坂田プロが学生達に一番強調されていたことは、どんな時でも “なぜ?” という振返りを、絶えず
繰り返して出来るか出来ないか・・・ これで大きな差がつくと仰っていましたネ。 (昨日からの続き)
スコアが良くても悪くても、一つのショットが完璧でも失敗でも “どうして” “なぜ” と考えられる
習慣が出来ていると、成長は著しいそうです。 坂田プロ曰く、その点 石川遼クンは “なぜ” と思う
気持ちと、その練習量は半端じゃないそうです。 片山晋呉プロも一打一打の “なぜ” と猛省は、
凄いと褒めていました。
<厳しい振り返りをする二人>
そう云えば、石川遼クンのプロ入りを唯一 賛成したのは坂田プロだけで 「一年目に三勝する」 と
予言しメディアに叩かれたそうです。 ジャンボ尾崎は一勝と予言したそうですが、実際は二勝しています。
やはり、坂田プロのジュニアや学生を見る目に、メディアも感服したとか・・・
礼節を重んじ、文武両道を謳う 「坂田塾」 には、七つの厳しい約束事があると言います。
1) 隠し事をしない、2) 嘘をつかない、3) 約束事を守る、4) 挨拶をする、 5) 礼状を書く、
6) スコア誤記しない、7) スタート前30分、ラウンド後一時間の練習をする
<スタート・ホールで指導する坂田プロ>
この約束が守れなければ退塾させるそうですヨ。 大手前大学のゴルフ部員 全員が坂田塾のOBですから
この約束事は、シッカリと守られており、我々への挨拶も相手の目を見て大きな声で、実に気持ちがいい!
そんな彼ら ゴルフ創部二年目で、昨年開催された 「第32回全国女子大学ゴルフ対抗戦」 において
見事優勝を飾り、大学日本一をアッサリ奪取してしまいました! 初出場初優勝は、同対抗戦史上初。
そして 大手前大学創立(64年前)以来 体育会系クラブの全国優勝は、はじめての快挙だそうです。
<初出場初優勝の快挙!>
ラウンドしていても、テキパキと動作も早く鍛えられていますネ・・・ こんなことがありました。
最後の坂田プロの組三人を入れて、4組でラウンドしていましたが、最初の組の前が空いて、坂田組の
後ろが詰まって来ました。 そこで坂田プロの一声 “走れ!” と ・・・ さぁ たいへんです。
全員が走ってのプレーですから、キャディーさん達も走ります。 結局 3ホールを走って終わりましたが
キャディーさん達全員が 「バッタンキュウ」 と倒れてしまいました。(笑) いやぁ~ お見事でした!
走ってのプレーなんて初めて観ましたが、学生達は慣れているそうですヨ。
<走りプレーにキャディーさん達も追いつかない>
処で、タイでの坂田塾の合宿先が、なぜ 「バンプラ インタナショナル ゴルフクラブ」 なんでしょう?
平成5年から始まった合宿は、以前 二番目の弟子が交通事故に遭い、プロの道を断念した彼が、ゴルフ
会社に勤務し、駐在したのがバンプラ インタナショナル GC。 それ以来 毎年来られていると
聞きますから18年目になるんですねぇ~ ・・・ 坂田プロのタイ・ゴルフへの貢献度は計り知れません。
<坂田信弘プロと バンプラCC鴻巣総支配人>
学生がのびのびと練習ができる環境と、それを協力・支援するバンプラCCの鴻巣文昭総支配人も
ご立派です! こんな積み重ねもタイのゴルフの良さを印象付けてくれますネ。
坂田プロの指導ぶりを目の当たりに見て “風の大地” が、益々 面白くなりそうです。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
理由は、数あるタイのコースのなかで、日本らしいコースというか? 落ち着くというか? タイでは珍しく日本っぽいコースだと個人的に感じているからだと思います
コース到着直前の大きな池?湖?の雄大さも気持ちが落ち着きます
2,3年ほど前、バンプラーでラウンドした際に坂田プロがたまたま雑誌の取材でラウンドしているときと一緒になり、コース上で拝見しましたが、12番ショートホールTeeグラウンドから13番のセカンドショットをうつプレーヤーをみて、一発で坂田プロだと分るくらい、体格が大変よく、見事な恰幅の良さでした
バンプラーは、12番からホール間の折り返しが多く、その度に坂田プロのスイングを拝見した次第です
なまでみた坂田プロのジャイロスイングに感動した記憶がよみがえります。
坂田プロのカラダの調子について、御自身で雑誌の連載等で書かれていますが、お大事にしていただいて、国内ジュニアの指導に力をいれていただきたく思います。 坂田プロの情熱を応援してゆきたい一人です
生徒に厳しい指導をしていますが、お話しすると気さくな温和な方ですよ。
日本のゴルフ・ジュニア界での貢献度は計り知れませんよね。
今回の取材で、ワタシも坂田ファンになりました。