高校の東京同期会代表内山氏が亡くなった(1/22)。ご冥福を祈る。昨夏同期会で2020年の幹事を頼むと指名を受けたのが最後(2019年は故郷開催のため東京開催なし)。
今朝(2/24) 日本文学研究者 ドナルド・キーンさん(96歳)も。
はやぶさ2が3.4億キロ先の小惑星「リュウグウ」に着陸成功(2/22 0722)。日本の宇宙技術力を世界にアピール。2005年のはやぶさ1号以来の世界的ビッグ、ビッグニュース!
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日本人が西洋の世界遺産の聖堂を見学する際、どちらかと言えば芸術的観点から鑑賞する。 チェコの首都プラハを南北に流れるヴァルタヴァ(モルダウ)川の西岸プラハ城の一角に聖ヴィート大聖堂。豪華絢爛たる大聖堂は見上げる者を圧倒。大きくて全体写真が撮れない。奥行124m、幅60m、高さ96.6m。 14世紀前半に建造開始し1929年にやっと完成!何人もの建築家が取り組んだ。2つの尖塔を有しゴシック建築の特徴のバラ窓が美しい。建物自体が芸術品と称される。
見学コースには世界遺産がてんこ盛り…チェコの聖人 聖ヤン・ネポムツキーの墓碑…、 又 チェコのアール・ヌーヴォー グラフィックデザイナー(画家)アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)は日本で人気だがステンドグラスは有名。荘厳な聖堂でバラ窓、ステンドグラス絵画を見ると〔私も天国に行ける、行きたい〕と願うのが人情だろう。
私がオオ~と心奪われたのは「ゴーガイル」と言う建物付属物。聖堂の屋根に降った雨を地上に落とす雨樋(あまどい)。
聖ヴィート大聖堂のものは怪物人間。屋根に降った雨水を口から吐き出す。日本の寺院庭園で竜の口からお水を吐き出す仕掛けがあるが似ている。
地上50~80メータのゴーガイルからの雨水は霧を発生させ物凄い迫力と想像(残念だが見たことなし)。お断りするが、見上げてもどこにあるか発見するのが困難。説明を受けないと分からないかも。
ゴーガイルは13世紀の初頭フランスで発明されたらしくパリのノートルダム寺院のものが有名とか。形状はグロテスクな動物や怪物の姿。私は建築家たちの「ユーモア」=ホッと息抜き的に考えられたものではないかと思う。 日本でも故意に寺院の柱を一か所だけ未完成にしたり、塗料を塗り残したり(故意に未完成)の実例がある。いわゆる【未完成の美学】。東西を問わず宗教建築物にはいろんな仕掛けがあり面白い。
その意味するところは「魔除け」、火災から家や身を守る「おまじない」とか、諸説ある様だが決め手なし状態。興味ある研究課題でもある…
中世人の中心は大聖堂だった。聖ヴィート大聖堂を見上げる
カメラに収まらないスケールだ 奥行124m、幅60m、高さ96.6m
内部の天井も高い、高さ33m 厳かな雰囲気
聖ヤン・ネポムツキーの墓碑 銀色に輝く。約2tの銀が使われている
尖塔に囲まれたバラ窓、正面(ファサード)の主役
バラ窓を内部から撮る。面対象が美しい
バラ窓のそばのゴーガイル
ゴーガイルのアップ 怖い怪物人間が叫んでいる…天国に行きたっきゃ徳を積め!(勝手に想像)
この口から雨水を吐き出すのだ
アルフォンス・ミュシャの最高傑作「聖キリストと聖メトディウス」
アルフォンス・ミュシャのフレスコ画 題名はわからないが