先日関東地方梅雨入りした。植物には恵みの雨、場所により避難勧告が出るような激しい雨。自然に対し、なすすべがないのだろうか?
6/8 サニブラウン9.97日本新、これから大いに期待できる。来年のオリンピックでは9.60が表彰台への必須条件になるかも!世界の壁は厚いね(ウサイン・ボルトの9.58が世界記録)。
ベルギーの「ゲント(ヘント)」と言う地名をご存知?(私は記憶がない)
ブリュッセルの北西50kmに位置、ブリュッセル(100万)、アントワープ(47万)に次いでベルギー第3位の都会(人口25万)!神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール5世(スペイン ハプスブルグ家最盛期の皇帝 在位1516-1556)にしてスペイン国王カルロス1世(在位1516-1556)の「誕生の地」…別名『花の都』とも、現在も西フランダース地方の中心都市とある(ガイドブック)。
観光地は不本意ながら教会が多い。しかも足の悪い人には苦痛。ゲントは観光客が急増⇒乗り入れ規制強化⇒郊外のバスターミナルで下車⇒市内循環バスストップまで徒歩⇒循環トロリーバスで3駅乗車⇒旧市街の世界遺産観光へ。
まずベルフォート(鐘楼)。ゲントの自治権の象徴として14世紀にギルドによって建てられ、高さ90m、町の望楼の役目…日本の火の見やぐら。見るからに高くそびえ、自治権を脅かす敵の襲来を感知したはず。中世のギルドは自治権を守るため大金をはたいて鐘楼を建造したと推測。《ギルド=同業者組織⇒自治権死守》
次に聖バーフ大聖堂(942年創立 16世紀に現在の形)。カール5世が洗礼を受けたゲント一古い大聖堂。フランドル絵画の傑作が集まる。特にヤン・ファン・エイク(1390?~1441)の祭壇画「神秘の子羊」が有名。説明はレプリカの前( 本物は修復中)。門外不出の名画との評価。例によって教義が細密に描かれている。尚この絵はファン・エイク兄弟の合作(兄が手掛け、弟が完成)とのこと。
聖ミカエル橋からレイエ川沿いのギルドハウス群グラスレイの眺望は素晴らしい、建築物はフランドル様式と呼ばれ異国情緒たっぷり。
レイエ川は観光船が行き交い大勢の観光客が川べりで休憩。ゲントにはその他聖ニコラス教会(11c創建、13c再建、スヘルデ・ゴシック様式の最高峰)。
余談だが大型トロリーバスは2連結で通勤で大変混雑、ビックリ顔(突然30名の見慣れぬアジア人がドサッと乗り込んだ)。
ブリュッセルから古都ゲントへ 3車線のハイウェイは快適
旧市街のベルフォート(鐘楼)の広場にある彫像 奥の建物には自転車置き場とトイレも
彫像脇からベルフォートを望む、高さは90ⅿ 高い!皆さん太陽光を謳歌 4月初旬冬の服装
ベルフォート(鐘楼)の重厚な尖塔部分 時計は10時前 風見鶏が輝く 新緑が爽やか
聖バーフ大聖堂落ち着いた色彩 複雑なパーツの組み立てが見事に調和 どこかひと味違う?
教義の一幕を切り取った彫像が並び信仰心に訴える…部外者には馬の耳に念仏?
名家の家紋がずらり 教会ではあまり見かけないような気がする
ヤン・ファン・アイク作 「神秘の子羊」 下段中央部にいけにえの子羊が小さく描かれている。門外不出の名画
その周りにはキリスト教の教義が描かれる(説明聞いてもすぐ忘れる)
聖バーフ大聖堂の内部 部外者には同じように映る
この建物は郵便局 古い建物が今も活きている 連結したトラムと好対照 黄色のコートが目立つ
聖ニコラス教会 ずんぐりむっくりだが 落ち着いた安定感がある スヘルデ・ゴシック様式の最高峰と言われる
レイエ川に架かるミハエル橋からミハエル教会を望む
レイエ川両側にびっしりとギルドハウス群 そして観光客が休憩
カッコよく並んだギルドハウス 観光船や観光ボートが行き交う
みんな同じような形したギルドハウス フランドル様式とか言うらしい
お洒落なカフェテラスだ 大勢の人がくつろぐ 私達はパス 残念
ギルドハウス 肉屋のもの 色合いが陰気くさい この裏手には なめし革ギルド(写真撮り忘れ)有
自転車置き場 あちこちに 日本と同様に自転車が最も盛ん(エコ推奨 隣国オランダも然り)
ではまた