国内女子のメジャー戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が 昨日から
茨城県の静ヒルズカントリークラブ(6,680ヤード・パー72)にて開幕しています。
同選手権は、1968年より日本の女子プロゴルフトーナメント第一号としてスタートした、
国内最高峰の大会(54回目)です。1997年よりコニカミノルタが、特別協賛しています。
さすが伝統の公式戦、賞金は総額2億円、優勝賞金3,600万円のビッグプライズです。
折角の最高峰大会ですが、コロナ禍により無観客試合で行なわれているのが残念です。
大会の歴代優勝者には、永久シードを獲った名誉ある選手たち、樋口久子、大迫たつ子、
涂阿玉、岡本綾子、森口祐子、不動裕理プロの6人が、ズラリと名を連ねています。
以前と違い試合数はもちろん、選手数、層の厚さ、レベルも全く違っているけど「日本女子
プロゴルフ選手権大会」は、まさに女子プロゴルフ協会の歴史そのものと言ってもいいかな。
20年~21年度の賞金女王争いに熾烈を極めている稲見萌寧プロと小祝さくらプロの二人も
絶対に獲りたいメジャーでしょう。3,600万円は賞金女王レースにも大きな影響を与えます。
そう言えば、二人ともメジャーは未勝利ですから、尚更に名誉ある同大会を獲りたいでしょう。
昨日のその初日ラウンド、稲見萌寧プロは2アンダーの11位タイと、まぁまぁ でした。
小祝さくらプロはパープレーの42位タイとちょっと出遅れています。首位発進したのは、
勝みなみプロで、7バーディー、1ボギーの「66」で廻り、6アンダーでした。
メジャーの難セッティングを、昨日はトップの平均飛距離(264ヤード)と正確性(フェア
ウェイキープ率71%)を武器に、最終18番をボギーとしたものの、上手に攻略したよう。
同大会は三年連続予選落ちしている彼女ですが、昨年から取り組んでいる「ケガに強い体
作り」の副産物として飛距離がアップしたといいます。ドライバーは 平均約260ヤードで、
以前に比べ20ヤード以上伸び、アイアンも10ヤードは違うそうです。“短いクラブで攻める
ことができスコアに繋がっている” と ・・・ トレーニングの成果で調子が良さそうです。
同選手権も距離が長く、ラフも深い難しいコース設定になっていると聞きます。歴史ある
「日本女子プロゴルフ選手権大会」の第54代勝者となるのは誰でしょう、とても楽しみです。
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