写真と文章で楽しむ小さな小さなギャラリー

折々の写真と短い説明文を不定期に更新したいと思います。

19-28 女子ラグビー観戦  (現地4/7 お昼)

2019-08-28 11:12:00 | 旅行

 8月ももうすぐ終わる。 この頃朝顔百日紅が満開だ。 時季外れの気もするが‥。九州では何十年に一度の豪雨のニュース。佐賀駅に水侵入。

 アムステルダム国立美術館からリッセキューケンホフ公園)に向かう途中大きなラグビー場を見下ろすレストランへ。メニューはオランダ風パンケーキ(パンネクック)。

 女子ラグビー観戦しながらのランチ。コーチの声が飛ぶ。客席はまばら。多分練習試合か?若々しいエネルギーを発散。初めて見る光景。食事もそこそこにそのファイトぶりを数枚撮った。

 さて9月に日本でワールドカップラグビー開催。新聞は連日特集。盛り上っている。チケットが取れないほどの人気とか。熊谷市にも女子ラグビーチームがあると聞く。多分対オランダ戦が見られると思う。大いに期待。

紫と薄ピンクのアサガオ 富山弁でキトキト!

台湾ユリ(高砂・タカサゴ・ユリ)の花にあったセミの抜け殻  どうしてこんな所で脱皮?


スクラムもしなやかに 若さ溢れるプレー

とても高いトス 見事  観客席はガラガラ 練習試合?

パス回しはどうだ!   タックルだ!

もうすぐスポーツそして食欲の秋が来る       ではまた


19-27 RijksMuseum(リュークス)2 巨匠 レンブラント(現地4/7午前)

2019-08-22 21:20:14 | 旅行

高校野球決勝戦履正社が優勝。おめでとう。素晴らしい試合内容。敗れた星稜高校にも拍手を送る。今回もRijks

 巨匠レンブラント・ファン・レイン(オランダ1606-69)の「夜警」「ユダヤの花嫁」、ファン・ダイク(ベルギー1599-1641)「チーズのある静物画」、ヤン・ステーン(オランダ1626-1679)「聖ニコラスの祝日」「楽しい家族」、バルタザール・ファンデル・アスト(オランダ1590-1657)「」…が目玉作品。私にはツァー最大のエベントだがたったの1時間。まずは代表作へ突進。

 レンブラントの大作「夜警」は世界三大名画の呼び声が高く、‎Rijks超目玉。描かれた人物から『フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊』と呼ぶのがベターらしい。オランダ黄金時代の1642完成、サイズは363㎝×437と巨大。市民を外敵から守る自警団諸氏面々。明暗法で描き誇らしげな隊長が浮き彫りに。この時代(17世紀)ハプスブルグ家、他の都市国家が複雑に利害関係にあり自警団が重要な役割を果たした。この絵の特徴は動的(従来の人物画は写真のごとく静的)大勢の隊員が2人を際立たせるこの描写法は中世17世紀と言う時代では革新的だったんだね。彼は63歳で亡くなるが57歳の時2番目の妻ヘンドリッキュをなくし死の前年息子ティトスを27歳で亡くし自己破産していた晩年は大変だったとのこと。ハッピーライフ、ハッピーエンドは難しい!!

 尚、ヤン・ステーンの作品は心理的洞察が隠されている。興味のある方はhttps://www.musey.net/artist/155 参照してください

これでマウリッツハイス美術館、国立美術館、ゴッホ美術館全て見終わった。

レンブラント自画(再掲) この絵はかなり疲れた感ある 本物に近いかも

レンブラント 夜警 主役の2人が浮き出ている(明暗法)皆さん活き活き、サイズは363㎝×437㎝と巨大

ファン・ダイク チーズのある静物画 変色のグラジュエーション、生物のさまが見事

ヤン・ステーン  楽しい家族 本当は破廉恥家族?


ヤン・ステーン ニコラスの祝日  この絵にも毒がありそう

バルタザール・ファンデル・アスト(オランダ1590-1657) 花 ヤン・ブリューゲル(ベルギー1568-1625)的静物画 見ただけでは区別がつかない

アムステルダム中央駅の運河沿いの巨大な自転車置き場 日本とはスケールが違う

アムステルダム 最新型トラム 乗り心地良さそう

                                 ではまた


19-26 アムステルダム国立美術館1(‎RijksMuseum)フェルメールに再会(現地4/7午前)

2019-08-19 22:06:32 | 旅行

 久しぶりに野火止用水遊歩道を散歩。前回はヤマユリ撮影。蝉の死骸があちこちに。そして1.3mほどの蛇 青大将に出合った。ヘビはあまり好みではないが、まだまだ爬虫類がいることに自然を感じ、ホットした。

 アムステルダムは1928年オリンピック開催地.日本人では人見絹枝800m走で銀メダル2分17秒6 、織田幹雄 三段飛び、鶴田義行200m平泳で金メダル。

 ゴッホ(鑑賞1時間)の次はアムステルダム国立美術館(Rijks 鑑賞1時間)。この美術館は1885年開館のネオルネッサンス様式の大きな建物。Rijksには17世紀オランダの画家フェルメール(オランダ1632~1675)、レンブラント(オランダ1606-69)の代表作品がずらり。

 フェルメールの「牛乳を注ぐ女」「小路」「青衣の女」「恋文」の4作品も所蔵。代表作「牛乳を注ぐ女」、「青衣の女」は昨年秋日本に来た。今回再会だ。まだ見たことのない「小路」「恋文(大阪会場のみ)」がどうしても見たかった。残念ながら「恋文」は今回も展示ない!(貸出中?)。フェルメールの作品はどれも小振りで近寄らないと細かいところが見えない。比較的すいていてじっくりと鑑賞。

 他にフランス・ハルス(ベルギー1581-1666)陽気な酒飲み」、ヘンドリック・アーフェルカンプ(オランダ1585-1634)スケーターのいる冬景色」「氷上の遊び」、ヤーコプ・ファン・ロイスダール(オランダ1628-1682)ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車」、ヘラルド・ファン・ホントホルスト(オランダ1592-1656)サチュロスとニンフ」等素晴らしい作品を紹介。次回はレンブラント他を紹介。

アムステルダム国立美術館(rijks)正面 1885年開館 ローマ式の半円形が見事

車窓から アムステルダム国立美術館の側面を見る 大勢の観光客とチューリップ庭園風景

フェルメール 代表作 牛乳を注ぐ女 一瞬の静寂さが伝わる 再会だ

フェルメール 小路 やっと見れた!最高の収穫  小さな作品にファンが取り囲む

1654年弾薬庫の40トン以上の火薬が爆発しデルフト市街の4分の1が破壊され、死者100人以上、数千人が負傷する大惨事が起こった。この時フェルメールの師匠とみなされる画家カレル・ファブリテウスが犠牲となり、彼の絵画の大半も失われた。フェルメール「小路」は古い街並みを残そうとの思いが込められているそうだ

フェルメール 青衣の女 どんな手紙を読んでいるか? 日本に来た。再会だ

ロイスダール ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車 日本に来た 再会

 ヘンドリック・アーフェルカンプ 氷上の遊び ピーテル・ブリューゲルの作品かと思った

ヘンドリック・アーフェルカンプ スケーターのいる冬景色 彼は冬景色が大好きかも?

ヘラルド・ファン・ホントホルスト ギリシア神話から  サチュロスとニンフ 神話ではサチュロスは「豊穣の化身、欲情の塊」だそうな

フランス・ハルス 陽気な酒飲み 酔っ払いの雰囲気が見事…こんな作品が売れるかな?

                                ではまた



19-25  炎の人 ゴッホ アムステルダム ゴッホ美術館 (現地4/7午前) 

2019-08-13 10:58:36 | 旅行

 ジ~ジ~ジ~。ミ~ン、ミ~ン アブラゼミ 、ミンミンゼミの二重唱。超大型台風10号接近。101回高校野球で富山代表 高岡商業が2回戦を突破。よくやった! 

 オランダの画家と言えば 《炎の人 ゴッホ(1853~1890)オランダ南部フロート・ズンデルト生まれ》。 そのゴッホ美術館鑑賞。ゴッホの絵は生前1枚しか売れなかったという逸話(売れた1枚は「赤い葡萄畑」1888、プーシキン美術館蔵)、その為あまり散逸しないで現存する。オランダにはファン・ゴッホ美術館、クレラー・ミュラー美術館、国立美術館(‎Rijksmuseum)がある。

今回はゴッホ美術館だ。弟のテオが所有した売れない大量の絵画はテオの未亡人ヨハナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル(1862-1925)とその息子フィンセント・ヴィレム・ゴッホに引き継がれた。それらをベースに1973年(46年前)に開館。ますエントランスを入ると一面に自画像がワンサと並んでいたのが印象的。

 主要所蔵作品は「ジャガイモを食べる人々」「画家としての自画像」「寝室」「黄色い家」「ヒマワリ」「カラスの群れ飛ぶ麦畑」「ラ・クローの収穫風景」…。「ジャガイモを食べる人々(1885)」は初期の代表作。画面が暗い。ランプの下でジャガイモを食べる貧しい農夫5人。しかし眼には怒気を含みいつか見ておれ!の気迫が…。彼も貧乏で同様な暮らしだったかと思う。

 この美術館は撮影が不許可。従って作品写真はない。その為小型の写真集を購入(Van Gogh postcard book 12.95€)。 ゴッホは日本にあこがれ「花魁=おいらん(1887)」(溪斎英泉による)を描いた。いわゆるジャポニズム。彼が絵を描いたのはわずか10年(27~37歳)。弟テオの全面援助、日本人商人林忠正と浮世絵画家ゴーギャンとの確執、耳切事件の主治医フェリックス・レー、オーヴェール=シュル=オワーズ時代の主治医ガシェ郵便配達夫ジョセフ・ルーラン絵の具屋タンギー爺さん。ゴッホはこれらを画材にした(日本人の林忠正の絵はない)。精神を患いオーヴェール=シュル=オワーズで37歳自死。本当に残念です。

 私が見たい最高の傑作「星月夜(1889)」はアメリカニューヨーク近代美術館(‎MoMA)にある。いずれの日か見たい‼

バスを降りゴッホ美術館に向かうご一行

ゴッホ美術館の入口のパネル 小さく質素?

ゴッホ美術館は撮影禁止 複製画ヒマワリの前で記録写真のみ

ゴッホ美術館周辺の景色

                               ではまた



19-24 オランダ スケベニンゲン(Scheveningen)にて北海夕日(現地4/6夕方)

2019-08-07 10:03:34 | 旅行

8/4 全英女子ゴルフ(Milton Keynesミルトンキーンズ)渋野日向子さん優勝。スマイリング シンデレラ 笑顔が爽やか。私は名前も知らないニューフェース。 

 デン・ハーグから首都アムステルダムに向かう途中(北西6km)スケベニンゲンで夕食。ここは北海に面した超高級リゾート。日本では変名で有名なスケベニンゲン(Scheveningen=オランダ語で「斜面の村」の意味)。現地での発音はスフェヘニンゲン(バスのドライバー)と聞こえる。海岸沿いに立派なマンション、商業施設群。夕食は美味しいビールとクロケット=コロッケ。食べながら北海の夕日を眺める。ギター伴奏で女性歌手が雰囲気を盛り上げる。食後海浜を散策。久し振りに大海原を見た。日本人にとって海は心安らぐ。蛇足だがゴッホに「スヘフェニンゲンの海の眺め」という作品があるらしい。

レストランからの眺め 海に突き出た展望台 高級そうなレストランが並ぶ

展望台に向かうブリッジからの眺め  左手に商業施設群  北海に夕日が沈む


女性歌手とギター伴奏者 中々素晴らしい歌姫だった 曲は?

ブリッジで説明を聞くご一行 右からドライバー、ツアコンさん、富山出身のご夫婦、同行の強矢(すねや)さん

明日はいよいよアムステルダム観光だ!

                                    ではまた