タイ内務省から昨年12月末時点でのタイの人口が発表されました。日本の約半分です。
タイの総人口は約6,530万人。人口最多はバンコク都で約558万人、最少はラノーン県で
約17万7千人でした。 総人口の男女比は、男性が約3,200万で女性が約3,330万です。
でも実際は、バンコク都の人口はもっと多いでしょうネ。出身地の住民票を変えず 都に
住んでいる人は多いですから。 憶測では700万人前後は居るんではないでしょうか。
ちなみに日本の人口は2017年7月1日の時点の概算値で人口が1億2,675万人です。
男女比は、男性が6,167万人で女性が6508万人。 日本も女性の方が多いんですねぇ~
タイは女性の人口が多いと思っていましたら、日本の方が 圧倒的に多いのに驚きました。
タイも少子高齢化が 物凄く進んでいますが、まだ救われるのは2011年の人口よりも増えている
ことです。 2011年末時点のタイの人口は、約6,408万人でしたから約122万人増加しています。
しかし、2005年に生まれた子供の合計は80万9,807人でしたが、2015年には73万6,352人に
減少しています。また女性1人が一生に産む子供の平均人数は、50年ほど前は約6人でしたが、
2015年には1.62人に下落しており、2035年には1.36人まで減少する見通しだといいます。
一時的に 今は人口が少し伸びていますが、これは医療の発達と健康志向の高まりにより、平均寿命が
延びていることが要因で、タイ保健省は 近い将来 完全に減少傾向に入るという見方をしています。
そんなことから昨年の7月でしたか、人口増加を目指した「10カ年戦略」を発表しています。
また昨年12月には、タイ工業連盟が「近年、タイ人のライフスタイルとして、結婚をしない人が
増えていること、そして晩婚化が進んでいることから、深刻な少子化に向かっている。少子化
対策が急務である」として、政府に何らかの対策をするよう求めています。
特に中流層の結婚を早め、子供を産ませるような対策をして欲しいとしていましたが、その成果
でしょうか、今年の1月、新たな減税策が閣議で承認され、今年から施行される予定です。
従来、子供1人あたり3万バーツが個人所得から控除されていますが、これが2人目からは
6万バーツに拡大されるようです。また出産費用も子供1人あたり最大6万バーツまで控除
対象となるとしています。これで待ったなしの少子高齢化に歯止めをかけられるでしょうか?
ところで、タイは男性の同性愛者が世界で最も過ごしやすい国として有名で、また 多く
いらっしゃいます。ですが、日本のように戸籍の性別変更は法律で許されていません。
それはタイ人の友人曰く「もし許したら、益々 女性が増えてしまうと政府が懸念している」と …
なるほど、だから タイは せめて生活しやすいよう工夫しているのか、と納得しました。
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