写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

2018 平林寺紅葉特集

2018-11-30 16:27:44 | 旅行

今回は埼玉の紅葉名所「平林寺」をお送りします。

平林寺は正式には  臨済宗妙心寺派 金鳳山 平林寺  と言います。

1375年(永和元年)武蔵の国(岩槻区)に創建。1663年(寛文3年)川越藩主松平伊豆守信綱の遺命により

現在の野火止に移転。明治に入り妙心寺派の専門道場として平林僧堂が開墾。豊かな歴史を今に伝える武蔵野の禅刹。(平林寺縁起より抜粋)

近年紅葉の名所として知られ賑わいます。

赤、黄色、緑のコントラストが何とも華やか。遊歩道が整備され「もみじ山」めぐりが最高。

数年前両陛下も紅葉を楽しまれました。

3000坪の広大な墓域には大河内松平家の廟所があり、松平伊豆守信綱の重臣安松金右衛門小畑助左衛門

そして電力の鬼 松永安左エ門、夏目漱石「草枕」に出てくる「那美」のモデルとなった

前田卓等のお墓があります(理由!)。その他信綱が平定した島原の乱(1637)供養塔も。

今回の写真は1128日撮影したもの。今年は暖かで少し紅葉が遅れており、もう少し楽しめます。

どうぞお出かけください。

 



中欧ツアーから13   ブタペスト リスト記念館にて

2018-11-20 10:15:59 | 旅行

 ハンガリーの作曲家フランツ・リスト1811-1886)記念館を訪問。

ビルの一角にあり探すのに苦労した。ピアノ、テーブル、ソファ、肖像画、写真、椅子等展示。

かなり広い。豪華絢爛。海外の見学者も多い。個人の記念館としては豪華と感じる。

最近交響詩「前奏曲」、「タッソー」、「プロメテウス」を聴いた。骨太でゆったり感…。




中欧ツアーから12   ブタペスト美人 素敵な花屋さん

2018-11-17 19:51:43 | 旅行

マイブログに111451名の訪問者。

読んでくださる方に心から感謝。これからも頑張ろっと!

稀勢の里が想定外の4連敗。15日から休場は残念!!!

 日本では中央ヨーロッパに関するニュースが少なく一部の人以外は遠くて遠い国ではなかろうか?

然るに百聞は一見に如かず4ヵ国(ハンガリー、スロバキア、オーストリア、チェコ)のどこに行っても歴史と伝統が息づき、近代的で落ち着いた街並みに感動したことを白状したい。

 3月末ハンガリーブタペストは雨模様で寒い。

自由散歩はアンドラーシ通り(日本の銀座通か)を英雄広場からドナウ川に面したインターコンチネンタルホテルまで。トラムが行き交うアンドラーシ通りでリスト記念館、聖イッシュトバーン大聖堂、くさり橋(ドナウ川の橋)を観る。

聖イッシュトバーン大聖堂付近で素敵な花屋を見つけた。色とりどりの春花が眩しい。

中年の女性がお花の陳列中。May I take your photo?…はにかんでダメダメの身振り。日本と同じ仕草。

されど手グシで髪を整えてニッコリ。何とも笑顔が素敵。最高のモデルさん。有り難う。ここだけは快

 



チョット道草 映画  世界で一番ゴッホを描いた男(修正版)

2018-11-07 20:14:04 | 旅行

今日7日は立冬とか。穏やかで暖かい1日だった。

上野の森美術館「フェルメール展」で8作品を観た(全35作品中)。ついに来たという思い。

牛乳を注ぐ女」が評判だが、私は今回観た中では「手紙を書く女」が一番。眼が優しい。感想等は後日改めて報告したい。

 ところで 1019日の夕刊にこの秋、感涙のドキュメンタリー!!と大きな広告。映画の題は「世界で一番ゴッホを描いた男」。この記事を見て2007年のフランスツァーを思い出す(ゴッホの跳ね橋、療養所跡、夜のカフェテラスのレストラン等見学した)。 題名が気になり翌日新宿シネマカリテへ出かけた。10数名が列。

 内容はゴッホの作品の複製画を描いて生計を立てる男、深圳市ターフエンの油画村に住む画工 趙小勇の7年間追跡ドキュメンタリー。貧乏で小学校しか行けず、出稼ぎに。独学でゴッホの絵を学び、現在多い時には月に700枚のゴッホ作品を複製する。ある日ゴッホ巡礼の旅。アムステルダムで本物のゴッホを観る。そこで自分の作品(複製画)がお土産屋(画廊ではない)で卸値の8の価格で売られていることを知り絶句…。旅はオランダからフランスへ、ゴッホと弟レオの墓(オーヴェル=シュル=オワーズ)にたばこ3本を供え、ゴッホが入院した南フランス・アルルの療養所も巡り帰国。

帰国後自分のおばあちゃん、自分の作業現場をゴッホタッチで描き本物の画家への変身願望と苦悩…

「この映画はどんな人に見てもらいたいか?」チケットぴあの質問。咄嗟に〈画家を目指す人〉と言ったががピント外れかも。 生きがいについて考える若者〉の方がベターかなと電車の中で考えた。

 …中国には世界の有名画家の複製画をなりわいとする1万人の画工がいる。そして年間数百万点の作品を輸出、売上総額6500万ドルとの解説…

この映画の狙いは中国の特異性を紹介することではと感じた。

 下記写真は2007年に撮影した3枚。ゴッホの描いたカフェは今も営業? アルルの病院跡は『エスパス・ファン・ゴッホ』という文化施設に。跳ね橋は観光客目当て?

 







中欧ツアーから10   本場のクラシックコンサート鑑賞

2018-11-03 09:01:02 | 旅行

ウィーンは音楽の都。今宵はクラシックコンサート。会場はアウアースベルク宮殿

 パンフ(5€)には当時子供だったW.A.モーツアルトが皇妃マリアテレジアの膝に飛び乗ったり、皇帝フランツ・ヨーゼフと皇妃シッシーが絢爛を極めた舞踏会で踊った場所…。

定刻前会場玄関は各国からの着飾ったお客様が長蛇の列。 

私もフォーマルスーツを着飾ってと言いたいところだが、昼間と同じラフスタイル。

演奏曲目はモーツアルトヨハンシュトラウスのもの中心。

 フィガロの結婚序曲、トルコ行進曲、フィガロの結婚から「ケルビーノのアリア 自分で自分がわからない」、トリッチ・トラッチ・ポルカ、ジプシー男爵のアリア「騎士バスマン」からチャールダーシュ、ウィーン気質、美しき青きドナウ、ラデツキー行進曲…。名曲に合わせたダンス、ジュエット有の2時間。

結構楽しかったが、言葉もわからず、曲名はうやむや。昼間の疲れもあり、まあまあこんなものか。あ~疲れた!