タイはサッカー王国？

　　
　今　日本では、ワールドカップ・南アフリカ大会第一戦で得点を上げた　本田圭祐選手が大英雄です。
岡田監督をあれほど批判していたのに、まるで手を返したようにメディアはどこも褒め称えています。
新聞もテレビニュースもワイド番組も皆一緒です…　こんな点も外から日本を見るようになると面白い！

　タイでも　先日の日本対カルメ―ン戦では、タニヤや日本人向け飲食店はガラガラだったようですヨ。
自宅で観戦する人が多かったんでしょう、ワタシの友人などはスポーツ・バーで見知らぬ日本人たちと
盛り上がっていたようですが・・・　飲食店のオーナー達も、こうなるとは　解っていたでしょうにネ…

　
　　　　　＜タニヤに人が集まらない？＞

何か工夫すればよかったのに・・・　次のオランダ戦は19日の土曜日ですしネ、これまた閑古鳥でしょう。
それにしても、タイ人も対カルメ―ン戦では日本を応援していた、なんて人づてに聞こえてきました。

　タイではムエタイ　（キックボクシング）　は別格として、昔からサッカーも人気の高いスポーツで
サッカー王国と言っても過言ではありませんモノ。　ただ　その人気に伴ってサッカー賭博も盛んです。（笑）

早くも11日の開幕戦であった南アフリカ対メキシコ戦で　28人が賭博容疑で逮捕され、14日までには
バンコク首都警察で、胴元7人、掛金の回収係5人、賭博客人240人をバンコク都内で検挙し、200以上の
オンライン賭博サイトを閉鎖した、なんてニュースが流れていました。　また　サッカー賭博の掛け金を


　　　　＜タイの人は賭け事が好きだからねぇ～＞

ねん出する為に、質屋へ行く人が急増しているとか…　質草は金のネックレスが中心で、ノート型パソコンを
持ち込む学生も多いんです、ってよ。　こりぁ～　今からこうでは、　ワールドカップが終わる頃には
大変な逮捕者数になっていますよ、きっと…　普段　禁止されている賭け事、こんな時大爆発します！（笑）　

　そう、そう、ワールドカップ　（Ｗ杯）　南アフリカ大会に合わせて、バンコクにあるクロンプレム中央
刑務所では　受刑者によるサッカー大会　「塀の中のワールド・カップ」　が行われている、と云いますから

　　　
＜これは刑務所ではありません＞

驚きです。　受刑者が日本を含む16カ国のチームを作って競い合い、その国のユニホームを割り当てると、
聞きました。　なんて粋な計らいをする刑務所でしょう（笑）　それだけでタイのサッカー人気が窺えます。

　そもそも　タイのサッカーの歴史は古く、まして、タイのサッカー協会の創立は1916年　（94年前）　と、
日本サッカー協会の創立より、6年も　（1921年）　前から設立されているんですヨ。

　　
＜ようやく高校サッカーに注力してきた…＞

昔からテクニックに優れた選手が多く、東南アジアを代表する国でもありました。　80年代までは日本
代表をも圧倒する程の強豪であったんです。　近年でも東南アジア選手権では、たえず上位にいますが、
今では日本、韓国に大きく水を空けられてしまいました。　勿論　まだW杯の出場経験もありません。

　タイサッカー協会では、2018年のW杯にタイ代表を出場させることを目標に、「若い世代を強化し、タイの
サッカーを国際的な水準にレベルアップさせよう」　と高校サッカーなど強化するようにはなりましたが…

　サッカーの賭け事なんて、やっている場合ではありません！　　　

P.S　
タイのテレビで日本代表チームのテレビ観戦は、下記のチャンネルで観られます。

6月19日　 18：30 　チャンネル11　　　オランダ　　 VS 　日本
6月25日　 01:30 　 チャンネル11　　　デンマーク　 VS　 日本



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