タイ国もそうですが、アジアや太平洋地域の国々で新型コロナウイルスの感染対策で
導入した制限措置を徐々に緩和して来ています。日本もそんな雰囲気かも知れません。
インドネシアは20都市で観光再開の実証実験を行なうようで、ニュージーランドはオーク
ランド以外のロックダウン(都市封鎖)を解除します。香港でも8月中旬の一日当たりの
新規感染者数は一桁台にとどまって来て、観光客の受け入れの準備を始めたといいます。
<台湾の小学生授業風景>
昨年は「世界の優等生」と称されるほど新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んだ台湾。
ところが、今年の春以降、変異株の流行で新規感染者が急増。しかし、ロックダウンの
実施と罰則の強化が功を奏し、8月に入ってから新規感染者が減少し 規制緩和しています。
多くの県で、これまでにない規模の感染が続いていた日本も、8月末あたりから東京を
はじめ、全国の感染状況は ほぼ全ての地域で減少が続いて来ています。しかし重症者や
死者は引き続き多く、医療は厳しい状況が続き、現場は悲鳴を上げているのが現状です。
それでも日本も、感染を予防しながら経済を回していく挑戦が始まったと言っても
いいのかな。政府は昨日、新型コロナウイルス対策の行動制限について、ワクチンを
接種済みであること等を条件に、段階的に緩和する基本方針案をまとめ上げましたネ。
ただし、10月~11月の早い時期に希望する全ての人がワクチンの二回接種を終えていることが
必要。これを前提に10月に緩和策の実証実験をし、11月から本格的に運用する想定だといいます。
その緩和策は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されていなくても、秋には
旅行や出張で県境を越える移動を認め、飲食店での酒類提供の解禁も実施させるという
ものです。また、イベントの収容人数の上限引き上げも容認するようです。
私は日本で、今月と来月で二回のワクチン接種が済む予定です。もうコロナゼロは無理
でしょうからウイズコロナと覚悟を決める必要もあり、この緩和策は大賛成ですネ。
<尾身会長もワクチンパッケージを提言している>
日本政府もようやく、日本らしからぬ「行動制限の緩和」を打ち出してきました。ワクチン
接種証明書に関し、海外渡航用として来ましたが、年内にデジタル化するのを機に国内での
活用を解禁し、積極的に活用していくとのこと。また入店時に証明書の提示を求めても
良いとし、商品の値引きにも利用できるようにすることも考えているようですからネ。
2022年には条件付きとはいえ、ようやく何とか海外渡航が出来るようになるかも知れません。
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