昨日から 「世界麻薬撲滅の日」 なんですよ！

　　
　昨日の６月26日は、「麻薬撲滅の日」 と されていんですが、日タイで 余り 報道されませんねぇ～

1998年の国連による 「薬物乱用防止のための指導指針に関する宣言」 の採択された６月26日が、
「国際麻薬乱用撲滅デー」 とされています。　日本でも６月20日から７月19日の間、薬物乱用
防止に対する啓発キャンペーンとして当運動を 実施しているはずなんですがネ。　

2019年を 目標として、薬物乱用を 根絶することを 目指しているわけですから、
特にタイなんて、このようなキャンペーンに合わせて、大々的にやればいいんですがねぇ～　

　

　タイでは 相も変らず、世間を 騒がせる麻薬関連のニュースが 後を 絶ちません。

最近の20日でも、警察が 「バンコクの大学生グループが麻薬パーティーを 開く」 という情報を 得て、
郊外のリゾートホテルを 捜索、麻薬取締法違反容疑で21歳～24歳のタイ人大学生の男12人、
女5人を 逮捕して、麻薬のケタミンが入ったビン11本を 押収しています。

また 24日未明には、東北部ナコンラチャシマ市の路上検問で、車に積まれた覚せい剤の錠剤約80万錠と
粉末約５キロ、現金９万５千バーツを 押収、運転していた男２人 （54歳と49歳） を 逮捕しています。

押収された覚せい剤の末端価格は２億５千万バーツ相当 （約９億円） だそうで、タイで逮捕される場合
いつも 持っている数量が半端じゃありません。　そして 月に１回は この手の逮捕者が出ています。

　
　　　＜逮捕者と覚せい剤、ニュース クリックからです …＞

　タバコには うるさいんだから、麻薬関連も もっと 厳しく対処したらいいのにねぇ～

現在、タイのタバコはパッケージ面積の55%が、タバコの害を 訴える警告文・写真で占められています。
これが 10月２日から販売されるタバコは、パッケージの警告文など85%にしなければならなくなります。

これに対し、日本たばこ産業やフィリップモリスなどの他、外国たばこメーカーやタバコ卸・小売業者が
タイ国憲法で保障されている表現の自由に反するものと、行政裁判所に訴えを 起こしています。

現行のタイのタバコ、害を 訴える面積 が55％から85％になれば、豪州の82.5％を 超えて世界一に
なりますネ。　　タバコの規制も良いですが、麻薬関連のキャンペーンを やるのは “今でしょ！” ・・・

　

　国連では、麻薬中毒は恐ろしい現代病の一つであり、「21世紀のペスト」 と考えているとか、麻薬の不正
取引による売上は、年間８千億ドルで、密輸対策や中毒者の治療にかかる費用は、その倍だといいます。

世界の２大麻薬生産国は、アフガニスタン （ケシ生産国） とコロンビア （コカイン生産国） ですが、
国連の統計によると、麻薬の中で最もよく使用されているのは大麻、合成麻薬 （LSD）、コカイン、
アヘン、ヘロインと続いています。　また 世界では約２億３千万人が麻薬中毒で苦しんでいるとか。

　

ですが、現実には その数倍に及ぶと見られており、麻薬密売者の活動は 広範囲にわたっているため、
「第三次世界大戦」と例えても大袈裟ではないようです。　タイはこれらの数字に大きく貢献しているはず。

　もう一回 訴えます。　タイも麻薬撲滅のキャンペーンを やるのは “今でしょ！” ・・・　　



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