昨日、日本の男子プロゴルフも、来季のツアー出場権を懸けたファイナルQT(予選会)が
トム・ワトソンGC(宮崎県)にて始まりました。ファイナルQTは、四日間の72ホールで
行なわれ、上位20位までが、来季のツアー出場権を得られます。 総勢80名で競います。
今季は、コロナ禍により統合された「2021-22年シーズン」でした。 コロナ禍の
渡航制限により出場が困難になった外国人選手を含め、25人がシード権を失いました。
<ガン・チャルングン選手>
タイ国のガン・チャルングン選手も69位で、ジャズ・ジェーンワタナノンド選手は90位で、
来季の日本男子ツアーのシード権を失いました。これで女子も含め来季のシード権を保持する
選手は一人も居なくなりました。シニアにはプラヤド・マークセン選手らが居ますけどネ。
5日に、アジアンツアーの最終戦がタイのラグーナ プーケットリゾートにて「ラグーナ
プーケット選手権」が終了しました。 ジャズ選手は出場していましたが、ガン選手は
参戦していませんでした。 二人とも今季はアジアと日本でシード権を持っていたんです。
<東京五輪出場の男女四人>
ガン選手は東京五輪出場後、ケガの為タイへ戻っていました。その後 日本ゴルフツアー機構へ
公傷による特別保証制度を申請中ですから、まだケガが完治していないのかも知れませんネ。
あと、主に海外在住の外国人選手は、コロナ禍の渡航制限を理由に特別保証制度が適用される
場合があります。ガン選手も、どちらかに適用されれば 来季も日本でプレーできますけどネ。
<パチャラ選手、アジアンで初優勝>
そうでしたねぇ~ そのアジアンツアー最終戦で勝ったのは、タイ国の22歳、パチャラ・
コンワットマイ選手でした。通算10アンダーでの勝利は、アジアンツアーで初優勝です。
彼は、まだ14歳だった13年7月、アセアンPGAツアーの「シング ホアヒンオープン」にて
タイでツアー史上最年少優勝を記録し、注目を浴びました。翌年にプロに転向し、翌15年の
<14歳で優勝してタイの石川遼に>
16歳の時にはアジアンツアーの下部で優勝。16年はタイで行なわれた予選会を勝ち抜いて
「全英オープン」にも17歳で出場しています。この頃「第二のアリヤ・ジュタヌガーン選手だ」
と言われたものです。石川遼的な存在の彼を、当ブログでも何度も触れながら応援していました。
<17歳で全英オープンに出場を果たす>
その後、タイのローカルツアーでは活躍していましたが、なかなかアジアンツアーでは、上位に
入っても優勝は、ままなりませんでした。それが22歳になって、ついに同ツアーで勝ちました。
来季は日本で開催されるアジアと日本の共催試合にも来日するでしょう。覚えておいて下さい。
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