熱とデングショック症候群の患者数は、計6万3,804人で 死者は64人でした。 

人口10万人あたりの感染者数は全国平均 97.5人で、県別で最も多かったのは北部メーホンソン県で
438.8人、次いで南部ソンクラー県380.7人、南部パタニー県336.2、北部チェンマイ県279.1人。

地方で多くの患者数が出ています。 バンコク市内では全国平均より、ずぅ~と少ないよう
ですので、都市部では大騒ぎすることはありませんが、気をつけるに越したことはありません。

 

ただ、2015年の患者数 14万2,925人、死者141人と比べると、昨年は大幅に減っています。
それはデング熱が重症化し入院していたタイの人気俳優トリサディー・サハウォンさん、当時

37歳が、昨年1月に多臓器不全で亡くなっていることで、デング熱の感染に用心深くなったり、
或いは 直ぐに病院に駆け込んだり、の対策が功を奏したような気がしてなりません。

 
 <トリサディーさんを見舞う記帳が沢山 行なわれたけど>

2015年11月の当ブログでも、「デング熱が重症化して左足を切断し、左肺で出血も起き 手術を
受けている。 重体だけど容体は安定しているが予断を許さない状態」 と伝えていました。 
しかし、2016年1月に亡くなってしまいました。 これも当ブログで書きました。

人気俳優だったトリサディー・サハウォンさんは 亡くなった後も、タイの人たちに健康の
大切さや、病気への用心深さの必要性を訴えたような気がしてならないですネ。 早期に
適切な治療が行なわれれば問題ない感染症ですからネ。

 

そうそう つい最近、世界初となるデング熱ワクチンがタイでも承認され、サミティヴェート
病院で取り扱いが開始されました ・・・ サノフィ製 「デングワクシア」 というワクチンで、

4種のデングウィルスすべてで有効性が認められているそうですヨ。 活性ウィルスから
作られた生ワクチンで、6カ月ごとに計3回 接種し抗体をつけていくんだそうです。 
 よく分りませんが、また一歩医学が進んだことになりますかネ。 でも油断は禁物です!  




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