日本、そしてタイ国と世界が衝撃を受けたあの東日本大震災から、今日でちょうど10年が
経ちました。震え上がったあの日から「もう10年か」「まだ10年か」と、感じ方は様々で
しょうが、被災された方々を思うと、簡単に言うことはできないし、失礼にもなるでしょう。
2021年3月1日現在で1万9,747人の方々が亡くなり、今だに行方不明の方々が2,556人
おられます。被災の折、私はタイ国に居ましたが私の従兄の息子も、仙台市で車で帰宅中に
津波に襲われ亡くなっています。全壊した住家被害は12万2,005戸に上りました。仮設住宅
などの入居者は約12万4000戸に及び、発災直後の避難者は なんと約47万人だったそうです。
<プミポン前国王とアピシット元首相>
この被災ではタイ政府とタイ国民からも随分とお世話になりました。翌日の12日には、早速
プミポン前国王夫妻から天皇、皇后両陛下宛てに書簡で、犠牲者に対する弔意を頂き、当時の
アピシット元首相からも管首相宛てに、お悔やみと被災者へのお見舞いが伝えられました。
更にアピシット元首相は、13日の国民向けテレビ番組で「日本は重要な友好国で、長年に
わたるパートナーだ」と述べ、下記の内容を持って支援する姿勢を明確にしてくれました。
<街のあちこちでタイ人の義援金募金活動も>
*日本に総勢35人の医療チームを送る。
*毛布・防寒具・食料など被災者に送る救援物資の購入など、計2億バーツの予算を計上。
*5百万バーツの義援金、24人のレスキュー隊と6頭の救助犬を派遣する。
*タイ米1万5,000トンを緊急援助する。
<タイの報道も一面トップで伝えました>
14日には王室財団からも、毛布、コメ、缶詰などが入った救援キット3,000袋を被災地に
送ってくれています。バンコク都の街中でも一般の人達が被災者支援の募金を始めてくれ
緊急時の支援に、タイの人たちが素早く行動することに驚いたことをも思い出します。
同年の8月には「東日本大震災の義援金」として、総額が4億7,741万バーツ(約16.7億円)の
寄付金がタイ外務省、タイ赤十字、商工会議所などから寄せられ、日本政府に送られています。
<多くのタイ学生が千羽鶴も折ってくれました>
また ネットやSNSの掲示板にも、日本に対し弔意、お見舞いが数多く寄せられました。
沢山のタイの人たちから大きな支援を貰ったのを覚えています。嬉しかったですよねぇ~
あと、印象に残っているのが震災直後に、日本は近年 未曽有の大地震に見舞われたのに、
日本人の自然災害への向きあい方に、タイ人が驚いたことです。支援物資の配給に整然と
並ぶ被災者や、全国から集まったボランティアなどの自発的な助け合いを称賛していました。
大地震で大変なのに日本人の冷静な行動や規律を守る姿勢に感心して、驚いていましたねぇ~
当時、タイ人の友人曰く、“食べるものが無い、こんな状況でも規律を守っている。タイで
こんなことが起きたら、火事場泥棒や支援物資の横流しが横行して大変なことになっている。
日本は世界で一番強く治安が良い国だろう” と ・・・(苦笑)。 色々と有難うございました。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
いやぁ~ 思い出しました。 改めて感謝したい気持ちになりましたね。
二つとも、いつまでも持つていたい動画です。
Pray For Japan
https://www.youtube.com/watch?v=YCtWAkTg5PI&list=LLXWcrNXtbPcHDzWOshJ3BDA&index=339
日本支援キャンペーンオフィシャルMV
[Official MV] Thai For Japan : เบิร์ด ธงไชย แมคอินไตย์
https://www.youtube.com/watch?v=zgy8bFVWM2E
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