タイでゴルフ友達になりましょ。

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今回は上原美希プロに力が入りました!

2016年05月23日 | タイのゴルフ、あれこれ
 
 何度も言いますが、本当に日本の女子ツアーは誰かがシナリオを書いているように、週替わりで
話題を振り撒いてくれますネ。 米国ではアリヤ・ジュタヌガーン選手が2勝目を挙げ、今日の

当ブログは日米どちらにするか 迷いましたが、はやり上原美希プロの苦労話を取り上げたいですネ。 
アリヤ選手のことは明日にします ・・・ 

 
 <落ち着いたプレーの上原美希プロでした>

「中京テレビ・ブリヂストンレディース」 の優勝は、最終組で9アンダーの3人、鈴木愛・酒井美紀・永峰
咲希プロから、誰が勝つか観てましたら、予選会通過から上がってきた27歳の上原美希プロが2打差の
4位から4バーディ、2ボギーの 「70」 で追い上げ、藤本麻子プロとプレーオフに残っていました。

“うわぁ~ ツアー史上初となる予選会通過からの優勝か” と想いながら観ていました。 やっぱり
このような選手に勝たせてあげたいですからねぇ~ 残念ながら鈴木愛プロにプレーオフで敗れ2位と
なりました。 試合後、「悔しいです」 と声を震わせていたそうですが、ワタシも同じ思いでしたネ。

 
 <ツアー通算2勝目の鈴木愛プロ>

上原美希プロ、とても初めての優勝争いとは思えないくらい落ち着いてプレーオフに臨んでいましたネ。
プレーオフ1ホール目の18番は2 打目をピン60センチに、2ホール目は3メートルでしたが、パーオンし

2ホールともギャラリーを沸かせていました。 2ホール目で鈴木愛プロのラッキーな転がりで、優勝は
逃しましたが、27歳とはいえ あの落ち着いたプレーは、これまでの彼女の苦難がそうさせたのでしょう。

沖縄県出身の彼女は 父親の影響で13歳の時からゴルフを始め、本格的にやりだしたのは沖縄尚学高校に
入学してからだそうです。 16歳の時に 「沖縄県女子・全流アマチュア・沖縄県民ジュニアゴルフ」 などで

 
 <右にアマチュア時代の上原美希プロ>

いずれもベスト 5に入り頭角を現しました。 翌年の 「沖縄県高校総体」 では個人では2位、団体では
優勝でした。 2006年の 「九州女子アマチュア」 で優勝し、この頃からプロを意識したといいます。 

その時の同期に笠りつ子プロがおり、2010年のプロテストで、23名のうち2位で合格しプロへ転向。
翌年の賞金ランキングは63位 (約925万円) でしたが、12年~15年の4年間は114位・79位・122位・

75位、昨年末のファイナルQTも57位で、今季も参戦試合は限られていました。 これまで63位が
最高位で、シードを取ったことはありません。 ずぅ~っと、スタートから厳しいプロ生活でした。 

 
 <アマチュア時代は 何度か優勝はしていましたが>

昨年、限られた試合に出場しても 前半は全て予選落ちしており、心配されていましたが、1月の
トレーニング中に右足靱帯を断裂してしまったんですネ。 手術とリハビリ生活で4カ月間も

ゴルフから離れたそうです。 医師からは復帰が難しいかもしれないとも言われたようです。
それを同じ施設で リハビリ生活を送る人たちと励まし合い、苦難を乗り越えたといいます。

今大会には開幕3日前に83人で争われた 「主催者推薦選考会」 で、上位5人に与えられた本戦への
出場権を獲得し、プロ7年目で初の優勝争いを経験したわけです。 誰でも応援したくなりますよネ。

 

大ケガをして優勝したい気持ちが強くなったといいますが、今週の優勝争いという経験を得て、その気持ちは
さらに強くなったようです。 今回 2位 (賞金553万円) に入ったことで、今週の 「リゾート トラスト レディス」 の
出場権を獲得できました。 今年こそシード権を取ってほしいですねぇ~
 また福嶋浩子・前田陽子プロのように、“遅咲きのヒロイン誕生” となるよう応援したいですネ。    




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