写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

23-02 ワールドベースボールクラシック、ウクライナ侵攻、パンダ人気のギャップ

2023-03-11 13:09:25 | 世界の美術品展から

3/1春一番が吹き気が付けば3月に。もうすぐ桜の便りが聞こえそうなほど暖かい日差しだ。1月~2月は寒かった。右手の霜焼けが凄く参った、今もチョコレート色だ。

3/11東日本大震災から12年。あの痛ましいTV映像は今も鮮明。 あの年 3月3日に生まれたばかりの孫が我が家で震災にありパニックに。夕方粉ミルク用のペットボトル入りミネラルウォーターが売り切れて大騒ぎした。その孫は4月に中学1年生になる。

3/8ワールドベースボールクラシック(WBC) 始まる。9日中国戦(8-1)、10日韓国戦(13-4)で2連勝。ハーフのヌートバー選手(愛称 たっちゃん カージナルス)が話題だ!お母さんが埼玉県東松山市出身。

ノーベル文学賞作家 スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』(三浦みどり訳)を読んだ。第2次世界大戦《ドイツーソ連戦》に従軍したソ連、ベラルーシ、ウクライナ等の旧ソ連邦軍の女性兵士の生の声の記録。15~20歳の女性が“ナチスドイツをやっつけるんだ”の思いで兵士に応募し、戦場を駆け巡り、戦後どんな苦しみを味わったかインタビューに答えている。作者アレクシェーヴィチベラルーシの女性作家で2015年ノーベル文学賞を受賞している。中身は省略するが勝っても負けても苦しみは変わらずインパクトが強い。

ウクライナのイーホル・クラフツォフ君(9)の言葉『昔、ウクライナ人はロシア人と一緒にドイツと戦ったでしょ?それなのに、今ロシア人に攻撃されて、ドイツ人に助けてもらっている。どうして?』 2/28朝日新聞から 私も同意見。 ウクライナ侵攻に関する専門書が沢山並ぶ。読んで勉強せねば・・

スーパー人気パンダ シャンシャン(メス5歳)中国へ返還(2/21)  シャンシャンがついにいなくなったね 寂しいな! おしゃまなパンダ 四川省の施設で活躍するだろう。 見学ツァーが組まれるかも!

軍事アナリスト 小泉悠さんの妻エレーナさんの言葉ロシアは常に少し異常事態です・・ (朝日新聞コラム 一語一会1/26)・・小泉悠さんのコメント⇨ロシア人は《戦争と平和、有事と平時の間には、とても大きなグレーゾーンが広がっているいう認識ロシア人には完全な平和、完全な平穏という感覚がないかもしれませんね 考え方の基本が日本人と違う⁉

ヨーロッパに行く北回り航路はロシア上空を飛ぶが1万m上空から見下ろすと 何時間も真っ白な雪原=ツンドラが延々と続く ロシアはなんと広いな!(ウクライナ侵攻後 立ち入り禁止)

  ♦         ♦        ♦

 

さて写真は 自然と人のダイアローグ(国立リニューアルオープン記念) その2です

カスパー・ダーヴィド・フリードリヒ(ドイツ 1774-1840) 夕日の前に立つ女 フォルクヴァング美術館   日の出の前の女性 との解説もある。どちらが正しい⁇ 44歳のフリードリッヒが25歳の女性と結婚し幸せ感が充満しているとも! 心惹かれる一枚です

 

ギュスターヴ・ドレ(フランス1832-1883) 松の木々 国立西洋美術館 フランスのイラストレーター、画家 ほとんど知らない

カール・グスタフ・カールス(ドイツ1789-1869) 高き山 フォルクヴァング美術館

医者、画家 アルプスの急峻さがV字で読み取れる 若いころワンゲルで登山したことを懐かしく思い出す

ギュスターヴ・クールベ(フランス1819-1877)  フォルクヴァング美術館  故郷富山の岩瀬浜も・・・

 

ギュスターヴ・モロー(フランス 1826-1898) 聖なる象 国立西洋美術館

象徴主義 聖書 、ギリシャ神話から題材をとり神秘的な絵画で知られる

ポール・ランソン(フランス1864-1909) ジギタリス(注 花の名前) 国立西洋美術館  ナビ派 浮世絵の影響が強い 装飾画を描く

ポール・ゴーガン 海辺に立つブルターニュの少女たち 国立西洋美術館 これがゴーガンだ

ポール・ゴーガン 扇を持つ女 フォルクヴァング美術館 浮世絵=ジャパニズムの影響が濃く

扇を持っているが 日本物?

ポール・ゴーガン ノアノアより(死霊が見ている) 国立西洋美術館

ロヴィス・コリント(ドイツ1858-1925) 樫の木  国立西洋美術館 ドイツ印象主義の画家

世界中植物絵は同じに見えてしまう

クリスティン・ロールフス(ドイツ1849-1938) 森の中 フォルクヴァング美術館

表現主義の画家 結構現在性を有し好きな絵を描く  好感が持てる

ポール・セザンヌ ポントワーズの橋と堰(せき) 国立西洋美術館 

ポール・セザンヌ ベルヴェの館と鳩小屋 フォルクヴァング美術館 これぞセザンヌと一目でわかる色彩感覚

 フェルデナント・ホロラー(1853-1918 スイス) モンタナ湖から眺めたヴァイスホルン

フォルクヴァング美術館  爽やかな湖水面と山岳そして雲海 心が落ち着く

アクセリ・ガッレン・カッレラ(1865-1931フインランド) ケイテレ湖 国立西洋美術館

水面の模様が美しい 

テオ・ファン・レイセルベルヘ(ベルギー1862-1926) ブローニュ・シェル・メールの月光   フォルクヴァング美術館  ジョルジュ・スーラの点描画法をベルギーにもたらす  静寂さがあふれる なかなか素晴らしい1枚

 

ポール・シニヤック サン・トロペの港  国立西洋美術館 いかにも典型的な南フランスの港町

 ポール・シニヤック ポン・デ・ザ-ル橋 フォルクヴァング美術館 南フランスのローマ時代の水道橋が2000年の時を経て観光客を呼ぶ 一部今も使われている?

     ♦         ♦        ♦

♠ 花粉症の私にはつらい2か月の始まりが来た

 終末時計 最短の残り90秒に!!

毎年この時期にアメリカの科学者が発表(米科学誌「ブレティン・オブ・アトミック・サイエンティスツ」掲載)

前年100秒⇒90秒に主な原因は①ロシアによるウクライナ侵攻北朝鮮の過去最多の弾道ミサイル発射イランが濃縮ウラン拡大等 反対に再生エネルギーへの投資増がプラス要因とも・・・この地球がこれ以上 危険な状態になってはいけない

ローマの繁栄からまだたったの2000年、少なくとも後2000年は存続してほしいと願うばかり

 

                                      ではまた