写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

20-22  繰り返す悲劇

2020-05-27 20:35:45 | 身近な写真

ジメジメ 梅雨入りも近い

5/21大坂・兵庫・京都、緊急事態宣言解除 5/26関東圏も26日に解除。これで全国すべて解除  あっけない感じ  こんなんでいいの?

 しかし新型コロナウイルスは私達を狙っている。治療薬、ワクチン開発も出来ていない。百年前のスペイン風邪(本当はインフルエンザ)時、サンフランシスコ市セントルイスは制限解除を焦りたちまち第2波にやられた。日本でも1920年スペイン風邪の第3波(後流行)で感染者30万人、死者3万人を出した。感染初期段階や感染の波が一度弱まった時期に政治家は危険を過小評価しがちな点に注意する必要があるとのこと(5/13 読売新聞 磯田道史さんの投稿文)…この文章が心に引っかかった。 今回もそうならないことを願う!

 米国ジョンズ・ホプキンズ大学のデータでは

5/27 9:40現在 ワールドワイドで感染者5588299(559万)人(死者350423(35万)人 6.3%)国別ワースト3は①アメリカ1680625(168万)人(死者98875(9.9万) 5.9%)②ブラジル391222(39万)人(死者18859(1.9万) 6.3%)③ロシア362342(36万)人(死者3807 1%)…中国84102(8.4万)人(死者4638 5.5%)… 日本16623(1.7万)人(死者846 5.1%)。

まだまだお花の続き

オキザリス 原産は南アフリカ ピンクが鮮やか、名前が面白い 賢い花 夕方になると花弁を閉じて休み朝早く咲く、雨天で花弁を閉じて防衛する。長期間同じ花が咲き続ける

ゴールドステック 別名ディア・グロボーザ

黄色のボール型 すく~と立って目立つ 木琴のバチを思い出すね ドライフラワー向け 

マツバギク 目が痛くなるようなキラキラ感 今日見たら萎れてダウン! 花の命は短い

コンニャク 群馬出身の方が5年目で初めて花が咲いたから見に来ないと連絡。中心の電柱のような長い柱は花序付属体(悪臭を出して虫をおびき寄せる役目)、その周りに仏炎包(ぶつえんほう…ミズバショウの形)、仏炎包の内側におしべ群(ピンクのつぶつぶ)が見える。めしべ群は仏炎苞の奥にあり見えない。日本一大きな花かも? 写真撮る時変な匂いがした‥

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) 道端に群生 小さくて可愛い 

夕化粧とはこれ如何に!最近特に目立つ 明治時代アメリカから来た帰化植物らしいが

ヒメフウロ 春先から次々と咲き続ける 別名塩焼き草…塩を焼いたような匂いからとか、私には鉄さびのような匂いに感じた 一部の地域で絶滅危惧種と言うが埼玉ではびこっている

 

ところで 米国ジョンズ・ホプキンズ大学のデータで世界の新型コロナウイルス感染者数をリアルタイムで確認できる。この大学は全米医学系5位の優秀大学、専門スタッフ6名で世界の情報を収集し公開。WHOもかなわない!日本の新聞もこのデータを使用だ

                          ではまた

 


20-21 こうのとり9号機打ち上げ成功 ISSへ6.2トン物資運ぶ

2020-05-23 17:24:02 | 身近な写真

 日本の無人補給船「HTV(こうのとり)」9号機 21日未明に「H-2」ロケットで種子島宇宙センターから打ち上げ。9回連続成功。失敗無し。水、食料、大型バッテリー等6.2トンをISS(国際宇宙ステーション25日着)に運ぶ。これが最後のお役目。よくやった!世界に誇れる日本の技術力! 次回以降は後継機「HTV-X」と「H-3」ロケットに引き継ぐ。頑張れニッポン!!

今週も散歩で撮った雑草等を載せる

まずはお詫びから

前回イベリアとして紹介したが正しくはオルレア。日本ではホワイト レースフラワーとして知られる。白色の落ち着いた雰囲気。花言葉は 可憐なこころ、細やかな愛情、感謝。地中海沿岸原産(イベリスはもう少し背が低く花も小さい)原産地は両方とも地中海沿岸で同じ

シバザクラ 富士山麓が有名 埼玉では武甲山麓の羊山公園が見事

タツナミソウ(立浪草)  白、紫の2種類がわんさかと咲く サクラソウと共生 一面に広がる強い花(雑草❓)

スズラン 北海道の代名詞だがあちこちに見かける 季節を感じさせる

ヒルザキツキミソウ  北米原産の帰化植物 昼間から咲いているのでこの名があるとのこと チョットなよなよした感じだが可愛い

ヒメフウロ(姫風露) 別名 塩焼草 塩を焼いたような匂いとか

私には錆びた鉄のような匂いでした…。ところでヒメフウロを調べると微妙に花の形が違った写真がヒメフウロとして出てくる?どれがホントかもう少し検討の余地あり

デルフィニウム 会場装飾に欠かせない 生け花にもよく使われる。紫の花が存在感あり、和名はオオヒエンソウ属(大飛燕草属) つぼみがイルカに似ているとか(名前の由来)ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカ山地に250種も

シラーベルビアナ 日本ではオオルツボ大蔓穂) 地中海沿岸原産 小さな花が集まる 濃紫が目立つ

ニゲラ 青い透明感 別名 クロタネソウ 地中海沿岸地方 エジプトで3300年前にスパイスとして育てられた貴重な花! 花言葉は 夢で逢えたら、戸惑い とか

トキワツユクサ(常盤露草)別名ノハカタカラクサ(野博多唐草)南アメリカ原産 散歩するとあちこちで見かける 要注意外来生物に指定されてる…問題ありの植物らしいが詳細は知らない

上 シラン(紫) 下 白シラン 最近見る方向が気になる 正面から見ないといけない

アヤメ  この季節の代表かな?

ナヨクサフジ?  (弱草藤 つる性1年草)
ヨーロッパ原産で飼料や緑肥として栽培されている。1943年に天草島での帰化が報告され、現在では本州〜沖縄県にかけて道ばたや河川敷に見られる。全体無毛または伏した毛が散生する。

メキシコ マンネングサ 小さな黄色の花 地面に這いつくばる サンプルがメキシコだったのでこの名前とか、かなりの品種がありそう  原産地不明とか? 詳しく調べるともっと面白いことが分かるかも‥

今週も植物写真。どこにも出かけないので。25日に緊急事態宣言解除か? 第2波が気になる。

 ところで10年以上使用した万歩計(確か3千円)が壊れ新品に。1300円程(オムロンHJ325)。安い。但し歩数のみ。1日1万歩が目標。1週間毎 手帳に転記。年度ごとの総歩数を算出しようかなんてことも考えるが…最近はスマホに歩数計が付属する…直近(5/11-17)の1週間集計。合計歩数85800歩 1日平均12000歩。Stay home! だが人目を避けたウォーキングで達成。ただ一つの健康法なり

                        ではまた


20-20 新型コロナは油断禁物。罹ったら地獄だ!

2020-05-15 20:07:46 | 身近な写真

昨日5/14は五月晴れ。今日5/15も晴れ。そよ風が心地よい。Stay home!続行。散歩写真をアップ

5/14緊急事態宣言39県解除。私は時期尚早と考える。埼玉は除外だが…国からのマスクもまだ届かない、ちぐはぐ観あり。しかるに細心の注意で今日を迎え緊急事態宣言解除でホッと気が緩む=コロナにスキを与え…2次感染が来るこれが怖い!かかったら地獄。保健所に電話してもつながらず、病室不足でたわい回し、PCR検査能力不足で数日待ち…そして最悪は死。5/13大相撲の3段目「勝武士(しょうぶし28歳)」死亡。この責任は誰がとる?

 私達は「3蜜を避けお出かけマスク、手洗い、うがい励行」が必須。5月末まで気を引き締めよう。来月に期待。今週も花だより

 

イベリスの群生は見事だ!

イベリス  バラ類の足元に咲き誇る,群生だ!外側の花弁が長く伸び内側は短い、そしてバランスよく大きな花になる。お見事! 白色の落ち着いた雰囲気。スペインの別名イベリア(iberia)が語源とか。地中海沿岸原産。別名キャンデータクト(candytuft)。アブラナ科に属する顕花植物。キャンディーとは関係なし!

 

コバンソウの群生  従来見たことなく新鮮なイメージ

コバンソウ(小判草)形が小判そっくり。日がたつと黄金色に変わる。形が変わった花穂で目立つ。地味だが遊歩道脇に群生。地中海沿岸域の原産。明治時代(1901)東京美術学校の合田(ごうだ)教授がパリから種子を持ち帰った。別名ゴウダソウ、小穂を俵に見立て「タワラムギ」とも。今年初めて気が付いた、これはコロナのおかげ?一度名前を聞いたら忘れない

 

ジャスミン(茉莉花=まつりか、まりか)家のそばの小さな公園の垣根。 中国で人気。芳香が強くジャスミン茶、香水の原料。200種以上あるそうだが… この花は はごろもジャスミン?  古代エジプトで栽培されていたようだ。数千年の歴史がある

 

マツバウンラン 休耕地に群生する 小さくて遠目には一面紫に見える

 

マツバウンラン(松葉海蘭) 数年前から見かける。あれ~こんな草が!北米原産。1941年京都で見つかったのが最初とか。言わば戦中帰化植物。オオバコ科の1年草または2年草。葉の形が松葉、花がウン蘭に似る。葉はよく見ないと茎に見える

 

バラを育てるご家庭 今が見頃 足元にイベリスが群生する

橙色のバラ

黄色のバラ

ハマナスに似たバラ 

家壁に巻き付くように見事なバラ 深紅色も捨てがたい

昨年はバラ園に出かけたが今年は近所のバラで我慢!やはり春はバラで決まり、バラは優雅そのもの 

                         ではまた


20-19 新型コロナウイルス感染は収束に向かう?

2020-05-07 14:15:43 | 身近な写真

ついに連休が終わった。今年はステイホームウィーク。観光地の人出は80%程度ダウンと好調。よかった!

 コロナ緊急事態宣言が5月末まで延長されたがニュースに明るい兆し・・・小学校再開の地域も。私は4月後半数日間微熱。もしや感染?実は扁桃腺炎、内科で薬処方で回復。以来毎朝体温チェック。電池が無くなったらどうしようかと思案。幸い大工道具専門店で見つけた。体温計は電池がないとただのガラス棒。これにはマスク以上に困った。今後本当に困るものをチェックして予備を持ちたい。

マムシグサの花 近所の神社裏で撮影。マムシが鎌首を持ち上げた形。

葉っぱも変わっている。十数枚ぐるりと360度に広がる。20年ほど前埼玉県の武甲山で初めて見たときはもう少し背が高く なんだ!この形は? 今回のものは胴が短く細長い糸状のひげがあり、浦島太郎の釣り糸になぞらえ ナンゴクウラシマソウという種類かも。秋には小さな橙色の実が固まってでき好印象、マムシ的ではありません。

時々見かけるがあまり気にしていなかったが ジュウニヒトエという優雅な名前と初めて知った  この季節には紫色の花が目立つ

アメリカ原産の1年草 ネモフィラの花 和名瑠璃唐草(るりからそう)

爽やかな水色の可愛い花 茨城県ひたち海浜公園が有名

オダマキの花 紫がおおいが黄色のもある

巣ごもりでストレスがたまる。 人けを避け外の空気を吸いたい!これからバラの季節だが、人混みを避けるため、つぼみをカットとか。

 ダニエル・デフォー作 「ペスト」を読んだ 新型コロナウイルスの数十倍怖い! 1665年ロンドンで発生した記録に近い小説 1年間で人口の1/6 6万5千人(人口46万人)が死亡したらしい。

                    ではまた


20-18  画家「加山又造を悼む」    Stay home stay home stay home week!

2020-05-01 15:39:15 | 身近な写真

5月初日。令和初日から満1年。初夏の陽気だ。扁桃腺痛が完治し気分爽快…されど数百年に一度の厄疫(やくえき)に苦しむ。

 コロナウイルス感染が少し下火になってきたようだが連休が問題視される。Stay home week !

 巣ごもりで古新聞の切り抜きを整理。「加山又造氏を悼む」という一文が出てきた。セピヤ色。表題から加山又造が亡くなった直後に書かれたもの(2004年4月11日朝刊)。書いたのは画家の石本正。加山又造(1927-2004)の作品『冬(1957)』はピーテル・ブリューゲル1世(1525?-1569)に引かれて描いたものという又造さんへのオマージュ。作品『』は雪山の枯れ木、2匹の狼、枯れ木に止まる一羽のカラス、飛び回るカラス‥‥厳しい冬の静寂‥‥

さてブリューゲル作品は2年前ウィーン美術史美術館で現物を見て2018年10月17、21日付で〈ブリューゲルに再会(1)(2)〉として紹介済だ。

 もう一度触れるとピーテル・ブリューゲル(1世)の『雪中の狩人』は…雪山に枯れ木 、2人の猟師と数匹の猟犬 、木に止まる一羽のカラス、飛び回るカラス…池に張った氷上でアイススケートを楽しむ人達、遠方に雪山‥‥冬に生きる人たちの活力を感じる‥‥2枚は構図がよく似ている。違いはブリューゲル作品には人間がおり、加山又造作品には人間がいない。

 又造は一羽のカラスに孤独感、寂寥感を表現。一方, ブリューゲルは活動する人間たち…全く異なる観点を表現しているとみられる…とのこと。私は残念だがそのような深い意味を読み取れない。何と深い考察があるものか。私は2枚の絵のテーマ違いを知りえただけですっかり満足。

ピーテルブリュウゲル1世 『農民の結婚式』 当時の農民は栄養が悪く

実際は痩せこけていたらしいが 絵では丸々と太っている 既出 

 

ウィーン美術史美術館(WIEN MUSEUM)と読める 3階建て 既出

ピーテルブリュウゲル1世の『雪中の狩人』2人の狩人数匹の猟犬 氷上でスケートを楽しむ人々  冬の風物を賛歌している  既出

  

加山又造 作品『』裸の枯れ木の中を獲物を探して這いずり回る2匹の狼、枝に止まる1羽のカラス、遠くにはエサを探して飛び回るカラスたち

いかにも寂しい厳冬の生きざま 無常観が漂う

余談①ピーテル・ブリューゲル1世は農民画家とも言われるらしい。中世450年前は宗教画が本流。農民を作品にする画家はいなかった…。

余談②2018年春『ブリューゲル展(東京都美術館)』でピーテル・ブリューゲル2世の「鳥罠」(写真なし)。こちらはお父さんの絵に似せて描いた?

 

いずれも加山又造の「冬」と通ずる構成。450年後に日本の画家に大きな影響を与えた事実!!  ではまた