タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイ人で二回目の優勝ならず!

2007年09月17日 | タイのプロゴルファー
あぁ~ 残念! 今度こそは、三年ぶりにタイ人プロゴルファーの優勝者が出ると思ったのに!!

そうです。昨日のANAオープン(札幌)のC・プラポール(33歳)です。プラポールは2004年に
同大会で優勝しているし、相手は無名の篠崎紀夫(37歳)だったので(失礼!)いける!と、
確信してましたが・・

しかも、プレーオフの5ホール目の決着と、長い闘いでした。最後はプラポールが右に大きく
曲げて ワタクシらがよくやる、ニ打目を木にぶつけてしまい、ダブルボギーとなって「万事休す」でした。

チャワリット・ブラポールは1974年生まれの33歳。父親が実家近くのゴルフ場で働いていた
関係で、9歳からゴルフを始め、そこでキャディーとしてアルバイトしながら「借り物のクラブで
技術を磨いた」という苦労人だそうです。1996年の22歳の時にプロへ転向するとまずは、
アジアンツアーで2勝を達成。その後、1998年に日本ツアーに初参戦し、常に堅実なプレーを
続けてきました。

そんな努力が報われたのは、2004年のANAオープンで、タイ出身の選手としては初となる
日本ツアーでの優勝という快挙を成し遂げました。しかも、外せばプレーオフといった
プレッシャーのかかる状況での、3メートルのパットを決めての栄冠でありました。

2005年も、ディフェンディングチャンピオンとして迎えた『ANAオープン』で、朝からの強風に横殴りの
雨も加わった最悪のコンディションにもかかわらず、68の好スコアでトップに立ち、2年連続優勝は
ならなかったものの3位タイの大健闘。今年は同大会を含め、約1500万円を稼ぎ出し41位となっています。

2004年の優勝で多くのスポンサーを獲得し、今や祖国タイではスター選手。今回もタイの大手ビール
会社、シンハビールのシャツを来ていましたので、シンハも彼のスポンサーなのでしょう。
それと王様に敬意をはらう黄色のリストハンドも目立ちました。いずれにしても、19歳までマイクラブが
なかったという話が信じられない成長ぶりです。

今回のANAオープンで、ショットが乱れてのプレーオフ敗退のプラポールは、「体が疲れていたことと
肘に痛みがあり、こういう結果になった。体調を整えて出直す」とコメントしています。

04年は優勝、05年3位、昨年は14位、そして今年は1位タイのプレイオフと、よほど北の大地、札幌の
水が合っていると見えますので、再度 来年に期待しましょう。


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1 コメント

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C・プラポール (山田)
2007-10-23 18:30:20
C・プラポールがキャデイーをしながら腕を磨いたゴルフ場は、パタヤとラヨーンの間にあるゴルフ場です。
「プルタルアン」というコースで、「タイ・ネービー・ゴルフ場」とも呼ばれています。
タイ海軍の運営で36ホールあります。
日本のゴルフ場のように、アップダウンがあって、丘陵と山岳コースの中間のようです。
バンコクのコースのように平坦なコースが多い中で、プルタルアンは異色のコースです。
このようなコースで育ったプラポールは、日本のコースにも馴染み易かったのかも知れません。
海軍の経営のため、GFも安くて、スポーツデーは350Bと格安です。食堂も焼き飯が40Bと、これまたゴルフ場のレストランとしては格安です。
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