昨日の男子ツアーの「パナソニック オープン」がテレビ放映されなかったのは残念でしたネ。
賞金総額1億5千万円(優勝3千万円)と結構 大きく、多くのタイ人プロも出場した日本と
アジアンツアーとの共催試合だっただけに尚更です。結果はインドのラヒル・ガンジー選手が、
アジアンツアーで14年ぶりの2勝目、日本ツアーでは初勝利で終了。石川遼プロは28位でした。
女子ツアーはプレーオフで、ベテランに近い菊地絵里香プロと22歳の永峰咲希プロの一騎打ち。結局
永峰咲希プロが初優勝を遂げ、新スター誕生です。またライブ中継も手伝い、見応えのある試合でした。
しかし男子は、4位タイまでの9名のうち、日本勢は今平周吾・川村昌弘プロの二人だけというのは、
ちょっと情けない試合でした。いくら昨年の賞金王1位2位の宮里優作・小平智プロが留守とはいえ、
寂しい限りでした。 これではテレビ放映されても視聴率は取れなかったでしょうネ。
結局、最終日は午前7時半のトップスタートにもかかわらず、大勢のギャラリーを引き連れていた
石川遼プロだけが目立った形でした。でも個人的には4位の川村昌弘プロだけが救いでしたネ。
彼が初優勝を飾ったのも2013年のアジアンと日本ツアーの共催試合「アジア パシフィック
パナソニック オープン」でした。それがきっかけとなって、アジアだけではなくアフリカ、
欧州、ロシアと30数カ国を渡り転戦。それで24歳ながら “旅人ゴルファー” 或いは
“渡り鳥ゴルファー” とも呼ばれ、一人アジアンツアーで頑張っている川村昌弘プロです。
5年前に初優勝を遂げた相性のいいコースで、ツアー2勝目とはいきませんでしたが、今回の
4位で539万円ゲットし、今季初めの「レオパレス21ミャンマーオープン」でも8位タイに入り、
<よく練習ラウンドをするキラデク選手と川村プロ>
トータル911万円(約91万ドル)と合わせて、例年のボーダーライン60位(約52万ドル)を
クリアして、来季のアジアンツアーのシード権復活を確定させました。 良かったですねぇ~
今大会は日本とアジアンツアーの共催試合ですから、日本ツアーにも加算されます。昨季の
日本ツアーでは賞金ランキング71位(約1,305万円)で日本のシード権も喪失していました。
<今年のマスターズではアリヤ選手がキャディを務めました>
そして、4位の副産物は大きいですよぉ~ “パナソニックオープンの5位タイ以内” の出場
カテゴリーがあり、欧州ツアーとアジアンツアーの共催試合「ボルボ チャイナ オープン」の
出場資格も確保しました。 今季は欧州ツアーのメンバーにも登録しており、欧州ツアーの
賞金も加算されるチャンスを掴みました。 タイのキラデク・アフィバーンラト選手 28歳も
アジアンツアーをきっかけに、欧州ツアーで優勝しながら 今年もマスターズ出場を果たしています。
アジア、欧州と世界中でプレーを続ける川村昌弘プロ。昨季は18カ国でプレーしながら
“旅人ゴルファー” は頑張っています。 アジアと欧州ツアーでの優勝を待っています。
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