いよいよ タイ代表の西野朗 監督のデビューです！

　
　明後日の５日、いよいよ西野ジャパン ならぬ西野タイが、デビューしますネ。

西野朗氏（64）は、Ｊ１リーグでＪ１最多270勝、そして 就任２カ月で2018年の「Ｗ杯のロシア
大会」でベスト16に導いた その手腕と実績を買われ、タイ サッカー協会のソムヨット会長から
“タイ代表チームを成長させてほしい” と、タイ代表監督（U-23代表監督兼任）に就任しました。

　
　＜今年７月の就任記者会見、ソムヨット会長と＞

この時は、我々 在タイ日本人も驚きましたが、タイのサッカーファンもビックリでしたねぇ～
FIFAランキング116位（日本 28位）のタイ国を、どこまで上に持って行けるでしょうかねぇ～

タイ代表監督は2017年からセルビア出身で元ガーナ代表監督のミロバン・ラエバツ氏が
務めていました。が、戦績が振るわず、３月に解任され 誰が就任するのか注目でした。
でも まさか、日本人がタイ代表の監督になるとは、誰も思ってもいなかったでしょう。

　
　＜タイ代表選手とのミーティング＞

その就任から まだ２カ月も経っていませんが、アジア地域では、９月５日から「2022年
カタール大会」に向けて２次予選がスタートです。ホーム（タンマサート・スタジアム）での
対戦相手はベトナムで19時キックオフです。　チケットは とっくに売れ切れているといいます。

　
　＜会場となるタンマサート・スタジアム＞

今やサッカーは、タイでトップクラスに入る人気のあるスポーツですからネ。タイ・リーグ
Ｔ１（１部リーグ）とタイ・リーグＴ２（２部リーグ）合わせて34のプロ・チームがあります。

タイのサッカーは、全体的にはレベルは上がっていると聞きますが、代表レベルとして近年、
好成績が出せずにいます。私の所感ですが、ゴルフのように個人プレーは優れている選手は多い
んですが、チームプレーが苦手のように思います。そのため西野朗氏が招聘されたのでしょう。

　
　＜タイのメッシュ ことチャナティップ選手＞

西野監督のタイ代表の印象は、Ｗ杯予選のアトランタ五輪予選で苦しめられ、ポテンシャルは
十分にあると感じているようですが、なかなか成長し切れていないと思っていると聞きました。

タイ代表には、17年にタイ人としてＪ１リーガー第１号となった、タイのメッシュ こと
チャナティップ選手は、北海道コンサドーレ札幌に在籍し、Ｊリーグベストイレブンにも
選ばれています。他にもポテンシャルのある若い選手が多い、といいますから楽しみです。

　

西野監督は、約１年ぶりの現場復帰だそうですが、まずは東南アジアのトップに成長させることを
目標とし「20年東京五輪」と「22年Ｗ杯カタール大会」への出場を睨んでいるらしいですヨ。当然か。

ライバルにはなりますが、タイ代表が強くなれば 日本とタイの関係が、より 一層 深まるような
気がします。そうなれば、日本の好感度も増すでしょうネ。　私は熱いサッカーファンでは
ありませんが、これから西野監督が どんな指導ぶりを発揮するのか、また応援もしたいですネ。　　


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