なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

ゆっくり、でも少しずつ前に!

2013年04月01日 | S.S.
 先日から父が薦めてくれていた本を、帰省した際に貰い受けて読みました。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を決める』小林弘幸(順天堂大学医学部教授)サンマーク出版 内容は、自律神経をバランスよく保つことで健康が保たれるというもの。子どもの頃以来、過度の交感神経優位で常に過緊張によるストレスにより心身ともに健康を損なっていることを自覚している私。
 五十肩になったのは2年前のことです。痛みが一番ひどいときは、毎晩身体を硬くして眠るため、朝起きたら身体じゅうがカチカチになって痛くてたまりませんでした。肩も手も動かせない、車の運転さえままならない。自暴自棄になっていた時に、私の身体の不調をひとつひとつ説明してもらえる出会いがありました。

 親に気を使い、回りに気を使い、家族に気を使い・・・過度の交感神経優位。自律神経のアンバランスによる血液循環の悪さと臓器の機能低下。加えて、小さな肺(先天的)と大きな下半身(交通事故の後遺症)というアンバランスな身体を有したことによる慢性的な身体内の酸素不足。酸素不足による疲労物質の細胞内への蓄積、滞留。体調が良くなるわけがなかったのです。

 この本によると「交感神経」が低くても良くないとのこと。両方の自律神経がバランスよく働いていることが一番の健康の秘訣だそうです。本に書いてあった健康の秘訣のポイントまとめてみました。箇条書きで説明不足かも知れません。詳しいことは本を読んでみて下さい。

〇副交感神経が低下すると血管が老化し、免疫力が低下、身体は病気になりやすい。
〇交感神経が活性化していることも大事。適度な刺激、適度な行動。適度なやる気。
〇腸内環境が大事。腸が汚れると、汚れた血液が体を回って全身が不調になる。
〇朝は体調が不安定。運動をするなら夜。ハードなジョギングよりウォーキングが良い。
〇笑顔が大事(口角が上がる笑顔)。愚痴を言わず、弱音を吐かず、笑顔で努力をする。
〇緊張場面では、深呼吸。急いでいる時には、「ゆっくり早く」が理想。

 50歳で折り返し。これからの人生はいただいたものだと思います。でも、神様は私をのんびりさせて下さらなかった。体調不良に悩まされた後に、体調不良の原因を突き止めて、心身ともに上向いてきた今は、一生懸命頭を使い身体を動かして働かないといけなくなりました。これが神様が与えて下さった私の運命。でも、有難いです。今こうしてチャンスをいただけたことに感謝して、ゆっくり前に進んでいこうと思います。

 原発の問題も、エネルギーの問題も、エコの問題も、今の日本は問題は山積み。社会問題について、一市民として関わって何かをする時間が今は取れないこと・・・が、ちょっと残念。積極的に関わることが今はできないけれど、勉強することはできるし、知って考えることもできる。今はそんな関わり方をしていく時期なのかなと思っています。なな色シスターズの皆さんから、誌上を通して、あるいはプライベートで、学ぶ機会をいただけることをとても嬉しく思っています。私も気になる記事を紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします♪

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