タイの薬に慣れると困りますヨ！

　ワタクシ、エアコンでちょっとした油断から　時折　風邪を引いてしまいます。
バンコクでは、自分が気をつけていてもホテル・スカイトレイン・地下鉄などのエアコンで風邪にやられます。

　タイではエアコンは贅沢品の一つになっていることもあって、物品税も高く付加されエアコンその物が
高かったんです！　そんな意識も左右するのか、エアコンをガンガン掛けるのが、「サービスの良さ」と
勘違いしている所がありましたので、寒さに弱いワタシなどは　凍りつくほど　これらのエアコンに悩み
続けていました。（笑）

過去形で述べるのは、19日の政府閣議でその物品税の廃止が決まったんです！　
この廃止によって、サービス業のエアコンの掛け方が静まるやも知れません。（嬉）
＜　”もうエアコンは一般の商品ですよ～”　＞　ってか！！

　さて　その風邪ですが、　タイに滞在していると強力な風邪薬が簡単に購入出来るので、ちと安心です。
それほど日本の薬に較べてよく効きます。なんでも日本の「パブロンSゴールド」とタイの有名な風邪薬と
比較すると主成分であるアセタミノフェンが、なんとタイの薬には5倍も多く含まれているんだそうな・・・

薬用成分がこれだけ多く含まれていれば効くはずですよねぇ～　他の薬にも日本では認可されていない
薬品が入っていたりしますから、確かに速効性も高いのでしょう、タイの医療は「医術より金術」と云われる
ようにある程度のお金が無ければ医者にかかれません。そんな諸事情が“効く薬”を生んでいるのかも？

　ワタシなど、日本でも滅多に薬は飲まないようにしていますので、尚更効くんでしょう、いつぞや、医者に
行けずに薬屋の解熱剤を買い飲んだところ、数時間後にす～っと体温が下がり一気に平熱になり、咳も
アッ、という間に止まり、効き目の凄さに改めて驚いた経験があります。

また　タイの保険制度は、まだ確立されておらず、一般のタイ人の人達にとっては医療費がとても高くなり、
オチオチ病院にも行けません、薬屋さんで安く入手できる強い薬で随分と助かっているんですネ。
更に欧米の薬のコピーまで現れて、一気に庶民を手助けしています。

　我が家には先祖代々の家訓として「病は食べて治せ！」とありますが（笑）、
タイ政府は「ちょっとの病は薬屋で治せ」とでも言っているようです・・・　

まったく“医者いらず”ですが、日本人などがタイの薬に慣れて、日本の薬が効かなくなっても
いけませんので、日本の薬をよく常用する人には、余りお薦めは出来ませんがネ・・・　

でも　こんな話も聞きましたヨ。

長年ニキビで悩んでいた日本人女性が、雑貨屋でも市販されている10バーツのニキビ薬で、
アッっという間に治ってしまった、と・・・　そりぁ～　感激したでしょうネ。
　タイの薬も選りけり、です。　　ここをよく理解したうえで利用しないとネ。　　



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