昨年の日本QT戦で29位となり、今年 日本国内で参戦しているタイ出身のオナリン・サタヤバンポット
選手こと ムーちゃん、10月2日現在 54位で賞金総額 900万円 ゲットしています・・・ 昨日の続きです。
でも ムー選手らは QT戦上位で、参戦していても 日本女子プロゴルフ協会 (JLPGA) にテストを 受けて
通過したJLPGA会員ではありません。 JLPGA会員とQTで ツアー参加資格を 得たゴルファーとを 区分け
する為に、ムーちゃんたちを “TPD単年登録者” と呼んでいます。 TDPについて、こんな話が・・・
<ムー選手、10年にはステップ・アップ・ツアーで日本初タイトルも獲得…>
TPDは トーナメント プレイヤーズ ディビジョンの略ですが、元々ツアーで賞金を 稼ぐプロになる為には
プロテストに合格する必要がありました。 ただ プロテストを 受ける為に、かなり面倒臭い条件があり、
厳しく 中々 プロゴルファーの数が増えませんでした。
増えないと競争が少ない、レベルが上がらない、ことを意味します。 この為 男子でも女子でも、そう
QT (クオリファイングトーナメント) というものを 造り、プロ資格を 持っていなくても腕さえ あれば
どんどん ツアーに参加できる! というシステムが スタートして久しいのです。
<JLPGA入会までに長い道のりが…>
この結果、プロテストを通過せずにQTのランク上位でツアーに参戦出来るゴルファーが存在してきます。
QTから上がってきてツアーに参加意思を 表明した者は、TPDに登録をすることになります。
それが “TPD単年登録者” なんですネ・・・ 釈迦に説法でした。
それが なんと ムー選手は、7月26日~28日に 奈良県のグランデージゴルフ倶楽部で行なわれた
「 2011年度LPGAプロテスト」 で、通算9アンダーを もって 堂々のトップ合格を 成し遂げました!
<トップ合格と、トントン拍子にツアープレーヤーへ…>
そう、父で元プロ野球西武ライオンズの工藤公康投手の長女である工藤 遥加選手も9位タイで合格して、
話題となり スポーツ新聞などで大きく取り上げられた、あのプロテストでした … … 出場者数113名の内
合格者は20名のトップですからねぇ~ これはお見事ですヨ、これは!
これで、TPD単年登録者からJLPGA会員となって、残りのLPGAツアー全ての試合の出場権を 正式に
獲得しました。 プロテスト合格後の初戦である 「meiji カップ」 では、自信を つけたのか 二日目に
69 を 出して6打差ながら 通算5アンダーで、10位の上位争いを 演じていましたネ (嬉)。
<合格者 全員でポーズ! 下の右から三番目がムーちゃん
上の一番右が工藤 遥加ちゃん…>
けど ムーちゃん、日本ツアー参戦は 更なるステップアップへの過程であり、将来は 再び米ツアーに
参戦し 最終的な目標は、ヤニ・ツェン (台湾) / 朴セリ (韓国) / 宮里藍 (日本) のように、自らが
母国を 背負う先駆者となるべく、世界の頂点を 目指したいんだそうです… 素晴らしい大きな夢です!
今日からの 「SANKYO レディス オープン」 にも、オナリン・サタヤバンポット選手 こと ムーちゃん、
参戦します。 皆さん 是非 彼女を 覚えて、ワタクシからも応援を 宜しくお願いしますネ (笑)
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます