なな色メール 

シュタイナーの勉強会の仲間と始めたニュースレター。ブログでもその一部をご紹介していきたいと思います。

”脱肉食(アンチミートイーター)” のすすめ Ⅵ  まずはミートフリーデイをつくってみませんか?

2013年04月01日 | ともこ
牛乳も人間にとっては体に良いものではないのです。実は私は幼少の頃より牛乳大好きで育ちました。もともと小柄だった私は背が高くなりたくて風呂上りにはコップ一杯ゴクゴクと一気に飲んできました。10年前に自然育児友の会に入会したママ友にその会員の中に「牛乳は飲まない」と言っている人がいると聞き、「じゃあ、何を飲めばいいの?」と驚いた覚えがあります。そこで私は豆乳なるものの存在を知りますが、早速のトライも味が受け付けられず遠ざかっていて、その後今のように牛乳を完全にやめたのは4,5年前だったと思います。つまり6年ほど切り替えられずにいたのです。

牛乳の害についての本をやっと最近読みました。以下に内容を要約、転記します。

「近年では、アメリカで多くの医師が牛乳、乳製品の被害に警鐘を鳴らしています。『責任ある医療のための医師の会』というものを約5千人の医師たちが作っています。そして、
「動物性たんぱく質は血液を酸性に傾けるので、体はそれを中和するためにカルシウムを骨から引き出す」と説明し、
「牛乳のように動物性たんぱく質を多く含むものをのんでカルシウムを摂取しても骨粗鬆症の予防に役立つという科学的根拠はない」と明言しています。

カルシウムの吸収率は牛乳ではわずか32%であるのに対し、緑黄色野菜では、50%を超えていることを指摘し、少量でも効率的にカルシウムを摂取できると植物性食品を推奨しています。

厚生労働省研究班が2008年に発表した調査では牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多く摂取すると、飽和脂肪酸が血中ホルモンの濃度を上げて、前立腺癌リスクが高まる可能性が指摘されています。

牛乳は完全栄養食品の名に値しません。乳幼児のアレルギーの原因になり、成人には下痢と胃痙攣を引き起こし、場合によっては心臓発作と脳卒中の危険因子となる恐れすらあるからです。牛乳は子牛にとっての完全栄養食品である。哺乳動物は生まれてから離乳するまで他の種の乳を飲まず、いったん離乳したら二度と乳を飲まないのが生物学の法則である。自然の摂理に反して牛の乳を飲んでいるうちに人体にとって有害な各種成分が生理機能を乱し、子どもでは主に消化器官、アレルギー、小児糖尿病、大人では三大疾患(癌、心筋梗塞、脳卒中)を含むさまざまな生活習慣病を引き起こすおそれがある、といいます。

戦後、栄養失調を多くの国民が保有していたので、日本では国策として牛乳を奨励し、今も「食生活指針」の中で牛乳、乳製品の摂取を国民に呼びかけています。テレビや新聞ではカルシウムが足りていないことに対し、牛乳のカルシウムが吸収がいいと宣伝しています。しかし、牛は草からカルシウムを摂取しています。植物は土や水の中のカルシウムを吸い上げて蓄えていますから、私たちも穀物や豆類、野菜、果物、海藻などの植物性食品からカルシウムを摂取できることになります。実際、日本人は太古の昔からそうして健康に暮らしてきました。」


ネット上のコミュニケイトサイト、face bookにて見つけた話題に、日本で食事の前に手を合わせて「いただきます」と言うことの意味を外国人に訊かれたら何と答えるか?というものがありました。多くの日本人は「食べ物の命を頂くことに感謝するのだ」そう答えると思うとそこでも書かれていました。文中に紹介された『自炊男子』という本の中で主人公が出会った素敵な大学生女子の小学校の時に朝礼で校長先生が話してくれたといういい話。

「いただきます」「ごちそうさま」をなぜ言わなければならないのか分かりますか? 
「いただきます」の意味の一つは作ってくれた人の命をいただくということです。 
命とは時間です。 
ある人が八十歳で亡くなったとしましょう。 
ということは八十年間という時間がその人の命だということです。
今朝、皆さんのお母さんは三十分かけて朝ごはんを作りました。 
今日の夕方、お母さんは一時間かけて夕ご飯を作ります。 
その朝ご飯にはお母さんの三十分ぶんの命、夕ご飯には一時間ぶんの命が込められているのです。
皆さんが生まれてからこれまでの間、お母さん、お父さんは、自分の命の時間を使って、皆さんを食べさせてきたのです。 
(中略) 
心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。 
食べ物と作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

料理をしてくれた人の時間(命)への感謝。これ、嬉しいですね。時間を割いて “ままざめ”をしている身としては。子どもたちにも自炊をさせなくては!今、長男の学校の家庭科の宿題で週末には食材を買って作って家族に食べてもらうというものもあって、親から子へと食について教えるきっかけや、生活の知恵を伝える機会が出来ています。

もう一つその話題では『いのちをいただく』という絵本のお話もつづきに紹介されています。食肉センターに勤めている男性のお話です。牛を殺すのが仕事です。毎日辞めたいと思っていたSさん。それでも彼の息子は嫌な仕事でも誰かがやらなくては食べられないからと尊敬をしているとあります。そしてある日、今まで家族同様にして暮らしてきた牛を売った家の子どもと出会うのです。経済力と食糧に変えたその一家の子どももお金のほかにその牛の肉ももらって感謝を寄せるというお話が載せられていました。結論的には人間のために仕方ない。だから、感謝をして“いただきます”という事でした。何も考えずに切り身になった肉を当たり前のように料理して食べ、多いと残す(捨てる)ということよりは、いいお話だと思います。牛を育てた人の思い、牛を殺す人の思いもあるのだと思っていただく…。牛の命に対しても感謝をする。

昨年秋ごろに東京「賢治の学校」主催の鳥山敏子さんの本を読みました。1996年に行った授業について描かれた物です。今から16年前くらいに、原発労働について、肉食について、性(命)について突詰めて小学校の授業に取り入れた記録です。画期的です。賛否両論あったようです。原発内で働いてきたという男性をゲストに呼び子供たちに体験を話してもらいます。するとその差別的な労働者の待遇の悪さ、ずさんさ、危険さが浮き彫りにされていました。あの頃にこんな事を子ども達と考える授業をしていたとは!肉食については、鶏に始まって、豚を丸ごと一匹全て残さずにありがたく殺して料理をして食べて食べないところも有効に利用するという人間が生きるための作業を通して人間の生きることを経験でき、子どもたちも成長できたと思いますが、今は 肉を“食べない”という選択もあり得るし、栄養学的に問題ないことが言われているので、これは新たに考え直すべきだと思います。

“食べたものが行動、容姿に現れる。動物たちの殺される時の恐怖、悲しみの感情はネガティブなエネルギーとして肉に残っていて、それを食べた人の中に取り込まれまれる。”これはマクロビオティックスの世界的リーダー久司道夫氏の言葉です。(アボリジニの本でも聞いたことが・・・!)

皆さんが、まだすぐには今までの食の習慣を変える事に抵抗があって、また、他の家族との関係においての不安からすぐには変われないということは理解できます。なので、責めはしません。最後まで読んでもらえ、感謝しています。そして、読んでいただけたならば、皆さんなら少しは今の食肉文化の問題が多大なものである事を理解してもらえたと思っています。そして、ひとつお願いしたい事があります。一週間の中のたった一日、肉をとらない日を作ってみることから始めてみませんか?
 
私は料理をする時、今までのように手早さばかりに気をとられず、心をこめて作りたいと思います。お礼を言ってくれたらそれでいいから。昔、若い頃観た映画『赤い薔薇ソースの伝説』では料理をする女性の感情が、食べた村人や家族に変化を起させたという逸話がありました。本当かも!?

人間だけが偉いと思っていると天罰が下ります。宮沢賢治もベジタリアンだったようですよ。全ての者が幸せに、には生きとし生けるもの全てが含まれていたのだと思います。鳥も動物も山も森も海も川も風も星も花も…。


参考文献:
「人間の大地」「今あなたにできること」 犬養道子著
「わたしが肉食をやめた理由」 ジョン・ティルストン著
「10代からのマクロビオティックス」 久司道夫著
「まだ、肉を食べているのですか」 ハワード・F・ライマン、グレン・マーザー著
「なぜ「牛乳」は体に悪いのか(医学界の権威が明かす牛乳の健康被害)」 フランク・オスキー著
「いのちに触れる」 鳥山敏子著

雑誌:
 「Veggy」

Webサイト:
 菜食のススメ
 ベジタリアン食材通販ショップ<ハーモニー・ガーデン大地のたより>
 ベジタリアンのための菜食食材ショップ かるなあ
 マクロビオティックマルシェ
 BIOKURA

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