写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

20-26 不条理小説 「ペスト」 露に濡れた花

2020-06-30 14:43:09 | 身近な写真

6月も早や終わる。明日7/1からビニール袋が有料化。マイバッグが必須。

今年の梅雨は豪雨型とか。九州方面で連日雨のニュース。無事を祈る。

埼玉も雨模様。久し振りに雨の中で写真を撮った。実は雨の写真は撮れそうで撮れない。

 世界のコロナウイルス感染者が1千万人を超えた。米国が255万人、ブラジルが135万人、ロシアが64万人。米国がダントツ。1日4万件。日本もこれからが危ない!

 最近You tubeのヒーリングミュージックを聞きながら本を読むことが多い。意識を集中させないとボォ~とすることがあるので・・・。

 アルベルト・カミュ―(フランス 1913-1960)の有名小説「ペスト」(1947年発表)を読んでいる。 この本1997年ごろ(平成9年)購入(新潮文庫 長らく積読=ツンドクしていたもの 定価560円)。文字が小さく紙面はセピア色だ。内容はアルジェリアの町オランで感染症「ペスト」が蔓延。ペストに立ち向かうベルナール・リウ―医師と仲間の物語・・・。2018年6月NHKTV「100分de名著」放映の再放送を観た。

 4月にはダニエル・デフォー(イギリス 1660-1731)の「ペスト」を2度読んだ。恥ずかしながら1度では理解できないのだ。ダニエル・デフォーの方が本家だ。このような小説を不条理小説と言うらしい。何で私がこんな目にあうの?…の思いが不条理の意味だ。特にがん、感染症(ペスト、コレラ等)と告知された時の思いはこれだ。古くはエジプト文明時代から感染症は人類と共に歩んでいる・・・

 

雨に濡れたスターチス(リモニュム) この花は元々ドライフラワーのごとく 花言葉は「永久不変」 地中海沿岸原産とか 納得! 

バラ  何度か載せたが雨の感触も良いのでは?

ツユクサ 梅雨時の定番だが 水玉が並ぶさまが風流 最近あまり見かけない?

ガクアジサイ  今年も大いに楽しんだ

グラジオラス 初夏の定番かも 最近あまり栽培されない

キバナカタバミ 散歩道で見かける ここいらにはミツバチはほとんど見かけない どこに行ったのだろう

ニワゼキショウ 紫の小さな花 キバナカタバミに圧倒されて少な

北アメリカ原産 花言葉は繁栄 豊かな感情 豊富 愛らしい人 きらめき といろいろ チョット欲深い?  

ウツボグサ  私の近所で見かけるのはマレ 前方後円墳広場で見つけた(朝霞市 ひいらぎ塚古墳広場)

ネジバナ この花もあまり見かけない 何故か古民家の庭、古墳広場で時たま見かける(朝霞市 ひいらぎ塚古墳広場)何でねじれて咲くのかおもしろい雑草だ

ヤマトナデシコ (酒屋の前の鉢植え) 繊細なピンクの色合いと切れ込みのある花弁が引き付ける

ユリ  これは園芸用に植えたもの(農家の畑)ほとんど売れ残り状態のひとつ

ヤマボウシ この色合いは何とも言えず好き 蓼科湖辺りでよく見かけた

明日から7月 後半が始まる 無観客のプロ野球を観ながら一人ビールを飲んでも何となくつまらない あのうるささがいつ戻るかな

                       ではまた

 


20-25 「雑草 探求するおもしろさ」の記事発見

2020-06-21 12:58:40 | 身近な写真

 梅雨空が続き うっとうしい 今年の梅雨は豪雨型とか、被害が心配だ。6/17 アベノマスク来る。当面使用なし。納期が遅く中途半端感残る。

 6/19プロ野球開幕。無観客試合だが・・・日常生活が少し戻ってきた。他県への移動もOK。さてどこに行くかな?昨年は軽井沢レイクガーデンでバラ園を観たが…一方で陽性者相変わらず。世界的には第2波のパンデミック、3蜜感染が怖いことに変わりはない。

 ところで6/1讀賣新聞15ページに稲垣栄洋(ひでひろ)静岡大学教授の記事。自らを雑草学者という。・・・雑草がいかに面白い研究対象かを紹介。遠出もままならず雑草の写真を撮り続ける私だが「ヒぇ~こんな学問分野もあるのか?」目からうろこだ!

 その中で雑草コウガイゼキショウ(岡山県のイグサに似た雑草)とタカサゴユリ(台湾原産 大正時代帰化、数ヶ月で花が咲く)の話が面白い・・・鑑賞ユリは発芽から花が咲くまで数年かかるがタカサゴユリの特性を生かして早く咲くユリの育成に成功。日頃見慣れた雑草たちも立派な学術的な研究分野であることを実感。ちょぴり嬉しくなった。

今しばらく撮りだめの写真を送る。

キキョウソウ 北アメリカ原産 帰化植物(1911)別名ダンダンキキョウ 最近見かけた新顔だが帰化は100年前。マツバウンランの後釜として咲き誇っていた キキョウに似てるかな? この花も初めて見たように思う(キット錯覚?)

パンジー 前にも載せたが 正面からしか鑑賞を許さない 色合いが豊富 春先を豪華に彩る花だ

花名不明 マーガレットコスモス? キヌガサギク?(アラゲハンゴンソウ) 素人を悩ませる どなたか教えてください

マーガレット  こちらは間違いなくマーガレットだが

ピンクマーガレット? 花名に自信がない 日本の菊に似ている

サルビアファリナセア(メアリーセージ) サルビアの一種、アメリカが原産

コンポルブルス クネオラム 地中海沿岸原産 もわ~とした感じ

 ツゲ 昔は櫛の材料だった 小型の花

ガーデンプリムラ 植え込みの中で遠慮しがちに咲いていたように思う

ヒメツルソバ 道端のああちこちに群生 よく見かけるが気にも留めない花の一つ 日がたつと色が抜け白くなる

不明 この花は優雅 どこで撮ったかも覚えていない どなたか教えてください

タンポポ 綿帽子には約250個の種子ができる 道端の王様だった

不明 名前を探せない! どなたか教えてください

ピレネーフウロ? 名前を探せない ヒメフウロに似ているが ピレネー山地が原産?

シロタエギク チョット不気味 でも名前は白妙菊とか 高貴だ

ドクダミ 10薬(じゅうやく)という 昔は何にでも効く薬として重宝 ドクダミの白が白色の標準と教えてくれた人あり しっとりした白

テッセン(クレマチス) 標準は紫だが これは白い

 撮りだめの写真を載せたが名前を探せないものがある。又見当違いもあるかも? どうぞお許しを 

 同じ散歩道でも雑草(草花)はどんどんチェンジする。それにしても1週間は早い!

                         ではまた


20-24 横田滋さん天国で安らかに 孔雀サボテン捧ぐ!!

2020-06-09 14:29:14 | 身近な写真

 横田滋さん(6/5 87歳)が亡くなった。長女めぐみさんを抱く滋さんの写真が心に突き刺さる。43年間拉致被害者全員の帰国を訴え続けた。ご冥福を心から祈る。拉致された17人の内未帰国者が12人もいることに心をはせたい。

 プランタの孔雀サボテン2株に十数個のつぼみ。今年は豊作、花は数の割には20cmと大きく豪華絢爛、鮮やかさは例えるものなし!咲き始めて24時間ほどで萎れる。2~3年置きに沢山のつぼみを付ける。昨年は不作で数個だった。この深紅と濃いピンクの色彩はどこから来るのだろう…天国か極楽浄土?

横田滋さんに捧げたい。

クジャクサボテン たいした肥料もやってないかも?水やりはたまにするが

1本の茎に3つの花が三つ子のように重なり合って咲いた 初めてかも

濃いピンクが天国に見える 外側の花弁は深紅色 これもすごい

次から次へと大輪を咲かす 来年に残したい思いが募る

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草) 撮影は5月初旬

北米原産の帰化植物 優しさがにじむ 

ストエカス ラベンダー(フランシスハーブ) 歯医者さんのプランタで撮影  ローマ時代 風呂の香水として使用されたとか 

ホタルブクロ この色が標準かな? 先年 我が家でも咲いたが今年は絶えたのか見当たらない 何となく気になる

紫色のホタルブクロ チョット珍しい 端正に育てている家がある

アズーロコンパクト トマト農家のプランタ 園芸種 ホワイト、ウルトラマリーン 2色混載  いかにも涼しげな花

イヌムギ 雑草の王様? どこにでも生え 強い雑草 麦の形

カモジグサ イヌムギとよく似ているが・・・どこにでもある雑草

イワダレソウ(岩垂草)初めて見たかも。トマト農家のビニールハウス脇 花径は13mmと小さい 3mmの小さな花の集合体 他の花を駆逐して広がる南米原産の帰化植物とか 乾燥に強い

ビヨウヤナギ(美容柳) 中国原産 300年前に日本に来た帰化植物

葉っぱが柳に似ている 近所に1本のみ 花が咲くとビヨウヤナギの看板が出る

チアオイ 昨年まで誰かがズタズタに折って被害が出たが今年は

立派に育つ 3mぐらいの高さ 赤とピンク

八重のガクアジサイ そろそろ梅雨入りが間近 がくの枚数を数えたら15枚ぐらい

ガクアジサイ赤紫

ガクアジサイ 5月中頃の写真で咲き始め 現在は満開に近い

 

 20年ほど前の夏(能登 志賀町赴任中)石川県の信仰の山 白山に登山 その年は高山植物の当たり年で高山植物が咲き誇っていた。ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ等、他にニッコウキスゲ、チングルマ、ミヤマシシウド、コバイケイソウ、アザミ、シモツケソウ、ハクサンチドリ、クロユリ・・。

 夕方小屋の方が小屋周辺を花ガイド・・・その中でクロユリは10年に1度花を付ける。残り9年間は花を付けずじい~と栄養を根っこに蓄える。(栄養が少ないので花を咲かせない)厳しい自然と少ない栄養分で生きる知恵と聞いた。                   ではまた


20-23 感謝と敬意の編隊飛行

2020-06-01 21:26:30 | 身近な写真

  5/29お昼ごろ 轟音と共にブルーインパルス6機が頭上に。これが医療従事者に感謝と敬意の編隊飛行だった。快晴の青空をブルーインパルスが正3角形の編隊飛行。5分おきに数回観察された。上空で先頭機(リーダー機)が一度だけ白煙を吐いた。お昼のTVニュースでは東京上空では全6機が白煙を吐いた。どこかのおじさんが「うるさいな!低空飛行は墜落の危険、なぜここに来るのか?」と私につぶやく‥航空ショーは無事終わった。

 実をいうと私も医療従事者に本当に感謝したい出来事‥3月下旬神奈川に住む孫が39℃の発熱があるとの知らせ。もしかしたらコロナ?母親が保健所に電話したがつながらない‥数時間後小さいときお世話になった町医者が診察して扁桃腺炎による発熱と診断、ホッとした。その数日後私に微熱と頭痛症状。もしやコロナ?幸い抗生物質投与で数日後に回復。嬉しかった。

 ブルーインパルス機をカメラで捉える とくとご覧あれ!

ほぼ真下から6機を捉えると 見事な3角形の編隊

旋回時機体の上面も捉えた 尾翼がブルーだ 後ろの3機は一直線ではなく真ん中の1機が少し遅れている?これがプロの技術かも!

先頭機(リーダー機)が白煙を吐いたゾ! 東京では6機 朝霞では1機のみ(残念)

先頭機の後ろの機体に煙がかからず綺麗に見える‥戦闘機の高度が少し高い?

先頭の3機を拡大すると両翼に日の丸が見える そして白煙が尾翼の右側から出ている

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 ブルーインパルスにお目にかかるのは2度目。丁度6年前の2014年5月31日旧国立競技場解体のお別れセレモニーに東京オリンピックから50年ぶりのメモリアル飛行が行われ旧国立競技場外苑に見学に行ったことも思い出した

6年前の写真 今回と同様に6機の三角形編隊飛行 お見事 

この時は先頭機1機と一列に並ぶ5機編隊も見られた

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 このまま新型コロナウイルスの終息を切に願う。現実には2波、3波に備えなければならないようだが

                         ではまた