写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

19-52 昆虫のカタストロフィ迫る?!  イルミネーション添えて

2019-12-30 16:06:26 | 身近な写真

ドンヨリした曇り。前回に続き昆虫の話題。
コンチュウやばいぜ!!(香川照之)」を見た(8/28放送,12/28再放送 詳細はパソコンでご確認を)。中米コスタリカへ昆虫探し。コスタリカは昆虫王国。35万種の
昆虫、2000種の植物を誇る。現地で発見したのはマルムネカマキリ(胸に丸いつばさ)、ツユムシ、蝶のヘレノールモルフォ、キプリスモルフォコガネ虫(ゴールド、プラチナ)、巨大カブトムシ=エレファス・ゾウ・カブトムシ(130mm,50g)‥‥。
特にエレファス・ゾウ・カブトは小さな木に巨大なカブトムシが鈴なり。森林の乱開発(バナナ園化)で樹木が伐採され樹液(エサ)が激減。仕方なく1本の木に集まる。まさにコンチュウカタスロフィ(昆虫の悲劇的結末=絶滅)。 
一説では昆虫は2.5%/毎年減少し、全昆虫種の40%が減少傾向にあり、3分の1が絶滅の危機に瀕している。そして100年後には1%しか残らない!との推論。
 思い出すのはスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんの「未来の全世代はあなたたちに注目している。もしも私達を失望させるなら、決して許さない」(9月 国連気候行動サミットのスピーチ)。
日本でもアキアカネが99%減少したとのこと。今年赤トンボをほとんど見かけなかった。

11月13日の新聞記事は日本の蝶87種の内34種が急減、絶滅危惧的の判定。

一方でアーバンイノシシのニュース。食べるものが無くなり都会に出没!この傾向は来年さらに強まりそうだ。カマキリの鎌子ともども心配。脱化石燃料が叫ばれる中、再生可能エネルギーをどう構築するか?
来年はどんな1年になるのか?‥‥どうか良い新年をお迎えください!!

新宿駅 小田急百貨店あたりのパープル系イルミネーション

新宿駅西口バスターミナル

新宿駅南口プロムナード 代々木方面を望む

新宿駅南口プロムナード拡大

銀座四丁目 真珠ミキモトのショーウインドウ

銀座 ブルガリブランド よく見るとヘビだ!

右手は有楽町駅交通会館あたり 左は丸井ストア 

近所の幼稚園イルミネーション サンタがはしごを登っているが

近所のマンション 小さなサンタクロースと東京タワー

道路わきイルミネーション 

イルミネーションはかなり地味になってきたようだ 電力抑制効果に期待する

来年もどうぞよろしく。平穏な新年でありますよう!

                             ではまた


19-51 カマキリの鎌子に来年も会いたい!

2019-12-22 22:08:10 | 身近な写真

12/22 外は雨、雨音が響く。いよいよ年末だ。
最近 新聞で郷里の「富山もよう」を知った。なんだ それは?
ネットで調べると富山の地方紙「北日本新聞の雨の日の包み紙」がルーツだそうだ。現在は相当数のデザインが創作され最高のいやし系図案に。地方創生に寄与。頼もしいぞ!

 尚、興味ある方はネットで調べてください。

今年いろんな写真を撮ったがカマキリ(鎌子)もその一つ。
我が家のミョウガ、椿にカマキリが住む。この2年間の観察をまとめると

アガパンサス花に小さなカマキリ(6、7月)→ミョウガの林で中堅サイズ発見(8月)→アサガオのオンブバッタを捕る(夏秋)→椿(1)で毛虫を捕る(夏秋)→椿(2)の樹のてっぺん(11月初め)→椿(2)の樹のてっぺん(11月中旬 お腹が大きい)→居なくなる(12月)

カマキリに関するプチ知識
① カマキリの種類:オオカマキリ、チョウセンカマキリ(カマキリ)、ハラビロカマキリ、コカマキリ 4種
② エサ:肉食のみ。バッタ、イナゴ、毛虫、…我が家のものはオンブバッタ、毛虫が主食か?
③ 共食い:交尾中にメスがオスの頭を食べる…オスは胸腹部の神経節があれば交尾可能らしい
④ 死:交尾が終わるとオスは死ぬ、メスは卵嚢(らんのう)の中に卵を産み付ける。産卵後死ぬ…
⑤ 翌年春:卵は卵嚢に守られ春に可愛い子供が誕生 アガパンサスの花に来る

カマキリは子供のころはどこにでもいたが現在ではあまり見かけない、確実に個体数が減少している。50年前のカブトムシ、クワガタと同じ運命をたどることが予想される。こんな事で良いのだろうか?個人的にはもっと自然を残していきたいのだが…。来年又今年の子孫に会えるのだろうか?

アガパンサスに来る幼虫を待ち伏せする鎌子

アサガオの中の鎌子  オンブバッタを狙う

椿(1)の木で獲物を食べ終えた鎌子 前足にその残骸が残る

11月初め(11/01)、10mほど離れた椿(2)のてっぺんに ベランダから撮影 何のためにこんな所にいるのか?ジ~と私の方を見ている

10日後(11/12)の同じ場所に再び鎌子の姿があった  お腹が大きい これが最後の姿だった

来年もこのような元気な子孫の姿に会いたい

                                 ではまた

 

 


19-50 世界のとんでも法律集から

2019-12-13 15:43:10 | 身近な写真

ノーベル化学賞 吉野彰さん(日本人26人目)のノーベルウィークが終わった。ノーベルレクチャー、授賞式と晩餐会の爽やかな笑顔 ご同慶に堪えない。リチウムイオン電池は地球温暖化に歯止めをかけ、近未来電気飛行機誕生も可能か? 是非乗ってみたい。

 12/12NHKTV「所さん大変ですよ」で笑顔評価100点(スマイルスチャン装置判定)取らないとタクシー運転させない(広島のタクシー会社 笑顔で売り上げ好調)。スーパーのイトーヨーカドーでも店員さんに笑顔を作る練習という話が出た。今笑顔が話題だ。たとえ作り笑いでも体に大変良好な結果が出るという。笑顔や笑いはNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化を促進し、がん、認知症等治療に大変有効。

 世の中は広い、今回は条令まであることを知った(盛田則夫著抜粋)。

アメリカ・アイダホ州ポカテロ市・笑顔条令なるもの

第1条        ポカテロ市民で不機嫌な顔をしている者は罰せられる

第2条        笑う習慣を身につけるため、毎年「笑顔週間」を設ける

第3条        笑顔チェック係を新設して、笑わない人を逮捕する特別管を置く

第4条        条例に違反した人は「笑顔作りの講習」を受けること

この法律はすでに50年以上も施行されているとのこと

 日本でもこのような法律(条令)を作ろうよ!特に国会議員、公務員あたりが率先垂範したらどうか?世の中もっと明るくなるかも。

今思い出した。今年のスマイルはプロゴルファー渋野日向子さんで決まり!

「笑顔チェック」の画像検索結果

この写真はオムロン ティー・エー・エス株式会社 | Productsから借用した。ご了承ください。                                                      ではまた


19-49 平林寺紅葉 2019 (2)

2019-12-09 15:15:48 | 身近な写真

 アフガニスタン東部ジェララバードでNGO「ペシャワール会」中村哲(73)さんが殺害(12/5)された。犯人の狙いは何か?数日前に襲撃情報があったとも。農業を育てる砂漠の緑地化に一生を捧げた。ご冥福を祈ろう。

さて名刹平林寺は臨済宗妙心寺派 金鳳山(きんぽうざん)平林寺。これが正式名称だ。一年中観光客が絶えない。

前回は紅葉(黄葉)を報告、今回続編をお送りする。

 平林寺に大河内松平家廟所がある。大河内松平家は江戸時代初期の川越藩主松平伊豆守信綱により興され幕府老中として家光、家綱に仕え「知恵伊豆」と呼ばれた。頭脳明晰、この地方の名家。その一族のお墓が平林寺にある。10年前の2009年11月25日平成天皇皇后両陛下も行幸された。当日は快晴、ヘリコプターが旋回していたことを思い出す。

落下したモミジ 風情あり

塀に映った紅葉 チョット幻想的  太陽の位置で刻一刻と変化 

狭山市の入間基地に向かう自衛隊大型輸送機C2が低い高度で飛ぶ(一機 230億円)

信綱の重臣 川越藩家老小畠助左衛門のお墓 野火止用水の開削(かいさく)や川越藩の発展に尽力 新しく案内板が設置された

大河内松平家廟所にある菩薩像 昨年まで気が付かなかった 

灯篭の隙間にスミレが生えている すごい生命力

松平伊豆守信綱夫妻のお墓(写真は信綱公 右手に奥方のお墓あり)

堂々とした塀に囲まれ、その日(12/3)も生花が供えられていた

裏手から松平伊豆守信綱のお墓を見る 庶民のお墓とは別格

深紅のモミジが風情ある雰囲気を醸す

今年の紅葉も12月10日あたりで終わる 来年も見事な紅葉を期待

尚、境内には島原の乱供養塔、「電力の鬼」松永安左エ門、漱石の小説【草枕】に登場する「那美」のモデル前田ツナ(卓)‥‥のお墓も点在する

今年も残り3週間 元気に過ごしたい      ではまた

 

 


19-48 平林寺紅葉2019 (1)

2019-12-04 17:48:26 | 身近な写真

 先日(11/30)友人と上野でランチ後、国立博物館東洋館の特別展「人、神、自然」を観た。(18歳以下と70歳以上は無料)

これはアラビア半島 カタールの王族のコレクション117点。作品群は紀元前3000年から5世紀ぐらいまで。どれも素晴らしい作品だが特に作品番号109「鼻飾り」(ペルー/モチェ文化2~4世紀)にオランダの画家 フェルメールが好んで使用したマリンブルー絵の具材料【ラピスラズリ】が使われている。驚き。眼の輝きは1800年後の現在も鮮明なブルー。2020年2/9まで。是非ご覧あれ。展覧会後 パリ ルーヴル美術館に入るとのこと。参考までhttps://www.culture.city.taito.lg.jp/ja/news/14102

国立博物館東洋館 右側に小さいが看板が見える

上野公園の池の周り 観光客でにぎわう 後方が国立博物館 

 紅葉の季節。 平林寺紅葉2019を2回お届けします。大勢の観光客(12/3)。交通渋滞がすごい。台風19号でやられたのか傷みの葉が気になる。今年の紅葉は10年前より10日ほど遅い。地球温暖化の影響か? スペイン・マドリードでCOP(国連気候変動枠組み条約国会議)25開催。日本の火力発電所増設が批判されたとも。火力発電無で何とかならないものか?

 スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)の願いも納得。この美しい自然が永久に維持されんことを願う。

平林寺山門 350年以上の年齢 岩槻から移築された平林寺のシンボル

総門脇から入りすぐの場所 最も優雅に紅葉する場所

同じ場所 見応えあり

同じ場所 女性カメラマンが増えた?

方生池(ほうじょういけ) 錦鯉が泳ぐ 水面に紅葉が幻想的に写る

鐘楼の紅葉数年前から立入禁止区域になった ここの紅葉が素晴らしいのだが

これも 鐘楼の紅葉 そばに行けないのがつらい 

輝く黄葉だ 深紅とのコントラストが素晴らしい

最も好きな背の高い紅葉 見上げる人が少ないが 1本の木にどれぐらいの葉っぱがあるかな?

 

燃えるような深紅 来年まで見納めだ 頭に焼き付けたい

次回は大河内松平家廟所にあった菩薩像と小畠助左衛門の墓などをお送りする。

                              ではまた