当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

海龍王寺

2010年06月17日 | 日記
秋篠寺から大和西大寺駅まではあいかわらず徒歩で移動

でもさすがに駅からはで移動。
‥だって平城京のとこ、すごい日差しなんだもん

ま、乗って正解でした。改めて結構な距離だったことを実感した

そして到着。海龍王寺。


本で、『法華寺と海龍王、どちらの十一面観音像が好き?』みたいな企画があって、見比べやりたかったんですよ


経堂。
ここに十一面観音増があります。
特別公開の時期ではないので斗帳はかけられていましたが、別に正面からならお姿しっかり見ることが可能。

特別公開時期でもない上に質素なお寺なので、貸切状態で拝観できました

この観音様は細工がすごい
サイズは、厨子に入っていることもあり決して大きくはないのですが、胸元の飾りとか、本当に細かいんです。
スリムなお身体に、がっつりアクセサリー撒かれている感じ。
身体のせいか華奢な雰囲気です。
ついついじっくり見させてもらっちゃいましたよ

あと、このお寺は西金堂に納められている、五重小塔が国宝の品

建物の中いっぱい②に納められています
外からもちゃんと見えるような配置。
元興寺にあるのとはまた雰囲気が違ってますね、なんと言うか‥ちょっと御神輿っぽいイメージ。
造りはめちゃ細かいですが、組み立ての雰囲気がなのかな?
建物のサイズもあるのかも‥だけど。

お庭には大きな桜もあって、春は素敵そう
個人的には、十一面観音さまがお美しかったのでとっても良かったです

ついでに‥

2010年06月17日 | 日記

南門の前に八所御霊神社があります。

この神社は秋篠寺の鎮守社だった神社です。

砂の手入れも行き届いていて、綺麗になっていました
お参りに来た際にはぜひこちらにも御参拝を

秋篠寺

2010年06月17日 | 日記
西大寺から再び歩くこと、15?20?分。

次なるお寺、秋篠寺に到着
東門から入りました。


競輪場の近くですが、試合の日ではなかったので、本当に静かなもの。
民家に囲まれているからかな?
門を境に、空気が違う雰囲気

門をくぐって行くと、苔が綺麗な金堂跡。

ここは一面に苔があって、すごい綺麗

その奥に受付があって、いざ中へ


本堂の中には、仏像がたんまり

このお寺で一番有名なのは、伎芸天
形の美しさもさることながら、日本で唯一現存している伎芸天の仏像です

本当に、なんとも言えない曲線美なんです

女性らしい曲線に、首の角度と微笑み。
“ふんわり”って表現が一番合う。
すごく綺麗なのに、妙に洗練されきった感じとは違って、庶民っぽさもある温かみ。

角度によって、結構肩のあたりの肉付きががっしりにも感じますが、その逆方向から見ると華奢に見えたり‥。
個人的には少し左側から見た方が好きだったかな?

他の仏像も素敵でしたよ~
最近お気に入りな日光・月光菩薩もいらっしゃったし
見応えががっつりあった。

なかなか渋くて綺麗で落着けます
また行きたいなぁ