タイでの痴話、ご参考に！ （２）

　　
　知りあったタイ人女性がＹさんに次々とオネダリすること、これって、全ての一般タイ人の感覚と思っては
いけないのですが、ここで最初の　「タイと日本との文化の違い」　を感じます。　（昨日からの続き）

　タイでは強者が弱者を助ける、お金持ちが持っていない人を助ける、という考え方が、日本より　ず～と
根強くありますので、お金を持っている人から　「物を貰う」　という行為を、当り前に思うのでしょう。
だからでしょうかネ？　そういう人から食事をご馳走になってもお礼を言いません、当り前の雰囲気です。

ましてや、日本とタイを行き来している中高年なんかは、相当お金を持っていると思っているようですから
車ぐらいまでは買って貰えるかも、なんて思う人達も随分といるでしょうネ。　ここで云うタイ人女性は
Ｙさんの彼女もそうですが、夜のお勤めの女性達です。　彼女達、殆どが子供を田舎に預けて働いている
ママ達です、そりぁ～　田舎への仕送りに必死です！　親戚の一人や二人、簡単に葬式の理由に…（笑）

　

　62歳のＹさんはこの年になって、「こんな笑顔の可愛い27歳の女の子が自分を癒してくれる、なんて」　と
惚れ込んでいますから、なんだ　かんだと、リクエストされる儘に応じていたのでしょう、日本じゃ　
おじいちゃんに近い62歳の年寄なんかに　若い女の子が振り向いてもくれませんからねぇ～

Ｙさん、舞い上がっていますから、最初は　「いいよ、いいよ」　と答えていましたが、ここの所へ来て　
「あれ？」　と思い、相談してきたのでしょう。　でも相談するだけ良いですヨ、この手の話しは、
あまり人に話しませんからネ・・・　慣れていないタイなのに　一人で事を進めます。

　ある程度貢いだ後　「騙された」　と大騒ぎするパターンが多いんですが、本人は騙されたと思っていても
彼女は騙したつもりはありません。お金持ちの日本人男性から援助して貰っているのが終わった
ぐらいにしか考えていません。　ここに大きなズレがあります。　でも　このズレが埋められません…

　

　「俺のことが好きか」　と聞いたら　「勿論　好きよ（あなたが持っているお金が…）」　と答えますヨ。
（　）は心の呟きです。　Ｙさんが好きなんではありません、Ｙさんが持っているお金が好きなんです！　
これを勘違いしてしまいます。

勿論　こんな事情を判って夜のお散歩を楽しんでいる人も多いですし、ちゃんと国際結婚に繋がっている
人も沢山いますので、タイの女性全てを　こんな目で見てはいけないのは当然です・・・が、夜の世界では
噂されて久しいんですが、日本人は三拍子揃っている　「優しい」「親切」「金払いがいい」　と・・・

　結局Ｙさん、ワタクシのアドバイスを聞いて、「携帯電話で最後にする！」　と力強く言って帰りましたが、
後ろ姿は肩を落として弱々しかったですネ。　惚れた弱みでしょうか、もう少し続きそうです。　

　お付き合いするなら、最初にお金が無い事を伝えて下さいナ、　＜誰も寄って来ないか＞　　



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