昨日で、あの東日本大震災が襲来して4年になるんですねぇ~
その日は朝から外出しており、家内らから 「日本で大きな地震が発生し大変なことになっている」
と、携帯やメールに一報が入ったことが昨日のようです。 震源地が三陸沖と聞いて一安心して
いましたら とんでもなかったですネ。 死者と行方不明者で18,475人も出てしまいました。
その内 今だ、不明者が2,584人もいるといいますから驚きです。
結局 観測史上最大の巨大地震となり、しばらくはタイのテレビ放送でも、日本の地震ニュースが
ずっ~と流れていました。 やはり 2004年12月26日のスマトラ沖地震で、プーケットも大きな津波に
襲われ 数多くの犠牲者を 出した体験がありますからネ。 このスマトラ沖地震が起きる前は、日本の
地震なんて 他人事でしたが、タイのマスコミもタイの人も この時から地震や津波に敏感です・・・
スマトラ沖地震で25万人以上の死者と行方不明者が出て、タイのプーケットとパンガー県を 中心に
犠牲者の数は 外国人旅行者約3,000人を 含む約8,400人が被害に遭い、日本人も28名が犠牲に ・・・
また プミポン国王のお孫さん (ウボンラッタナ王女のご長男) も この津波で亡くなっています。
この時からです、津波という言葉が TSUNAMI ツナミと発音し、明確にタイ語になったのは。
東日本大震災の時、そのエリアには年間2万人~3万人のタイ人が観光・留学などで訪れており、
毎日のように地元各紙は連日1面トップで、また テレビニュースでも、まずは 東日本巨大地震の
ニュースが流れ、被災状況を 伝えていました。 ほとんどタイ人の訪日はキャンセルされました。
プミポン国王夫妻からは12日、早速 天皇、皇后両陛下宛てに書簡で、犠牲者に対する弔意を 頂き
アピシット元首相も管元首相宛てに、書簡で犠牲者へのお悔やみと被災者へのお見舞いの気持ちが
伝えられ タイ政府が日本を 支援する用意があると、他国よりいち早く、申し出もありましたねぇ~
* 日本に総勢35人の医療チームを 送る。
* 毛布・防寒具・食料など被災者に送る救援物資の購入などで、計2億バーツの予算を 計上。
* 5百万バーツの義援金、24人のレスキュー隊と6頭の救助犬を 派遣する。
* タイ米1万5,000トンを 緊急援助。
(支援物資の一時保管先として、千葉県成田市内にあるワット・パクナム日本別院を 利用)
また タイのインターネット掲示板には、日本に対し弔意、お見舞いが数多く寄せられましたが、
マスコミとタイ人の間で、大地震での日本人の冷静な行動や規律を 守る姿勢に注目も集めました。
「タイで起きたら、火事場泥棒や支援物資の横流しが、横行して大変なことになる」「日本は
世界で最も強い国だと思う。 食べるものがあるのか、どうかわからない、こんな状況でも
強盗は出ないし、規律を守っている。 タイで起きたら 全て 終わっている」 と・・・・
もう少し東日本大震災の話、明日に続きます。
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