タイ人の日本旅行ブームは まだ 終わっていないね！

　
　日本のゴルファーがタイへ訪れる時期って、この１月・２月が最高ですネ。　
近年は多くのプロゴルファーも、今の時期にタイへゴルフ合宿にやってきます。

タイのスポーツ省観光局によると、2016年の外国人観光客数は、前年比8.91％増の
3,258万8,303人となったと発表しています。　立派な観光立国です。　国別では中国が
同10.34％増の875万7,466人とトップで、以下 下の表のような数字になっています。



マレーシアとラオスは陸続きですからネ。　観光客数とは言えませんでしょうが、日韓で同じような
数字なのも面白いです。　「ゼロドルツアー」 で、中国人向けツアーが多くのトラブルを起こし、
タイ政府の取締りも強化され、かなり激減していると言いますが、875万人以上が訪れています。

タイ政府観光庁の東京事務所の話では、日本人の観光客でゴルフをやる人は20％と言いますから
約144万人のうち約30万人近くの人がプレーしたことになります。　そんなもんですかねぇ～
でも もし中国人観光客の５％でもゴルフをしたら約44万人ですヨ。　絶対数って恐ろしいですネ。

　

では、タイの人や中国観光客は どのくらい日本に行っているのでしょう？

日本政府観光局によると、2016年の訪日タイ人数は、国別で６位となる前年比13.14％増の
90万1,400人となり、全体でも前年比21.79％増の2,403万9,000人で、過去最高だったようです。
ちなみに、日本政府は 「2020年の東京オリンピックには4,000万人」　の目標を掲げていますよネ。

グラフを見てもプミポン前国王が亡くなった後の11月は、さすがに落ち込みましたが、
でも前年比より伸びていますので、まだまだ日本旅行ブームは続いているようですネ。

　

国・地域別トップは爆買いで話題となった中国で前年比27.62％増の637万3,000人、２位は韓国の
同27.19％増の509万300人、３位は台湾の同13.33％増の416万7,400人です。　４位は香港、
５位は米国でした。　中国と韓国の２カ国で全体の約半数を占める数字とは、これも驚きですねぇ～

ところで、少し前の昔は どこに行っても日本人に会うというのが定説でしたが、今は 「どこに行っても
中国人に会う」 というのが定着してしまいました。　タイでは悪質ツアーの撲滅で中国人が10月から
急減しているといいますが、確かに街中で中国人の団体を見かけるケースは減っている感じです。

　タイの中国人観光客

それでも今年も、700万人以上にのぼって首位を守るでしょう （苦笑）。　ボリューム感で他国を
圧倒しています。　中国の都市に就航する格安航空会社の発着が多いドンムアン空港に行くと、
その醍醐味を痛切に感じます。　出入国審査カウンターなど、アチコチで 中国人団体客でいっぱいです。　

でも 爆買いだ、常識破りだ、と揶揄していますが、日タイとも中国人観光客が、こうも 沢山 来なかったら、
ゾッとしますよネ。　両国の観光収入にどれだけの中国人観光客が貢献しているか、忘れてはいけませんねぇ～　
　“でもゴルフだけは、しないでね” なぁ～ちゃって！！