バンコク近郊のクイーン・シリキット球場で行なわれている 「第10 回 アジア野球連盟 U18
アジア選手権」 の二日目の戦績は、下記の結果となりましたネ。 昨日からの続きです。
◆9月2日
日本 20 - 0 スリランカ 韓国 13 - 0 タイ
中国 8 - 1 フィリピン 台湾 20 - 0 パキスタン
結果 日本2勝、韓国2勝、タイ・フィリピン・中国・台湾1勝1敗、スリランカ・パキスタン2敗です。
予想通りに進んでいますネ。 台湾も強いですから、タイは 4位に入れば上等でしょうねぇ~
今日 9月3日の対戦相手は 下記ですが、タイは その台湾との決戦です。 頑張ってほしいなぁ~
日本 - 中国 韓国 - パキスタン
スリランカ - フィリピン 台湾 - タイ
さて、タイの野球人口はと言うと 約400人前後と言われています。 タイはご存知、サッカー王国と
言っても過言ではないくらいサッカー好きで、球技では 他にセパタクローも盛んですネ。 どちらも
ボール一つあれば やれますが、野球はそうはいきません。 グローブ・バット・ボール … … 等々
最低限の用具が必要で、しかも高いですから 中々手に入りません。 また 野球 そのものが無い国
ですから、指導者もいなければ、成り立ちませんでした。
そこで 昨日書きました、元ミネベア社の榊原敏一氏が、“お世話になったタイへ野球支援を 始めよう」 と、
タイに野球を 誕生させた次第です。 1992年にタイ野球連盟が発足しましたが、現在の “タイアマチュア
野球連盟” としては、15年ほど前に確立されたと聞いています。 1998年にはアジア大会のために
唯一の国際規格の球場、クイーンシリキットスタジアム (3千人収容) が建設されています。
<白倉キャサダー投手…>
現在の徳永政夫氏はじめ、歴代の監督4人は 榊原敏一氏のコネで呼ばれ 頼まれ、監督に就任。
現在までで、タイの代表チームが一番強かったのは、やはり 2007年に “タイ野球史上最高のエース・
白倉キャサダー投手“ を 抱して、北京オリンピックに臨んだときでしょうねぇ~
二代目監督の寺岡孝氏の時です。 榊原敏一氏は、元阪神で評論家の江本孟紀氏を 総監督に迎えて、
マスコミ用に日タイとのパイプ役とさせましたので、この時は 結構 江本氏を 通じて日本でも タイ野球が
紹介されましたネ。 当時、横浜で接骨院を 経営する杉田一寿氏までトレーナーに就きましたものネ。
<当時の江本孟紀氏と寺岡孝監督 (右側) です…>
白倉キャサダー投手は、お父さんが日本人でお母さんがタイ人。 タイで生まれタイで育った
サッカー少年でしたが、小学5年の時に来日して野球にのめり込んだそうです。 上田西高校の
在籍時にはエースとして活躍。 2年春にはチームを 長野県大会で優勝に導いています。
その後は亜細亜大学に進学。 2007年春には、東都大学春季リーグで最優秀防御率のタイトルを
獲得。 2006年アジア大会ではタイ代表として開幕戦での先発など、国際大会では タイのエース
として活躍し、そして2007年の北京五輪野球アジア予選一次リーグと辿り着くわけですネ。
予選突破はなりませんでしたが、その年かな、第24回東南アジア大会では、彼の活躍で、タイ代表の
優勝に貢献しました ・・・ その後、ホンダ鈴鹿のノンプロへ進んでいます。 懐かしいですねぇ~
さぁ~ タイ代表チーム、4位に入れますか、今日と明日 応援しましょう!
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国際大会でもまあまあですが選手の半分が日本人です。
タイのナショナルチームに最初に興味を持たれたのは、田宮賢二郎(阪神で首位打者)さんだと思います。
阪神・大毎で活躍した往年の名選手
確かに 田宮さんもその一人でしたネ。 ご生前の頃、タニアにある浪速で、一度 ご一緒したことがあります。
浪速のオーナーは、タイの阪神ファン・猛虎会の会長でした。